8 / 226
第一回富士ダンジョン探索
初ドロップ
しおりを挟む
[2日目 富士ダンジョン 水晶玉の間]
名前:金田 隆司
階位:1
体力:25
魔力: -
分配:0
攻撃:8
防御:10
知力:12
敏捷:10
技巧:15
昨日は 18時過ぎくらいまで 1層を探索し、レベルは 1 のままで、HP は 4 (なかなか死と隣り合わせ;´∀`)でダンジョンから出てきた。
持ち帰った魔石の重さは 100g はちょっと超えていたが、ドロップアイテムは出なかった。
コインロッカーから荷物を出して、カプセルホテルの 1F のレストランでしょうが焼き定食を食べて、妻に[生きてるよ~(^O^)/]とラインして、風呂入って、カプセルでダンジョン関係をブラウジングして、寝て、起きて、シャワー浴びて、朝食食べて、入場手続きして、今に至る。
移動、食事、宿泊代、その他諸々… 初日はもちろん大赤字だ。
昨日、初入ダンしたときは 22 だった HP が 25 になっている。
最大値の表記がないので、昨日1日で 3 上がったのか、昨日の 22 が移動疲れとかで下がった数値だったのか判断しかねるが、ステータスが上がっていることは単純に嬉しい。
昨日は結局、1層を周りきることができなかったので、今日も1層の続きからだ。
地図をたどって昨日の最終地点まで行く。
モンスターを倒しながら HP -2 でたどり着いた。
探索を進めると、またまたゴブリンが4匹 たまっている部屋を見つける。
昨日の宝箱が現れた瞬間が頭をよぎった。
昨日は HP が心もとなかったので、ソーっと通り過ぎていたたまり部屋だが、ひょっとしたらここはアイテムがドロップしやすいのかもしれない。
{元気なうちに闘っておくのもいいかもなぁ}
私は静かにたまり部屋に入ると、一番手前にいたゴブリンに背後から殴りかかった。
不意打ちで脳天を殴られ、頭を抱えてうずくまるゴブリンを蹴って、その向こうにいるゴブリンに打つける。
右に棍棒を突き出しながら、左側のゴブリンに横蹴り。
右のゴブリンに裏拳式の横殴り。
左側のゴブリンに上段からの面!
そこから4匹をダンジョンに還すまで、こちらはほとんど攻撃を受けずに大立ち回った。
「ゼー、ハー、ゼー、ハー」
途中、 HP は 3 下がった。
残念ながら宝箱は出なかった。
1層の探索はまだ続く。
ここまで今日は他の人とは出会っていない。
1層にいるのは昨日今日ダンジョンに入った初心者ばかりだ。(まさに私だ)
そうそう出会うものでもないのだろう。
さらに進んで、また別のたまり部屋を見つける。
今の HP は 18 。
もう一立ち回りして、ゴブリンをダンジョンに還す。
宝箱ではないが、今回はゴブリンが消えたあとに棍棒が 1本残っていた。
ようやく初アイテムゲットだ。
今回も HP は 3 減った。
{そろそろ休憩しようかな}
昨日は一度外にでたが、今日はサンドイッチとコーヒーを買って持ってきている。
{この部屋、どれくらいでゴブリン、リポップするのかな?}
ここで座って休憩しても、落ち着かないだろう。
かと言って、ここを出て進んだところでもダンジョンの中ではどこでも落ち着かないのは変わらない。
私はやはり一度外に出ることにした。
ダンジョンの中でも、座ったり、ゆっくりしていると HP は回復する。
だが、ダンジョンの中より外で休息をとった方が回復は早いらしい。
食事もダンジョンの外から持ち込んだものは、空腹感は満たされるが、HP は回復しないらしい。
ダンジョンでは食材もドロップする。
ダンジョン産の食材で作ったものなら、ダンジョン内で食べると HP も回復するようだ。
逆に MP はダンジョンの外では回復しない。
ダンジョンの中にいると徐々に回復するらしい。
ダンジョン産の食べ物を食べても回復する。
HP も MP も薬草やポーションが一番効くのは間違いない。
名前:金田 隆司
階位:1
体力:25
魔力: -
分配:0
攻撃:8
防御:10
知力:12
敏捷:10
技巧:15
昨日は 18時過ぎくらいまで 1層を探索し、レベルは 1 のままで、HP は 4 (なかなか死と隣り合わせ;´∀`)でダンジョンから出てきた。
持ち帰った魔石の重さは 100g はちょっと超えていたが、ドロップアイテムは出なかった。
コインロッカーから荷物を出して、カプセルホテルの 1F のレストランでしょうが焼き定食を食べて、妻に[生きてるよ~(^O^)/]とラインして、風呂入って、カプセルでダンジョン関係をブラウジングして、寝て、起きて、シャワー浴びて、朝食食べて、入場手続きして、今に至る。
移動、食事、宿泊代、その他諸々… 初日はもちろん大赤字だ。
