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第二回富士ダンジョン探索(後半戦)
念願の得物ゲット!
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4層のモンスターはさすがに油断ならない。
MPも心もとないし、引き返した方がいいだろう。
{今日はこれぐらいにしといたるワ}
と心の中でつぶやいて、私は来た道を戻り始めた。
分かれ道の手前にギガスタビーが涌いていた。
メタルショットを撃って、クナイを投げて突き刺した。
モーニングスターの鉄球をギガスタビーが動けないくらいの高速縦回転でバコバコと叩きつける。
それでもグアっとクワを持ち上げて襲いかかってくるところにダガーを突き刺す。
バックステップでクワを避けながら、また鉄球を高速縦回転させて倒した。
ギガスタビーはクワではなく、ノコギリをドロップした。
有り難いことに折りたたみ式だ。
途中倒したスライムがパウチゼリーをドロップした。
階段の前まで帰ってきたら、ゴーストとスケルトンのコンビがいた。
いや、こいつらも上位種のようだ。
スペクターとスケルトンナイトだろう。
私はおもむろにふたつある[魔法反射の鏡小]を準備してから、スケルトンナイトの頭に短めシミターを投げた。
次に投げたクナイはスケルトンナイトが盾で避けた。
スペクターが何やら白い塊を吐き出して攻撃してきた。
[魔法反射の鏡小]を掲げて防ぐ。
白い塊(冷っとしたからスノーボールかな)はスペクターにはね返った。
ダガーをスケルトンナイトに向けて投げる。
スケルトンナイトはこれも盾で避けた。
その間に間を詰めて、大回しで頭に鉄球を打ちつける。
これは避けられず、スケルトンナイトの頭はいつものスケルトン同様に転がっていった。
スペクターが2発目のスノーボールを撃ってきた。
これには鏡が間に合わず、反射できずにモーニングスターの柄で防ぐ。
防ぎきれずに冷たいダメージを受けた。
モーニングスターのグルグル連弾でゴーストの倍ほどグルグルしてスペクターを倒した。
その間に頭を乗せ直したスケルトンナイトが斬り掛かってきた。
モーニングスターの鉄球を盾で受けるスケルトンナイト。
反撃の隙をあたえずにモーニングスターをまわし続けると、スケルトンナイトは徐々に鉄球を受けきれなくなり、バラバラに砕けて消えていった。
スペクターが宝箱を、スケルトンナイトが剣をドロップした。
宝箱には[魔法の巻物]が入っていた。
丁度その時、使い切っていたMPが1上がった。
{ここで巻物を開けて試せと言うことか?}
いや、なんか今日は、MPを結構無駄使いした気がする。
水晶玉の間まで持って行って、そこで開けよう。
そして、スケルトンナイトがドロップした剣だが、持ち手の長い[ツーハンデッド]タイプで、断面がひし形の[突き][斬り]両用(刃がないので実際は斬るのではなく叩くのだが)で、少し重いが逆にそれが[受け]にも対応できそうな、まさに私が欲しいタイプの得物だった。
(できれば鞘も欲しかった…)
刃はないが先が尖っているのでカバーをしたい。
皮とかは全部ロッカーに置いてきてしまった。
今日ドロップしたリザードマンの皮を少し切って、使いかけの包帯で巻いて、臨時の剣先カバーを作って被せて置くことにした。
そこからはスライム以外は、この両手持剣で闘って水晶玉の間まで戻ってきた。
途中、2層奥の宝箱も開けてきた。
薬草とニセ薬草1束づつだった。
他にアイテムとしては[MPポーション小]と[キノコ][グレーウルフの牙][キラーラビットの角]2と[毒壺少][リン粉]がドロップした。
さてさて、[魔法の巻物]を開きましょう *^^*
MPも心もとないし、引き返した方がいいだろう。
{今日はこれぐらいにしといたるワ}
と心の中でつぶやいて、私は来た道を戻り始めた。
分かれ道の手前にギガスタビーが涌いていた。
メタルショットを撃って、クナイを投げて突き刺した。
モーニングスターの鉄球をギガスタビーが動けないくらいの高速縦回転でバコバコと叩きつける。
それでもグアっとクワを持ち上げて襲いかかってくるところにダガーを突き刺す。
バックステップでクワを避けながら、また鉄球を高速縦回転させて倒した。
ギガスタビーはクワではなく、ノコギリをドロップした。
有り難いことに折りたたみ式だ。
途中倒したスライムがパウチゼリーをドロップした。
階段の前まで帰ってきたら、ゴーストとスケルトンのコンビがいた。
いや、こいつらも上位種のようだ。
スペクターとスケルトンナイトだろう。
私はおもむろにふたつある[魔法反射の鏡小]を準備してから、スケルトンナイトの頭に短めシミターを投げた。
次に投げたクナイはスケルトンナイトが盾で避けた。
スペクターが何やら白い塊を吐き出して攻撃してきた。
[魔法反射の鏡小]を掲げて防ぐ。
白い塊(冷っとしたからスノーボールかな)はスペクターにはね返った。
ダガーをスケルトンナイトに向けて投げる。
スケルトンナイトはこれも盾で避けた。
その間に間を詰めて、大回しで頭に鉄球を打ちつける。
これは避けられず、スケルトンナイトの頭はいつものスケルトン同様に転がっていった。
スペクターが2発目のスノーボールを撃ってきた。
これには鏡が間に合わず、反射できずにモーニングスターの柄で防ぐ。
防ぎきれずに冷たいダメージを受けた。
モーニングスターのグルグル連弾でゴーストの倍ほどグルグルしてスペクターを倒した。
その間に頭を乗せ直したスケルトンナイトが斬り掛かってきた。
モーニングスターの鉄球を盾で受けるスケルトンナイト。
反撃の隙をあたえずにモーニングスターをまわし続けると、スケルトンナイトは徐々に鉄球を受けきれなくなり、バラバラに砕けて消えていった。
スペクターが宝箱を、スケルトンナイトが剣をドロップした。
宝箱には[魔法の巻物]が入っていた。
丁度その時、使い切っていたMPが1上がった。
{ここで巻物を開けて試せと言うことか?}
いや、なんか今日は、MPを結構無駄使いした気がする。
水晶玉の間まで持って行って、そこで開けよう。
そして、スケルトンナイトがドロップした剣だが、持ち手の長い[ツーハンデッド]タイプで、断面がひし形の[突き][斬り]両用(刃がないので実際は斬るのではなく叩くのだが)で、少し重いが逆にそれが[受け]にも対応できそうな、まさに私が欲しいタイプの得物だった。
(できれば鞘も欲しかった…)
刃はないが先が尖っているのでカバーをしたい。
皮とかは全部ロッカーに置いてきてしまった。
今日ドロップしたリザードマンの皮を少し切って、使いかけの包帯で巻いて、臨時の剣先カバーを作って被せて置くことにした。
そこからはスライム以外は、この両手持剣で闘って水晶玉の間まで戻ってきた。
途中、2層奥の宝箱も開けてきた。
薬草とニセ薬草1束づつだった。
他にアイテムとしては[MPポーション小]と[キノコ][グレーウルフの牙][キラーラビットの角]2と[毒壺少][リン粉]がドロップした。
さてさて、[魔法の巻物]を開きましょう *^^*
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