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スキルを試す

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ダンジョンが家の倉庫に出来て翌日。今日もダンジョンに潜る。

今日の目的は再度ボスを倒した後、次の階層に進み、スキルを試すことだ。

俺は三十分でボスの部屋にたどり着いた。

今回も前回と同じ、ゴブリンジェネラルだ。

今回は消失スキルで胸の中心部を即座に消失し、突破した。

ドロップしたのは剣と少し大きい魔石だ。これも前回と同じだ。


ゴブリンジェネラルの剣 レア度3
ゴブリンジェネラルが使用していた大剣。

魔石(小) レア度2


魔石の方は今度死霊術に使えるからいいと思うが、大剣の方は要らないな。

俺はその後下の階層へと進んだ。今は六階層だ。五階層ごとにボスの部屋があるそうだ。

そして、俺は六階層に来たが、ここはオークという大きい豚のモンスターがいる。


オーク Lv 5

HP:1000/1000
MP:50/50
筋力:400
防御:400
敏捷:100
器用:100
幸運:30

スキル
棍棒術Lv3
怪力


力強いが遅いので、難なく倒せるが今回は新たに手に入れたスキルを使い倒してみようと思う。

まずはシャドウアローだな。MP50を使い放った。

『シャドウアロー』

そうすると、オークの胸に穴が空いた。

「ハハ」

笑うことしかできんな。
威力がヤバイな、そんなに魔力を込めてないんだがな。

その後も何回か威力を抑えて使っていると闇魔法のレベルがもう5まで上がった。


スキル闇魔法Lv3
ダークアロー、闇纏、闇炎の三つが使用可能であり。威力が上がる。


次に影魔法だな。

オークの影に潜んで鎌で首を斬り落とす。
これはなかなか使えるな、まず敵に見つからずに、倒せることがいいな。

その後、シャドウアローというダークアローに似た魔法も使えるようになった。

この魔法は自分的に闇魔法より使い勝手はいいな。

そして、オークを倒しているときに思ったが、この死神の鎌めっちゃ切れる。

オークの首が豆腐のようだ。

切れ味いいと言っても良すぎだな。

俺はここで約一週間、スキルを試し、レベル上げと魔石を集めた。死霊術に使うためだ。

今では極小と小を合わせて一万以上ある。一日千体ほどのモンスターを倒したらいつのまにかこの数になっていた。

そして、俺はこの魔石を全部合成したいと思う。そうすればこれよりいい魔石ができ、さらに強い死霊を作れると思っている。



俺は魔石を空間収納から全て取り出しだ。

山のようにあるな。

『合成』

というとサッカーボールほどの魔石ができた。とりあえず鑑定してみた。


魔石(極大)レア度7

これをいくつか使えばとても強い死霊ができるな。

こうして俺は夏休みが終わるまで魔石集めに明け暮れた。

バイトはもちろん継続しており、これは一つの趣味として行なっている。

俺は部活にも入っておらず、特に趣味もない。そして、悲しいことに友達もいない。それに加えてもう既に課題は終わらしているため、時間があればダンジョンに潜っている。

なので九月前には魔石(極大)が五つできていた。少しやり過ぎたかもしれない。

俺は、今まで作ってきた魔石を合成したいと思う。どんなものができるか楽しみだ。

『合成』


魔法玉(極大)レア度10


今まで魔石はゴツゴツした印象だったが、合成すると完全な球体になった。レア度もなんと10だ。

死神のジョブ以外で初めて見たな。

この時もうすでに合成スキルが数えるほどしか使っていないにも関わらず、7まで上がっていた。

俺はこの魔法玉で死霊術を使う。

『サモン・ザ・ゴースト』

と言うと魔力が凄く吸われた。

そして、闇のモヤモヤしたものから執事のような男性が姿を現した。

「マスター初めまして。」

「おう、初めまして。」

「マスターは私を作り召喚した方ですから敬語はおやめください。それと私に名前をつけて頂けませんか?」

「分かった。」

もう見た瞬間から決まっていたんだよなぁ

「セバスだな、これから宜しく頼むな。」

「分かりました。マスターこれからどうぞよろしくお願いいたします。」

「セバス、ステータス見ていいか?」

「大丈夫ですよ。」


セバス Lv 1

Job吸血鬼真祖

HP:3000000/3000000
MP:50000000/5000000
筋力:5000000
防御:5000000
敏捷:80000000
器用:70000000
幸運:300

スキル
闇魔法Lv10
影魔法Lv10
短剣術Lv10
気配探知Lv10
隠密Lv10
‥ect

ユニークスキル
霧化
超再生
血液魔法

称号
最強の一角
死神の眷属


ヤバイな、空いた口が塞がらないな、俺なんかようやく最近筋力が1万いったのに、セバスはレベル1で500万だもんな。

それにスキルの数が数え切れないほど多い。それにほとんどが最大レベルだ。

「セバス、強いな。」

「ありがとうございます。マスターを守らないといけないのでこのくらい当たり前でございます。」

「そうか、セバスこれから宜しくな。と言っても明日から俺学校始まるから、どうする?ここでレベルを上げてもいいし、俺の家ならいても大丈夫だぞ。」

「では、ここでお帰りを待ちたいと思います。」

「分かった。」

『ジョブアローンが変化し、ルーラーに変わりました。』

『称号完全なるボッチがなくなりました。』

『称号変化せし者が追加されました。』

ステータスが変わったようだが、俺たちは家に帰り、2人で夕食を食べ、俺は明日のテストに向け少し勉強をした。


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