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決闘準備2
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「アレク、決闘に出る者と会わせてくれないか?」
「わかったよ、少し待ってね。」
お爺ちゃんにそう言われたので、俺はヴァン達と念話をした。
『ヴァン今少しいい?』
『はい大丈夫ですよ、何かございましまたか?』
『お爺ちゃんが決闘に出る人を合わせて欲しいって』
『そういうことでしたか、グリーと共にすぐに参りますから、少しお待ち下さい。』
ヴァン達に確認を取れたので、お爺ちゃんにそう伝える。
「お爺ちゃん、もう少しで来るから。」
「分かったぞ。」
さて、ディーの方はと思ったら。ディーは自らこちらに来てくれた。
「ちょうど良かったよ、ディー。」
「ヴァンからさっき連絡あってね、まずは自己紹介だね僕は精霊のディーです。アレクのお爺様ですね、宜しくお願いいたします。」
「そう硬くならんでもいいぞ、儂のことはレイ爺とでも呼んでくれ。よろしくなディー君。」
硬くならないと言っても、レイ爺とはかたさがなさすぎだろう。
「分かったよ、よろしくねぇ~レイ爺。僕も決闘に出るんだ一緒に頑張ろうね!」
「やはりかぁ、儂より強そうだしのぉ。彼奴の貴族を優位に見る態度を一変させてやるわい。」
やっぱりお爺ちゃんは、相手の侯爵のこと好きではないそうだな。
「遅くなって申し訳ございません。」
「いや、そんなまっておらんぞ。それに儂が呼んだんだ。儂がお礼を言わなければならん。」
「そう言って貰えるとありがたいです、私は執事のヴァンと申します。隣にいるのが料理人の、グリーです。よろしくお願いいたします。」
「儂はアレクの祖父のアンドレイ・ハーゲンだ。宜しく頼む。」
「おう、よろしくな!それと我はおやつを持ってきたのだが座って食べねぇか?」
「やったぁ!何々?」
「抹茶アイスだ。トッピングに餡子がある。」
「早く座って食べよ!」
とディーはおやつと聞くなら俺たちを早く椅子に座らせ、アイスを食べ始めた。
「我は他のみんなにあげてくるから楽しんでいてくれ。」
「分かった、グリーありがとう。」
「いいってことよ。」
俺たちはひとまずおやつタイムを食べた。お爺ちゃんが喜んでくれて良かった。
おそらく、グリーは甘さを控えめにしてくれたのだろう。いい料理人を持ったものだ。
「みんな決闘出るんだよな?それなら少し面白いことをしようではないか、アレク何か案はないかの?」
急に無茶振りだな!決闘ってそんな軽いものなのか、それにお爺ちゃんってそんなことが好きなの?
「アレクそれなら僕たち専用の武器を作って、みんな同じ格好しようよ!それも普通の格好じゃなくて、仮面つけて別名持ちの奴!」
「ディー君、それはいい案じゃ!マントをつけてみんなの後ろに正義とでも書こうか!」
「レイ爺それはいい案だね!アレクは赤、ヴァンは青、グリーは黒、レイ爺は白色、そして僕は緑一色にする!」
「おお!それは面白そうじゃ!ただの決闘がこんなに面白そうなことになるとは儂も参加して良かったな!武器はどうしようかの?儂は一通り使えるぞ!」
「僕は杖で、アレクは剣でしょ、ヴァンとグリーとレイ爺はどうしようか?」
と俺とヴァンを他所に、この二人の会話は白熱する。
この二人は普通に決闘を楽しんでいるよ。
その後、決闘のことについて昼食を取り、また決闘のことを話して。明日に準備をして、眠った。
sideクレア
昼食の前にサーラも帰ってきて、男共はそのあとも話をしに行った。何か良からぬことを考えていそうだけど。
なので、私たちはレグ、サーラ、お義母さまとお茶をする。
「お母さま、お久しぶりです。」
「サーラ、久しぶりねぇ。レグちゃんも可愛くなって。見ないうちに変わるものね。婚約者が出来て変わったのかしら」
「お、お婆さま。そ、それは」
「ふふっ、いいのよ~男ができると女っていうのは変わるものなのよ。」
お義母さまも、レグを弄るのが好きよね。レグの反応は初々しくて可愛いものね。
「それより、なんで決闘なんてすることになったの?話は聞いたけど、よく知らないのよ。」
