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第4章 炎上
2 ノワールへの潜入
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日は真っ直ぐ上から降り注ぎ、周囲の木々からアブラゼミの猛り狂った声が二日酔いの頭を直撃する。目の前に一匹、茶色いやつが羽を震わせているのを見つけ、小石を拾って投げつけた。直撃はしなかったがセミはギャッと鳴いて飛び立ち、腹いせとばかりにおしっこを撒き散らす。それが顔にかかり、気分を一層陰鬱にさせた。
そこで浦安から折り返しの電話が入る。弓削は袖で顔を拭いながら電話に出た。
「お忙しいのにすみません」
『いや、実は聖蓮の生徒たちが搬送された病院に来ていたんだけどね』
昨夜の浦安と須田の話では、何人かの生徒が目から血を流し、救急搬送されたとのことだった。
「どうでした?症状の原因とか分かりました?」
『それが、彼女たちは警察病院に移されたって言うんだな。で、警察病院に電話して確かめたところ、そんな患者は来ていないって言うんだ。ひょっとしたら警察庁から口止めされてるのかもしれないが、どうもおかしい。それでこれから担任の倉田先生に連絡して、できたら会って話ができないか聞こうと思ってたんだ』
早速浦安は独自の捜査を進めているらしい。浦安の落ち着いた声を聞いていると、朝霧のことを訴えようとしていた溜飲が下がった。
「あの、さっき朝霧調査員から、係長と公安調査庁の調査チームがタッグを組むことになったって聞きました」
『そうそう、その件で弓削にも頑張って欲しいと伝えたくて連絡取ったんだよ。実はきのう、俺らが帰ろうとした時に公安調査庁の室町室長に呼び止められてね。俺の携帯にも室町さんから着信は何回かあったんだが、お前らとまず話そうと思って出てなかったんだ。そしたら朝霧君が弓削の携帯追跡をして俺たちの居場所を突き止めてくれ、二人であの居酒屋に来たということらしいんだ』
「え、そんな経緯が…?」
となると、朝霧は別に弓削に付き纏っていたわけではなく、室町室長の要請を受けて探したことになる。それならそうと言えばいいものを、朝霧は相変わらずチャラついた態度を貫いている。
(何がバディよ。そっちこそあたしに腹を割って話さないんじゃない!)
セクハラとはまた違った怒りが湧き上がった。そんな弓削の気持ちは知らず、浦安は話を続ける。
『で、あの後他のやつらとは別れて俺だけ室町さんのいる小部屋で話したんだけどね、彼も沖芝管理官が情報を思うように上げてくれないことに苛立っていたんだそうだ。そこに俺が謹慎を食らったことが伝えられ、どういうことかと直接事情を聞こうと連絡をくれてたんだ。そしてあわよくば、所轄の俺なら情報を上げてくれるんじゃないかって踏んだんだな。話しているうちに意気投合してね、いざという時はこちらから弁護するから、室町さんの方の捜査を手伝ってくれって頼まれた。元より俺は自分のことは顧みないつもりで捜査するつもりだったからね、渡りに船とばかりにその依頼を受けたよ』
きのうの鎮痛なトーンと違い、そう言う浦安の声はどこか吹っ切れたように明るい。とことん捜査してやろうと意欲を固めていたところに思わぬ援軍が入り、テンションも上がっているのだろう。そこで、さっき朝霧が言っていた自分たちの今から向かう先のことが頭を過る。
「あの、係長、あたし、今からどこかの面接を受けろって言われたんですけど、何か知ってます?」
『ああ、それな。青井草太を覚えているか?ほら、禍津町の第一発見者の』
「もちろん覚えてます。彼の聴取を取ろうとしたら、朝霧調査員に邪魔されたんですよね」
『うん、そうだったね。実はね、室町さんも調査を進めるうちにメゾン・ド・ノワールというシェアハウスがどうも怪しいということになったらしいんだな』
「メゾン・ド・ノワール…ですか?」
『そう。ほら、青井が管理人をしてるっていう』
