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第6章 変化
7 アヤカシ化という現象
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ブーンと空調が唸り、それに続いてススっと天冥が麺を啜る。ズルズルズルと大きな音を出しているのは紬。お年頃なのに食べ方は豪快だ。
「うん、やっぱりチャーシューは抜群よ」
「マジ?ホントだ!ヤバい」
朱実がチャーシューにかぶりつき、その味の感想を聞いて紬もかじりついて舌鼓を打つ。のどかな昼下がりの食卓の風景。相変わらずセミの声は消えている。その光景を見て、弓削がテーブルをドンと鳴らす。
「ねえちょっと!無視しないでくれる?」
声を荒げる弓削に、珍しく朱実の口調も鋭くなる。
「後でちゃんと話すから、まずは食べて!栄養つけないと、これからはきついよ?」
これから…一体何をさせられるというのか。さっき気持ち悪い想像をし、弓削の食欲は完全に失せていた。だが自分も刑事だ。ハードな現場をこなすために、エネルギー補給のためだけに食事をかっ込んだことなど幾度もある。ちょっとした試練を受ける心境で箸を取る。そしてまず、分厚く切られたチャーシューにかぶりつく。ん?上手い!上品な肉汁が口の中に広がり、今朝から何も食べていなかった身体の要求が一気に脳髄まで駆け上る。麺の太い束を掴み、ズルっと口の中に放り込む。食べ慣れた味のチャンポンだったが、上等なチャーシューの肉汁が出汁のレベルを何ランクも上げていた。空っぽの腹にどんどん麺が満たされていく。少し冷めかけた出汁が、掻っ込むにはちょうどよかった。最後は汁まで全部すすり、空の器にカランと箸を投げ、ごちそうさまでしたとぶっきらぼうに言った。
「すげー!フードファイターじゃん!フーミンの胃ってどうなってんの?バキューム?人間バキュームレーターソルジャー?」
紬が目を丸くしてはしゃぐ。
「人間バキュームレーターソルジャーって何よ」
一応紬に突っ込みを入れ、朱実と天冥に向く。
「さ、説明してちょうだい」
今自分は刑事の目になっているんだろうなって思う。朱実も天冥も弓削の勢いに呆気にとられていたが、やがて残りの麺を食べ尽くすと、スープは飲まずに箸を置いた。
「え~と、あたしってほら、そういう難しい話は苦手だから、天冥さんに任せていいかなあ?」
朱実が天冥にお伺いを立て、天冥が頷くとそそくさと自分の食べた器をシンクに移す。
「ほら!紬も行くよ!まだまだ作業は残ってんだからね」
「ええ~もお?食後のアイスはあ?」
「そんなのまた後で休憩して食べたらいいでしょ?ほらあ、早くして!」
「へーいへい」
紬も不承不承立ち上がり、食器をシンクに移して朱実の後について行く。
「そんじゃあ天冥さん、フーミンのことよろしくねえ~」
「よろしくねえ~」
朱実はまるで厄介事を天冥に押し付けるように、お堂への廊下を紬を引き連れて戻っていった。ダイニングには二人だけになり、天冥は心持ち弓削の方へと体を向ける。真正面から見る天冥の肌はきめ細やかで、やはり惚れ惚れするくらい凛々しかった。
「長々話してる時間はないの。取り敢えず弓削さんの置かれている状況だけでも理解してもらった方がいいから話すけど、分からないことがあったら遠慮なく聞いてね」
天冥は自分のことをフーミンとは言わない。若干壁は感じるが、大丈夫、お友達を作りに来ているわけではない。直視された目をまともに見れずに目線を落とし、ゆっくりと頷いた。
「さて、妖化の説明する前に、まずはこの世界の構造について理解してもらわないといけないわ。弓削さんは地獄ってあると思う?」
「え?仏教のお話かしら?ごめんなさい、お寺に寄せてもらってこんなこと言うのもなんだけど、あたし、宗教ってあんまり信じてないの」
「別に謝る必要はないのよ。ほとんどの日本人はそうだから。第二次世界大戦では神道を国家の宗教として国民を精神支配し、その結果無謀な戦争に駆り立てた。戦後っていう言葉はもう死語になりつつあるけど、敗戦してからの日本国民の宗教への不信感はずっと培われているわ」
まるで歴史の講義をするような天冥の話に、弓削は身構えた。天冥はよく駅前なんかで易者の真似事をしていると聞く。きっと宗教色の強い思想の持ち主なのだろう。刑事の立場としては怪しい話はスルーして事実だけをしっかり見極めなければ、そんな気持ちを固めていた。