昨日、初入ダンしたときは 22 だった HP が 25 になっている。
最大値の表記がないので、昨日1日で 3 上がったのか、昨日の 22 が移動疲れとかで下がった数値だったのか判断しかねるが、ステータスが上がっていることは単純に嬉しい。
昨日は結局、1層を周りきることができなかったので、今日も1層の続きからだ。
地図をたどって昨日の最終地点まで行く。
モンスターを倒しながら HP -2 でたどり着いた。
探索を進めると、またまたゴブリンが4匹 たまっている部屋を見つける。
昨日の宝箱が現れた瞬間が頭をよぎった。
昨日は HP が心もとなかったので、ソーっと通り過ぎていたたまり部屋だが、ひょっとしたらここはアイテムがドロップしやすいのかもしれない。
{元気なうちに闘っておくのもいいかもなぁ}
私は静かにたまり部屋に入ると、一番手前にいたゴブリンに背後から殴りかかった。
不意打ちで脳天を殴られ、頭を抱えてうずくまるゴブリンを蹴って、その向こうにいるゴブリンに打つける。
右に棍棒を突き出しながら、左側のゴブリンに横蹴り。
右のゴブリンに裏拳式の横殴り。
左側のゴブリンに上段からの面!
そこから4匹をダンジョンに還すまで、こちらはほとんど攻撃を受けずに大立ち回った。
「ゼー、ハー、ゼー、ハー」
途中、 HP は 3 下がった。
残念ながら宝箱は出なかった。
1層の探索はまだ続く。
ここまで今日は他の人とは出会っていない。
1層にいるのは昨日今日ダンジョンに入った初心者ばかりだ。(まさに私だ)
そうそう出会うものでもないのだろう。
さらに進んで、また別のたまり部屋を見つける。
今の HP は 18 。
もう一立ち回りして、ゴブリンをダンジョンに還す。
宝箱ではないが、今回はゴブリンが消えたあとに棍棒が 1本残っていた。
ようやく初アイテムゲットだ。
今回も HP は 3 減った。
{そろそろ休憩しようかな}
昨日は一度外にでたが、今日はサンドイッチとコーヒーを買って持ってきている。
{この部屋、どれくらいでゴブリン、リポップするのかな?}
ここで座って休憩しても、落ち着かないだろう。
かと言って、ここを出て進んだところでもダンジョンの中ではどこでも落ち着かないのは変わらない。
私はやはり一度外に出ることにした。
ダンジョンの中でも、座ったり、ゆっくりしていると HP は回復する。
だが、ダンジョンの中より外で休息をとった方が回復は早いらしい。
食事もダンジョンの外から持ち込んだものは、空腹感は満たされるが、HP は回復しないらしい。
ダンジョンでは食材もドロップする。
ダンジョン産の食材で作ったものなら、ダンジョン内で食べると HP も回復するようだ。
逆に MP はダンジョンの外では回復しない。
ダンジョンの中にいると徐々に回復するらしい。
ダンジョン産の食べ物を食べても回復する。
HP も MP も薬草やポーションが一番効くのは間違いない。
3
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
俺だけ✨宝箱✨で殴るダンジョン生活
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
俺、“飯狗頼忠(めしく よりただ)”は世間一般で【大ハズレ】と呼ばれるスキル【+1】を持つ男だ。
幸運こそ100と高いが、代わりに全てのステータスが1と、何をするにもダメダメで、ダンジョンとの相性はすこぶる悪かった。
しかし世の中には天から二物も三物ももらう存在がいる。
それが幼馴染の“漆戸慎(うるしどしん)”だ。
成績優秀、スポーツ万能、そして“ダンジョンタレント”としてクラスカースト上位に君臨する俺にとって目の上のたんこぶ。
そんな幼馴染からの誘いで俺は“宝箱を開ける係”兼“荷物持ち”として誘われ、同調圧力に屈して渋々承認する事に。
他にも【ハズレ】スキルを持つ女子3人を引き連れ、俺たちは最寄りのランクEダンジョンに。
そこで目の当たりにしたのは慎による俺TUEEEEE無双。
寄生上等の養殖で女子達は一足早くレベルアップ。
しかし俺の筋力は1でカスダメも与えられず……
パーティは俺を置いてズンズンと前に進んでしまった。
そんな俺に訪れた更なる不運。
レベルが上がって得意になった女子が踏んだトラップによる幼馴染とのパーティ断絶だった。
一切悪びれずにレベル1で荷物持ちの俺に盾になれと言った女子と折り合いがつくはずもなく、俺たちは別行動をとる事に……
一撃もらっただけで死ぬ場所で、ビクビクしながらの行軍は悪夢のようだった。そんな中響き渡る悲鳴、先程喧嘩別れした女子がモンスターに襲われていたのだ。
俺は彼女を囮に背後からモンスターに襲いかかる!