そういえば青井はそんなことを言っていた。だがそこまで聞いても今から自分が受ける面接について話が繋がらない。
「はあ。青井が怪しいってことですよね?」
『いや、室町さんが言うには、どうもそこに住んでいる住人にセフィロトと深く関わっている人間がいるらしいってことなんだ。彼らは元々、そのコミューンについて探っていたわけだからね。でもその延長線上で、禍津町の殺人の実行犯もそこに隠れている可能性を掴んだって言うんだよ』
「え、禍津町の実行犯が!?」
それが本当ならそんなにありがたい情報はない。そのシェアハウスに踏み込めば犯人を逮捕し、警察庁のやつらを出し抜けるかもしれないではないか。
「ではそこに踏み込みましょう。今すぐ!」
『うんまあ、そうしたいのはやまやまなんだが、あくまでこれは室町さんから教えてもらった秘匿情報だからね、犯人が特定されたわけではないし、室町さんの方の捜査の邪魔をしないというのがこの情報を教えてもらう条件だったんだ』
「なるほど…でも犯人が住んでいるかもしれないんですよね?」
『そうなんだ。で、捜査協力をすることになったんだよ』
「はあ…」
聞いているうちに、弓削はモヤモヤとした感情を拭い去れなかった。組織は違えど、犯罪に立ち向かう姿勢は同じはずだ。まずはこちらの犯人逮捕に協力するべきではないか、と。たがそれは浦安も同じ気持ちのはずだ。だとすれば、一体自分はこれから何の面接を受けるのだろう?どうしてもそこに繋がらず、弓削は直接それを聞くことにした。
「捜査協力については分かりました。でもあたしは一体何の面接をこれから受けるんでしょうか?」
『うん、そのことなんだけど、今朝早くにまずは住人の情報を得ようとノワールの大家に連絡を取ったところ、うちの住人には犯罪に関与している人間などいない。疑うなら直接調べてみろって言うんだよ』
「はあ。なるほど」
『で、ノワールには今、空室が一つあるそうだ』
「はあ、空室がある…」
『そう、空室があるんだって』
言っているうちに嫌な予感が頭を掠める。自分はルームシェアはしたことがある。だがシェアハウスというのは、入ろうと思ったことも無ければどんなシステムで運営されているのかも知らない。が、もしそこに入ろうとするなら、何某かの面接なんかがあったりするのだろうか…?
「え、まさかなんですけど、そこにあたしに入れって言うんじゃ……」
『おお、察しがいいじゃないか』
「ええー!?無理です無理です!無理無理無理無理ぃ~!」
嫌な予感は的中し、弓削は声を上げた。今自分が住んでいる部屋を気に入っている。例え仕事であっても、それとこれとは話が違う。浦安は弓削の拒絶反応が思いの外強いことに困惑し、なだめるように言う。
『いや、何も今住んでいるところを引き払ってくれとまでは言わない。今も公民館で寝泊まりしているわけなんだから、その場所がちょっと変わるくらいに考えられないだろうか』
「いやだって、公民館はまだ同じ部屋に真美もいるし、同じ捜査チームで固まってるじゃないですか。そんな潜入捜査みたいなこと、あたしじゃなくて公安調査庁がやるべきなんじゃないですか?だいたい、青井はあたしが警察官だって知ってるんですよ?潜入するなら知られてない人間の方がよくありません?」
『ああ、それもそうなんだが、大家は警察官として調査することを提案しているわけだし、もし連中にやましいことがあるやつがいればノワールから逃げ出すだろ?そこに網を張っていれば調査の手前も省けるわけだ。それと、もちろん男が入れるんならそうするところなんだけどね、そのシェアハウスはどうやら一階が男で二階が女って決まってるらしくて、今すぐ入るのは女じゃないとダメみたいなんだ。で、公調のチームには女がいない。てことで、弓削にお願いしたいというわけだ』
「てことでって言われましても…」
『もちろん家賃はこっちで持つし、特別手当も考えるから』
「いやそういう問題ではないんですが」