「最初はアレクが平民だと疑われ、Aクラスに相応しくないと言われたそうですが、その際王女殿下の護衛が、止めようとしたようですが、更に悪化し、アレクが家族を処刑を言われ、決闘する事になったそうです。最初はその侯爵家を滅ぼすつもりだったと、」
「そう、それならいいわ。家族を処刑と言われたら私は決闘なんかじゃなく、国外追放をさせますから、アレクは優しいわ。」
え?国外追放?確かにそれに比べればアレクはマシですか、
やはりお義母さまは味方だと心強いですが、敵だと怖いですね。
「でも、昼の様子を見るに夫も何か企んでいるようですし、面白くなりそうです。」
「何か企んでいる、ですか、」
「ええ、明日のお楽しみにしておきましょう。それより、あの辺境伯。もうじきに潰れますよ。何かやってやろうと思いましたが、その必要も無くなりました。私の娘と孫をあんな目に合わせた人をこの手でやりたかったのですが。」
あの辺境伯が潰れる?そんな兆候無かったと思うけど、
「え?潰れる?何故ですか?」
サーラも知らなかったようだ、レグの方は特にどうでも良いと感じだ。
「調べると最近、魔物の被害が多いそうですよ、さらにあそこは深淵の森が面していますから普通の魔物ではないですから、」
「なるほど、そういうことですか、」
「え?サーラどういうこと?」
「魔物が多くなってるのはアレクが関わってますよ。あの子七歳からあの森で魔物倒して居ましたから、それをしなくなったら、」
「あっ!そういう事ですか、」
「結局、アレクを追放した時点であの領地は詰んで居るのよ。アレクが間接的に報復してるから、いいザマよ。」
やはり、アレクを追放したのは愚策でしか無かったですね。
その後も子供達のことなどについて話をした。レグの話をするたびにレグが赤面したけど。
そして、夕食もみんなで食べた。
「わかったよ、少し待ってね。」
お爺ちゃんにそう言われたので、俺はヴァン達と念話をした。
『ヴァン今少しいい?』
『はい大丈夫ですよ、何かございましまたか?』
『お爺ちゃんが決闘に出る人を合わせて欲しいって』
『そういうことでしたか、グリーと共にすぐに参りますから、少しお待ち下さい。』
ヴァン達に確認を取れたので、お爺ちゃんにそう伝える。
「お爺ちゃん、もう少しで来るから。」
「分かったぞ。」
さて、ディーの方はと思ったら。ディーは自らこちらに来てくれた。
「ちょうど良かったよ、ディー。」
「ヴァンからさっき連絡あってね、まずは自己紹介だね僕は精霊のディーです。アレクのお爺様ですね、宜しくお願いいたします。」
「そう硬くならんでもいいぞ、儂のことはレイ爺とでも呼んでくれ。よろしくなディー君。」
硬くならないと言っても、レイ爺とはかたさがなさすぎだろう。
「分かったよ、よろしくねぇ~レイ爺。僕も決闘に出るんだ一緒に頑張ろうね!」
「やはりかぁ、儂より強そうだしのぉ。彼奴の貴族を優位に見る態度を一変させてやるわい。」
やっぱりお爺ちゃんは、相手の侯爵のこと好きではないそうだな。
「遅くなって申し訳ございません。」
「いや、そんなまっておらんぞ。それに儂が呼んだんだ。儂がお礼を言わなければならん。」
「そう言って貰えるとありがたいです、私は執事のヴァンと申します。隣にいるのが料理人の、グリーです。よろしくお願いいたします。」
「儂はアレクの祖父のアンドレイ・ハーゲンだ。宜しく頼む。」
「おう、よろしくな!それと我はおやつを持ってきたのだが座って食べねぇか?」
「やったぁ!何々?」
「抹茶アイスだ。トッピングに餡子がある。」
「早く座って食べよ!」
とディーはおやつと聞くなら俺たちを早く椅子に座らせ、アイスを食べ始めた。
「我は他のみんなにあげてくるから楽しんでいてくれ。」
「分かった、グリーありがとう。」
「いいってことよ。」
俺たちはひとまずおやつタイムを食べた。お爺ちゃんが喜んでくれて良かった。
おそらく、グリーは甘さを控えめにしてくれたのだろう。いい料理人を持ったものだ。
「みんな決闘出るんだよな?それなら少し面白いことをしようではないか、アレク何か案はないかの?」
急に無茶振りだな!決闘ってそんな軽いものなのか、それにお爺ちゃんってそんなことが好きなの?