「無宗教の人にはこれから言うことは少しおとぎ話の中の話のように聞こえるかもしれないけど、大切な前提だからしっかり聞いておいてちょうだい」
天冥は弓削の心構えを見透かしたように、そんな前置きをした。
「仏教にはこの世は、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六界が存在しているといいます。でもそれは真理の一端は突いてるけど現実的じゃない。この際、地獄とか修羅とか、そんな名前はどうでもいいの。世界…そうね、精神世界と言った方が通じやすいかしら。精神世界にはそれぞれ階層があるのだけど、その階層は独立して存在しているわけじゃないの。分かりやすく言うとすれば、虹は七色っていうでしょ?それは光の屈折率の違いで色分けされてそう見えるわけだけど、実際はその色と色の間ははっきり一本の線で区分けされてるわけじゃなくて、その間はグラデーションになってるのよ。そこまでは分かるかしら?」
宗教の話かと思ったら急に理科の先生みたいなことを言う。正直理科は苦手だったけど、そこは何とか頷いた。
「さっき言った精神世界も虹と同じ、それぞれがグラデーションとなって存在してるの。虹の例でいうと青の次に緑となるけど、その青と緑の間にも無数の色がある。それと同じで、人間の世界の次に修羅の世界があったとして、その人間界と修羅の世界の間もグラデーションになってるのよ。そしてそれらは普段は一定の均衡を保ってる。でも今起こってるのはね、その均衡が破られようとしてるの。つまり、人間の世界が修羅の世界に侵食されようとしているの。どう?ここまでは分かった?」
弓削は理系脳ではないのだが、一生懸命頭の中に虹の絵を描いてみる。
「えーとつまり、青が人間界、緑が別の世界としたら、その青と緑の間のグラデーションが一定だったのが、次第に緑側が青に寄ってきてるってこと?」
天冥の口角が少し上がり、しっかりと頷く。
「そう。そしてその世界は、次元と言ってもいいかもしれない。素粒子物理学では世界は計算上十一次元あると言われてもいるわ。でもその次元も実は完全にセパレートされたものじゃない。グラデーションによって分かれているの。でね、それぞれの次元にはそれに見合った物理法則がある。それが侵食されるってことはね、その物理法則も寄ってくるってことなの。どう?分かる?」
素粒子物理学という言葉が入った時点で、弓削の頭は真っ白になった。急に難しくなったことに抗議を込めて、口をへの字に曲げて首をブンブンと振った。
「そう…ごめんなさい、物理法則とか言わない方が良かったわね。もう一度虹の話に戻すわね。分かりやすく言うと、青の世界には青のルールが、緑の世界には緑のルールがあると思って。で、緑の世界が侵食してくるってことは、青の世界のルールに緑の世界のルールが入ってくるってことなの。例えば、首が伸びたり、いっそ体から首が離れて飛び回ったりとかね」
そこまで聞き、弓削はハッとした。聞きたかったことがやっと繋がったと思った。
「あの、つまり、アヤカシカっていうのは、その緑のルールが青の世界の人間に及んでる、そういうことなの?」
天冥は、にっこりと、微笑んだ。
「よくできました。そういうことなの。別世界のルールに、人がどんどん侵食されている。それが妖化。そしてね、弓削さん、あなたにもそれが起こりかけてる」
ガツン!と頭を殴られたような衝撃があった。
「つ、つまり、あたしの首がもうすぐ、伸びる、てこと?」
弓削は自分の首を即座に抑えながら、泣きそうな声で聞いた。天冥はそんな弓削の姿に鼻からフッと息を吐き、ゆっくり首を振る。
「首が伸びるまでになるには段階があるのよ。あなたはまだ大丈夫。でも、それなりの処置が必要。その処置はね、普通の医学的な方法ではダメ。本当はそれなりの場所に移って欲しいところだけど、残念ながらもうそんな時間は無いみたい。わたしにはここでやらないといけないことがある。あなたがここに来ることは分かっていたわ。だから、あなたの処置はわたしの御火焚の儀式と一緒にやります。いい?」