訳のわからない人間たちと暮らすことにはやはり抵抗がある。それを受けたらプライベートも無くなってしまうだろう。特別手当に魅力を感じなくはないが、そもそも浦安だって警察庁に内緒で捜査しているのだ。警察からそんな手当が出るとは思えない。公安調査庁が出してくれるにしても、自分はその種の訓練は受けておらず、ノウハウも知らないのだ。
『弓削にしか頼めないんだよ。頼む!』
浦安の懇願がセミしぐれに溶け合っていた。
そこで浦安から折り返しの電話が入る。弓削は袖で顔を拭いながら電話に出た。
「お忙しいのにすみません」
『いや、実は聖蓮の生徒たちが搬送された病院に来ていたんだけどね』
昨夜の浦安と須田の話では、何人かの生徒が目から血を流し、救急搬送されたとのことだった。
「どうでした?症状の原因とか分かりました?」
『それが、彼女たちは警察病院に移されたって言うんだな。で、警察病院に電話して確かめたところ、そんな患者は来ていないって言うんだ。ひょっとしたら警察庁から口止めされてるのかもしれないが、どうもおかしい。それでこれから担任の倉田先生に連絡して、できたら会って話ができないか聞こうと思ってたんだ』
早速浦安は独自の捜査を進めているらしい。浦安の落ち着いた声を聞いていると、朝霧のことを訴えようとしていた溜飲が下がった。
「あの、さっき朝霧調査員から、係長と公安調査庁の調査チームがタッグを組むことになったって聞きました」
『そうそう、その件で弓削にも頑張って欲しいと伝えたくて連絡取ったんだよ。実はきのう、俺らが帰ろうとした時に公安調査庁の室町室長に呼び止められてね。俺の携帯にも室町さんから着信は何回かあったんだが、お前らとまず話そうと思って出てなかったんだ。そしたら朝霧君が弓削の携帯追跡をして俺たちの居場所を突き止めてくれ、二人であの居酒屋に来たということらしいんだ』
「え、そんな経緯が…?」
となると、朝霧は別に弓削に付き纏っていたわけではなく、室町室長の要請を受けて探したことになる。それならそうと言えばいいものを、朝霧は相変わらずチャラついた態度を貫いている。
(何がバディよ。そっちこそあたしに腹を割って話さないんじゃない!)
セクハラとはまた違った怒りが湧き上がった。そんな弓削の気持ちは知らず、浦安は話を続ける。
『で、あの後他のやつらとは別れて俺だけ室町さんのいる小部屋で話したんだけどね、彼も沖芝管理官が情報を思うように上げてくれないことに苛立っていたんだそうだ。そこに俺が謹慎を食らったことが伝えられ、どういうことかと直接事情を聞こうと連絡をくれてたんだ。そしてあわよくば、所轄の俺なら情報を上げてくれるんじゃないかって踏んだんだな。話しているうちに意気投合してね、いざという時はこちらから弁護するから、室町さんの方の捜査を手伝ってくれって頼まれた。元より俺は自分のことは顧みないつもりで捜査するつもりだったからね、渡りに船とばかりにその依頼を受けたよ』
きのうの鎮痛なトーンと違い、そう言う浦安の声はどこか吹っ切れたように明るい。とことん捜査してやろうと意欲を固めていたところに思わぬ援軍が入り、テンションも上がっているのだろう。そこで、さっき朝霧が言っていた自分たちの今から向かう先のことが頭を過る。
「あの、係長、あたし、今からどこかの面接を受けろって言われたんですけど、何か知ってます?」
『ああ、それな。青井草太を覚えているか?ほら、禍津町の第一発見者の』
「もちろん覚えてます。彼の聴取を取ろうとしたら、朝霧調査員に邪魔されたんですよね」
『うん、そうだったね。実はね、室町さんも調査を進めるうちにメゾン・ド・ノワールというシェアハウスがどうも怪しいということになったらしいんだな』
「メゾン・ド・ノワール…ですか?」
『そう。ほら、青井が管理人をしてるっていう』
そういえば青井はそんなことを言っていた。だがそこまで聞いても今から自分が受ける面接について話が繋がらない。
「はあ。青井が怪しいってことですよね?」
『いや、室町さんが言うには、どうもそこに住んでいる住人にセフィロトと深く関わっている人間がいるらしいってことなんだ。彼らは元々、そのコミューンについて探っていたわけだからね。でもその延長線上で、禍津町の殺人の実行犯もそこに隠れている可能性を掴んだって言うんだよ』