「アレクそれなら僕たち専用の武器を作って、みんな同じ格好しようよ!それも普通の格好じゃなくて、仮面つけて別名持ちの奴!」
「ディー君、それはいい案じゃ!マントをつけてみんなの後ろに正義とでも書こうか!」
「レイ爺それはいい案だね!アレクは赤、ヴァンは青、グリーは黒、レイ爺は白色、そして僕は緑一色にする!」
「おお!それは面白そうじゃ!ただの決闘がこんなに面白そうなことになるとは儂も参加して良かったな!武器はどうしようかの?儂は一通り使えるぞ!」
「僕は杖で、アレクは剣でしょ、ヴァンとグリーとレイ爺はどうしようか?」
と俺とヴァンを他所に、この二人の会話は白熱する。
この二人は普通に決闘を楽しんでいるよ。
その後、決闘のことについて昼食を取り、また決闘のことを話して。明日に準備をして、眠った。
sideクレア
昼食の前にサーラも帰ってきて、男共はそのあとも話をしに行った。何か良からぬことを考えていそうだけど。
なので、私たちはレグ、サーラ、お義母さまとお茶をする。
「お母さま、お久しぶりです。」
「サーラ、久しぶりねぇ。レグちゃんも可愛くなって。見ないうちに変わるものね。婚約者が出来て変わったのかしら」
「お、お婆さま。そ、それは」
「ふふっ、いいのよ~男ができると女っていうのは変わるものなのよ。」
お義母さまも、レグを弄るのが好きよね。レグの反応は初々しくて可愛いものね。
「それより、なんで決闘なんてすることになったの?話は聞いたけど、よく知らないのよ。」
「最初はアレクが平民だと疑われ、Aクラスに相応しくないと言われたそうですが、その際王女殿下の護衛が、止めようとしたようですが、更に悪化し、アレクが家族を処刑を言われ、決闘する事になったそうです。最初はその侯爵家を滅ぼすつもりだったと、」
「そう、それならいいわ。家族を処刑と言われたら私は決闘なんかじゃなく、国外追放をさせますから、アレクは優しいわ。」
え?国外追放?確かにそれに比べればアレクはマシですか、
やはりお義母さまは味方だと心強いですが、敵だと怖いですね。
「でも、昼の様子を見るに夫も何か企んでいるようですし、面白くなりそうです。」
「何か企んでいる、ですか、」
「ええ、明日のお楽しみにしておきましょう。それより、あの辺境伯。もうじきに潰れますよ。何かやってやろうと思いましたが、その必要も無くなりました。私の娘と孫をあんな目に合わせた人をこの手でやりたかったのですが。」
あの辺境伯が潰れる?そんな兆候無かったと思うけど、
「え?潰れる?何故ですか?」
サーラも知らなかったようだ、レグの方は特にどうでも良いと感じだ。
「調べると最近、魔物の被害が多いそうですよ、さらにあそこは深淵の森が面していますから普通の魔物ではないですから、」
「なるほど、そういうことですか、」
「え?サーラどういうこと?」
「魔物が多くなってるのはアレクが関わってますよ。あの子七歳からあの森で魔物倒して居ましたから、それをしなくなったら、」
「あっ!そういう事ですか、」
「結局、アレクを追放した時点であの領地は詰んで居るのよ。アレクが間接的に報復してるから、いいザマよ。」
やはり、アレクを追放したのは愚策でしか無かったですね。
その後も子供達のことなどについて話をした。レグの話をするたびにレグが赤面したけど。
そして、夕食もみんなで食べた。
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