いい?と聞かれても、何のことやらさっぱり分からない。ただ分かったことは、どうやらこれから天冥は何かしらの儀式をするらしい。弓削はまだ半信半疑だったが、アヤカシカというものが自分の身に起きるなら何とか避けたい、という一心でお願いしますと頭を下げた。
「うん、やっぱりチャーシューは抜群よ」
「マジ?ホントだ!ヤバい」
朱実がチャーシューにかぶりつき、その味の感想を聞いて紬もかじりついて舌鼓を打つ。のどかな昼下がりの食卓の風景。相変わらずセミの声は消えている。その光景を見て、弓削がテーブルをドンと鳴らす。
「ねえちょっと!無視しないでくれる?」
声を荒げる弓削に、珍しく朱実の口調も鋭くなる。
「後でちゃんと話すから、まずは食べて!栄養つけないと、これからはきついよ?」
これから…一体何をさせられるというのか。さっき気持ち悪い想像をし、弓削の食欲は完全に失せていた。だが自分も刑事だ。ハードな現場をこなすために、エネルギー補給のためだけに食事をかっ込んだことなど幾度もある。ちょっとした試練を受ける心境で箸を取る。そしてまず、分厚く切られたチャーシューにかぶりつく。ん?上手い!上品な肉汁が口の中に広がり、今朝から何も食べていなかった身体の要求が一気に脳髄まで駆け上る。麺の太い束を掴み、ズルっと口の中に放り込む。食べ慣れた味のチャンポンだったが、上等なチャーシューの肉汁が出汁のレベルを何ランクも上げていた。空っぽの腹にどんどん麺が満たされていく。少し冷めかけた出汁が、掻っ込むにはちょうどよかった。最後は汁まで全部すすり、空の器にカランと箸を投げ、ごちそうさまでしたとぶっきらぼうに言った。
「すげー!フードファイターじゃん!フーミンの胃ってどうなってんの?バキューム?人間バキュームレーターソルジャー?」
紬が目を丸くしてはしゃぐ。
「人間バキュームレーターソルジャーって何よ」
一応紬に突っ込みを入れ、朱実と天冥に向く。
「さ、説明してちょうだい」
今自分は刑事の目になっているんだろうなって思う。朱実も天冥も弓削の勢いに呆気にとられていたが、やがて残りの麺を食べ尽くすと、スープは飲まずに箸を置いた。
「え~と、あたしってほら、そういう難しい話は苦手だから、天冥さんに任せていいかなあ?」
朱実が天冥にお伺いを立て、天冥が頷くとそそくさと自分の食べた器をシンクに移す。
「ほら!紬も行くよ!まだまだ作業は残ってんだからね」
「ええ~もお?食後のアイスはあ?」
「そんなのまた後で休憩して食べたらいいでしょ?ほらあ、早くして!」
「へーいへい」
紬も不承不承立ち上がり、食器をシンクに移して朱実の後について行く。
「そんじゃあ天冥さん、フーミンのことよろしくねえ~」
「よろしくねえ~」
朱実はまるで厄介事を天冥に押し付けるように、お堂への廊下を紬を引き連れて戻っていった。ダイニングには二人だけになり、天冥は心持ち弓削の方へと体を向ける。真正面から見る天冥の肌はきめ細やかで、やはり惚れ惚れするくらい凛々しかった。
「長々話してる時間はないの。取り敢えず弓削さんの置かれている状況だけでも理解してもらった方がいいから話すけど、分からないことがあったら遠慮なく聞いてね」
天冥は自分のことをフーミンとは言わない。若干壁は感じるが、大丈夫、お友達を作りに来ているわけではない。直視された目をまともに見れずに目線を落とし、ゆっくりと頷いた。
「さて、妖化の説明する前に、まずはこの世界の構造について理解してもらわないといけないわ。弓削さんは地獄ってあると思う?」
「え?仏教のお話かしら?ごめんなさい、お寺に寄せてもらってこんなこと言うのもなんだけど、あたし、宗教ってあんまり信じてないの」
「別に謝る必要はないのよ。ほとんどの日本人はそうだから。第二次世界大戦では神道を国家の宗教として国民を精神支配し、その結果無謀な戦争に駆り立てた。戦後っていう言葉はもう死語になりつつあるけど、敗戦してからの日本国民の宗教への不信感はずっと培われているわ」
まるで歴史の講義をするような天冥の話に、弓削は身構えた。天冥はよく駅前なんかで易者の真似事をしていると聞く。きっと宗教色の強い思想の持ち主なのだろう。刑事の立場としては怪しい話はスルーして事実だけをしっかり見極めなければ、そんな気持ちを固めていた。
「無宗教の人にはこれから言うことは少しおとぎ話の中の話のように聞こえるかもしれないけど、大切な前提だからしっかり聞いておいてちょうだい」