「え、禍津町の実行犯が!?」
それが本当ならそんなにありがたい情報はない。そのシェアハウスに踏み込めば犯人を逮捕し、警察庁のやつらを出し抜けるかもしれないではないか。
「ではそこに踏み込みましょう。今すぐ!」
『うんまあ、そうしたいのはやまやまなんだが、あくまでこれは室町さんから教えてもらった秘匿情報だからね、犯人が特定されたわけではないし、室町さんの方の捜査の邪魔をしないというのがこの情報を教えてもらう条件だったんだ』
「なるほど…でも犯人が住んでいるかもしれないんですよね?」
『そうなんだ。で、捜査協力をすることになったんだよ』
「はあ…」
聞いているうちに、弓削はモヤモヤとした感情を拭い去れなかった。組織は違えど、犯罪に立ち向かう姿勢は同じはずだ。まずはこちらの犯人逮捕に協力するべきではないか、と。たがそれは浦安も同じ気持ちのはずだ。だとすれば、一体自分はこれから何の面接を受けるのだろう?どうしてもそこに繋がらず、弓削は直接それを聞くことにした。
「捜査協力については分かりました。でもあたしは一体何の面接をこれから受けるんでしょうか?」
『うん、そのことなんだけど、今朝早くにまずは住人の情報を得ようとノワールの大家に連絡を取ったところ、うちの住人には犯罪に関与している人間などいない。疑うなら直接調べてみろって言うんだよ』
「はあ。なるほど」
『で、ノワールには今、空室が一つあるそうだ』
「はあ、空室がある…」
『そう、空室があるんだって』
言っているうちに嫌な予感が頭を掠める。自分はルームシェアはしたことがある。だがシェアハウスというのは、入ろうと思ったことも無ければどんなシステムで運営されているのかも知らない。が、もしそこに入ろうとするなら、何某かの面接なんかがあったりするのだろうか…?
「え、まさかなんですけど、そこにあたしに入れって言うんじゃ……」
『おお、察しがいいじゃないか』
「ええー!?無理です無理です!無理無理無理無理ぃ~!」
嫌な予感は的中し、弓削は声を上げた。今自分が住んでいる部屋を気に入っている。例え仕事であっても、それとこれとは話が違う。浦安は弓削の拒絶反応が思いの外強いことに困惑し、なだめるように言う。
『いや、何も今住んでいるところを引き払ってくれとまでは言わない。今も公民館で寝泊まりしているわけなんだから、その場所がちょっと変わるくらいに考えられないだろうか』
「いやだって、公民館はまだ同じ部屋に真美もいるし、同じ捜査チームで固まってるじゃないですか。そんな潜入捜査みたいなこと、あたしじゃなくて公安調査庁がやるべきなんじゃないですか?だいたい、青井はあたしが警察官だって知ってるんですよ?潜入するなら知られてない人間の方がよくありません?」
『ああ、それもそうなんだが、大家は警察官として調査することを提案しているわけだし、もし連中にやましいことがあるやつがいればノワールから逃げ出すだろ?そこに網を張っていれば調査の手前も省けるわけだ。それと、もちろん男が入れるんならそうするところなんだけどね、そのシェアハウスはどうやら一階が男で二階が女って決まってるらしくて、今すぐ入るのは女じゃないとダメみたいなんだ。で、公調のチームには女がいない。てことで、弓削にお願いしたいというわけだ』
「てことでって言われましても…」
『もちろん家賃はこっちで持つし、特別手当も考えるから』
「いやそういう問題ではないんですが」
訳のわからない人間たちと暮らすことにはやはり抵抗がある。それを受けたらプライベートも無くなってしまうだろう。特別手当に魅力を感じなくはないが、そもそも浦安だって警察庁に内緒で捜査しているのだ。警察からそんな手当が出るとは思えない。公安調査庁が出してくれるにしても、自分はその種の訓練は受けておらず、ノウハウも知らないのだ。
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