吾輩は駒である

意味を理解すると怖い話

第十四話「優秀ロボット」

我々はいわゆる宇宙人である
遥か遠いこの惑星の調査にやって来た
我々の星では宇宙工学は進んでいるが
どうやら文明レベルはこの惑星と同じくらいだ


宇宙人Ａ
「この惑星では何やらロボットと言われる
人間に代わり様々な事が出来る機械があるらしい」


宇宙人Ｂ
「この家庭を覗いてみよう
調査では最近そのロボットを購入したみたいだ」


？？？Ａ
「夕飯までに洗濯物にお掃除、買い物にも出かけなきゃ
Ｍちゃん何か食べたい物ある？」


Ｍ
「ハンバーグ！」


？？？Ａ
「分かったわ」


？？？Ｂ
「ただいま」


？？？Ａ
「あなた！お帰りなさい
ちょうど夕飯が出来た所よ」


？？？Ｂ
「Ｍ～お前は本当に可愛いな
ほらプレゼントだよ」


Ｍ
「やったぁ～これ欲しかったんだモンスターウォッチ」

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？？？Ａ
「さぁ後片付けっと」


？？？Ｂ
「なぁお前ビール」


？？？Ａ
「はいはい　おつまみも用意するわね」

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宇宙人Ａ
「見たか？あの？？？Ａ」


宇宙人Ｂ
「あぁ掃除、洗濯、食事の用意に旦那や子供の世話まで」


宇宙人Ａ
「凄いロボット技術だ！すぐに本国に知らせよう」

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？？？Ａ
「あなた・・・Ｍちゃん寝ちゃったわ」


？？？Ｂ
「うん・・・高い買い物だったけど良かったな」


？？？Ａ
「子供が出来ない私たち夫婦に取ってこのロボットは宝物よ」