天冥は弓削の心構えを見透かしたように、そんな前置きをした。
「仏教にはこの世は、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六界が存在しているといいます。でもそれは真理の一端は突いてるけど現実的じゃない。この際、地獄とか修羅とか、そんな名前はどうでもいいの。世界…そうね、精神世界と言った方が通じやすいかしら。精神世界にはそれぞれ階層があるのだけど、その階層は独立して存在しているわけじゃないの。分かりやすく言うとすれば、虹は七色っていうでしょ?それは光の屈折率の違いで色分けされてそう見えるわけだけど、実際はその色と色の間ははっきり一本の線で区分けされてるわけじゃなくて、その間はグラデーションになってるのよ。そこまでは分かるかしら?」
宗教の話かと思ったら急に理科の先生みたいなことを言う。正直理科は苦手だったけど、そこは何とか頷いた。
「さっき言った精神世界も虹と同じ、それぞれがグラデーションとなって存在してるの。虹の例でいうと青の次に緑となるけど、その青と緑の間にも無数の色がある。それと同じで、人間の世界の次に修羅の世界があったとして、その人間界と修羅の世界の間もグラデーションになってるのよ。そしてそれらは普段は一定の均衡を保ってる。でも今起こってるのはね、その均衡が破られようとしてるの。つまり、人間の世界が修羅の世界に侵食されようとしているの。どう?ここまでは分かった?」
弓削は理系脳ではないのだが、一生懸命頭の中に虹の絵を描いてみる。
「えーとつまり、青が人間界、緑が別の世界としたら、その青と緑の間のグラデーションが一定だったのが、次第に緑側が青に寄ってきてるってこと?」
天冥の口角が少し上がり、しっかりと頷く。
「そう。そしてその世界は、次元と言ってもいいかもしれない。素粒子物理学では世界は計算上十一次元あると言われてもいるわ。でもその次元も実は完全にセパレートされたものじゃない。グラデーションによって分かれているの。でね、それぞれの次元にはそれに見合った物理法則がある。それが侵食されるってことはね、その物理法則も寄ってくるってことなの。どう?分かる?」
素粒子物理学という言葉が入った時点で、弓削の頭は真っ白になった。急に難しくなったことに抗議を込めて、口をへの字に曲げて首をブンブンと振った。
「そう…ごめんなさい、物理法則とか言わない方が良かったわね。もう一度虹の話に戻すわね。分かりやすく言うと、青の世界には青のルールが、緑の世界には緑のルールがあると思って。で、緑の世界が侵食してくるってことは、青の世界のルールに緑の世界のルールが入ってくるってことなの。例えば、首が伸びたり、いっそ体から首が離れて飛び回ったりとかね」
そこまで聞き、弓削はハッとした。聞きたかったことがやっと繋がったと思った。
「あの、つまり、アヤカシカっていうのは、その緑のルールが青の世界の人間に及んでる、そういうことなの?」
天冥は、にっこりと、微笑んだ。
「よくできました。そういうことなの。別世界のルールに、人がどんどん侵食されている。それが妖化。そしてね、弓削さん、あなたにもそれが起こりかけてる」
ガツン!と頭を殴られたような衝撃があった。
「つ、つまり、あたしの首がもうすぐ、伸びる、てこと?」
弓削は自分の首を即座に抑えながら、泣きそうな声で聞いた。天冥はそんな弓削の姿に鼻からフッと息を吐き、ゆっくり首を振る。
「首が伸びるまでになるには段階があるのよ。あなたはまだ大丈夫。でも、それなりの処置が必要。その処置はね、普通の医学的な方法ではダメ。本当はそれなりの場所に移って欲しいところだけど、残念ながらもうそんな時間は無いみたい。わたしにはここでやらないといけないことがある。あなたがここに来ることは分かっていたわ。だから、あなたの処置はわたしの御火焚の儀式と一緒にやります。いい?」
いい?と聞かれても、何のことやらさっぱり分からない。ただ分かったことは、どうやらこれから天冥は何かしらの儀式をするらしい。弓削はまだ半信半疑だったが、アヤカシカというものが自分の身に起きるなら何とか避けたい、という一心でお願いしますと頭を下げた。
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