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1話〜10話
悪ふざけ
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国語の時間、アルスは友達と2人で消しゴムの投げ合いをしていた。
担当の齋藤先生がこちらを向いた途端やめて、また先生が板書をし始めると再開する。
アルス「ん~...退屈やなぁ」
それに飽きたのか、頬杖をついて呟く。
そこで、なにか閃いたのか
アルス「授業が盛り上がらないとやっていけんなぁ」
今度は嫌味に近いことを言った。
先生は一瞬手が止まったが、すぐに板書の続きを始める。
アルス「おいジン、なんか面白いことしてくれ」
ゲーム機で遊んでいるジンに、突然無茶振りをかけた。
ジン「はぁ?なんで俺が...」
と、一瞬怪訝そうな顔をしたが、何か思いついたのか
ジン「...たく、しょうがねぇな」
と応える。
ゲーム機をしまって、ジンは靴を履いたまま机の上に立った。そして一言
ジン「明日退学の俺は無敵」
クラスの中で爆笑が起こる。
齋藤先生「こらジン!何をしている!机から降りなさい!」
板書していた齋藤先生がこちらを向き、ジンを指差す。
アルス「先生、人に指を指してはいけません」
アルスが先生を煽る。
齋藤先生「やかましい!お前は黙っとれ!」
アルス「いやなんでっすか!私にだって話す権利はあると思います人権侵害ですぅ」
癖のある語尾で更に挑発する。
齋藤先生「お前!先生に向かって...」
アルス「いやでもちょっと待ってください」
怒鳴ろうとしている先生を直前で止める。
アルス「まず消しゴムの投げ合いで授業を妨害していたのは俺。」
齋藤先生「そんなことしてたのか?」
アルス「で、ジンに無茶振りをかけたのも、俺。」
齋藤先生「せやな、それは聞いてた。」
アルス「そんでもってその後先生にいらんこと言い始めたのも...俺。」
齋藤先生「なんだそこは分かってるのか。」
そこまで話すと、顎に手を添え、息を吸う。
アルス「これ悪いの誰やろうな」
ジン・齋藤先生「お前だよ!!!」
__________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
当然の如くお叱りを受け、アルスは廊下に立たされた。
先生が授業を再会するのを確認し、ポケットから一つの単語帳を取り出す。
アルス「あんな面白くない授業受けてるよりこっちで勉強した方が効率いいわ」
担当の齋藤先生がこちらを向いた途端やめて、また先生が板書をし始めると再開する。
アルス「ん~...退屈やなぁ」
それに飽きたのか、頬杖をついて呟く。
そこで、なにか閃いたのか
アルス「授業が盛り上がらないとやっていけんなぁ」
今度は嫌味に近いことを言った。
先生は一瞬手が止まったが、すぐに板書の続きを始める。
アルス「おいジン、なんか面白いことしてくれ」
ゲーム機で遊んでいるジンに、突然無茶振りをかけた。
ジン「はぁ?なんで俺が...」
と、一瞬怪訝そうな顔をしたが、何か思いついたのか
ジン「...たく、しょうがねぇな」
と応える。
ゲーム機をしまって、ジンは靴を履いたまま机の上に立った。そして一言
ジン「明日退学の俺は無敵」
クラスの中で爆笑が起こる。
齋藤先生「こらジン!何をしている!机から降りなさい!」
板書していた齋藤先生がこちらを向き、ジンを指差す。
アルス「先生、人に指を指してはいけません」
アルスが先生を煽る。
齋藤先生「やかましい!お前は黙っとれ!」
アルス「いやなんでっすか!私にだって話す権利はあると思います人権侵害ですぅ」
癖のある語尾で更に挑発する。
齋藤先生「お前!先生に向かって...」
アルス「いやでもちょっと待ってください」
怒鳴ろうとしている先生を直前で止める。
アルス「まず消しゴムの投げ合いで授業を妨害していたのは俺。」
齋藤先生「そんなことしてたのか?」
アルス「で、ジンに無茶振りをかけたのも、俺。」
齋藤先生「せやな、それは聞いてた。」
アルス「そんでもってその後先生にいらんこと言い始めたのも...俺。」
齋藤先生「なんだそこは分かってるのか。」
そこまで話すと、顎に手を添え、息を吸う。
アルス「これ悪いの誰やろうな」
ジン・齋藤先生「お前だよ!!!」
__________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
当然の如くお叱りを受け、アルスは廊下に立たされた。
先生が授業を再会するのを確認し、ポケットから一つの単語帳を取り出す。
アルス「あんな面白くない授業受けてるよりこっちで勉強した方が効率いいわ」
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