戦闘は泥沼だったがそれでも勝利を収めた。
手にしたのはレベルアップの余韻と新たなスキル。そしてアイアンボックスと呼ばれる鉄等級の宝箱を手に入れて、俺は内心興奮を抑えきれなかった。
宝箱。それはアイテムとの出会いの場所。モンスタードロップと違い装備やアイテムが低い確率で出てくるが、同時に入手アイテムのグレードが上がるたびに設置されるトラップが凶悪になる事で有名である。
極限まで追い詰められた俺は、ここで天才的な閃きを見せた。
もしかしてこのトラップ、モンスターにも向けられるんじゃね?
やってみたら案の定効果を発揮し、そして嬉しい事に俺のスキルがさらに追加効果を発揮する。
女子を囮にしながらの快進撃。
ステータスが貧弱すぎるが故に自分一人じゃ何もできない俺は、宝箱から出したアイテムで女子を買収し、囮役を引き受けてもらった。
そして迎えたボス戦で、俺たちは再び苦戦を強いられる。
何度削っても回復する無尽蔵のライフ、しかし激戦を制したのは俺たちで、命からがら抜け出したダンジョンの先で待っていたのは……複数の記者のフラッシュだった。
クラスメイトとの別れ、そして耳を疑う顛末。
俺ができるのは宝箱を開けることくらい。
けどその中に、全てを解決できる『鍵』が隠されていた。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
世界中にダンジョンが出来た。何故か俺の部屋にも出来た。
阿吽
ファンタジー
クリスマスの夜……それは突然出現した。世界中あらゆる観光地に『扉』が現れる。それは荘厳で魅惑的で威圧的で……様々な恩恵を齎したそれは、かのファンタジー要素に欠かせない【ダンジョン】であった!
※カクヨムにて先行投稿中
かつてダンジョン配信者として成功することを夢見たダンジョン配信者マネージャー、S級ダンジョンで休暇中に人気配信者に凸られた結果バズる
竜頭蛇
ファンタジー
伊藤淳は都内の某所にあるダンジョン配信者事務所のマネージャーをしており、かつて人気配信者を目指していた時の憧憬を抱えつつも、忙しない日々を送っていた。
ある時、ワーカーホリックになりかねていた淳を心配した社長から休暇を取らせられることになり、特に休日に何もすることがなく、暇になった淳は半年先にあるS級ダンジョン『破滅の扉』の配信プロジェクトの下見をすることで時間を潰すことにする.
モンスターの攻撃を利用していたウォータースライダーを息抜きで満喫していると、日本発のS級ダンジョン配信という箔に目が眩んだ事務所のNO.1配信者最上ヒカリとそのマネージャーの大口大火と鉢合わせする.
その配信で姿を晒すことになった淳は、さまざまな実力者から一目を置かれる様になり、世界に名を轟かす配信者となる.
髪を切った俺が『読者モデル』の表紙を飾った結果がコチラです。
昼寝部
キャラ文芸
天才子役として活躍した俺、夏目凛は、母親の死によって芸能界を引退した。
その数年後。俺は『読者モデル』の代役をお願いされ、妹のために今回だけ引き受けることにした。
すると発売された『読者モデル』の表紙が俺の写真だった。
「………え?なんで俺が『読モ』の表紙を飾ってんだ?」
これは、色々あって芸能界に復帰することになった俺が、世の女性たちを虜にする物語。
※『小説家になろう』にてリメイク版を投稿しております。そちらも読んでいただけると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる