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登場人物紹介
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※ネタバレを避けるため、主に初登場時の情報だけを書いています。
●禍津町…本作の舞台となる町。H県の南部中程に位置し、近郊都市と言うには喉かな田園風景が広がっている。人口一万人弱。周囲を山に囲まれ、盆地となっている。南接するK市からローカル線が通っており、南から源の鳥居駅、宇根野駅、山神駅の三駅にまたがっている。
●メゾン・ド・ノワール…禍津町高間台にあるシェアハウス。高魔台の黒鐘の屋敷と呼ばれている。丘を下ると宇根野駅に行き着く。
青井草太…ノワールの管理人。身長173cm。挨拶の声が大きい。
一乗寺弾正…1号室住人。ノワールにて一乗寺探偵事務所を開業している探偵。その実、依頼のほとんどは何でも屋のような雑用案件。
28歳、身長180cm
二本松駿佑…2号室住人。ぽっちゃり気味の自称ウェブクリエイター。その仕事内容は細々としたイラストの依頼を受けたりコミケ用の同人誌を製作したりしている。24歳、身長168cm。
三国明彦…3号室住人。工場勤務の38歳、いつも微笑んだような優しい表情をしている。草太いわくノワールの常識人。身長175cm
四條畷傑…4合室住人。塾講師。ライフワークとして禍津町周辺の山の岩石を採取するというフィールドワークを続けている。30歳、身長175cm。
五月山天冥…5号室住人。占い師。大正のモガ風のクロッシェ帽を被り、帽子から出た黒いチュールで目元を隠し、黒いワンピースに黒いフェザーショールという出で立ちで辻󠄀占いをやっている。黒髪長髪で普段はポニーテールにしている。32歳、身長172cm。
六甲道朱美…6号室住人。バーku-onの店長。ロングボブの髪をブラウンアッシュに染めている。明るくさっぱりした性格でノワールのマドンナ的存在。25歳、身長170cm
ちなみにku-onのオーナーは星宮久遠寺の遵奉住職。
八尾紬…大家の孫で、聖蓮女子高校の二年生。学校が休みの間によく8号室に寝泊まりしている。ミディアムロングのブラウンの髪でドール人形のような精巧な顔立ちをしている。17歳、身長168cm
九郎原乃愛…9号室住人。YourTubeでクロノアチャンネルを運営する都市伝説系ユァチューバー。ブルーの長髪のウィッグにエルフのとんがり耳という出で立ちで、ダークエルフと名乗っている。ボクっ娘。21歳、163cm。
神坂善晴 …ノワールの大家。ホラー漫画家。ノワール横のモダンな家で、千草というお手伝いさんと一緒に暮らしている。
70歳くらいで白髪の好々爺。
●聖蓮女子高等学校関係
聖連女子高校…カトリック系のお嬢様学校。禍津町南西部の一珠ダムのある紫明湖の浮き島に位置し、設立は平成25年。元々紫明湖には妙法寺という寺ががあった。
小泉陽菜…二年。縁無し眼鏡。二つ結びの髪の先をふんわり広げている。都市伝説好きで心晴を親友と思っている。
佐倉心晴…二年。陽菜の友達。都市伝説好きで心晴とよく一緒にいるが、一学期後半になり、他のグループと積極的に交流するようになる。
池田渚…二年。派手な外見で、今年付き合った男性の数は十人以上に登る。K駅前の高級マンション・グランシャングリラK10階の1012号室に住んでいる。
伊藤唯…二年。渚の子分的存在で、いつも渚と行動を共にする。
水谷鈴…二年。渚と唯とよく三人でつるんでいる。
高瀬陽翔…渚の元カレで唯の彼氏。22歳、金髪。居酒屋でしょう油を直飲みし、それがSNSで拡散されて炎上。明彦と同じ工場で働いている。
新見逸生…渚の彼氏。居酒屋で陽翔がしょう油を直飲みしたのをSNSで拡散した。24歳、スカウトマン。
穂乃香…陽菜と心晴の捜索を一乗寺探偵事務所に依頼してきた謎の少女。
肩甲骨の当たりで内ハネしたミディアムロングの亜麻色の髪、あどけなさの残る顔立ち。
君嶋校長…敬虔なクリスチャンで、その言葉には聖職者らしい威厳がある。
倉田こより…陽菜や渚たちの担任。33歳。前髪を眉毛のすぐ上で綺麗に切り揃え、後ろ髪をポニーテールにまとめている。どこか陰気で頼りない感じのする女性。
●警察関係
浦安誠…H県警K署所属、刑事課強行犯係の係長。階級は警部補。57歳で昔ながらのきっちりした短髪。君枝という妻と二人暮らしで、一人息子はすでに成人して独立している。本作の視点人物の一人。
弓削史子…H県警K署所属、刑事課強行犯係の主任。階級は巡査部長。年齢は32歳。小柄で巨乳だが、所見で胸を見た者を軽蔑する。出世意欲が強い。本作の視点人物の一人。
須田…K署強行犯係の巡査部長。35歳。オタク気質で、K署ではIT担当。休日はアイドルのおっかけをしている。
速水…K署強行犯係の巡査部長。28歳。国立T大出のキャリア組だが、K署ではまだ若手。父親が銀行役員のお坊ちゃん。
遠藤…42歳。K署強行犯係の巡査部長。地域課での経験が長い苦労人。ひょうきんな性格が慕われている。
橋爪…強面の33歳。中途採用のキャリア組。冷静沈着なタイプで、弓削からはライバル視されているが、本人は気にかけていない。
酒井田真美…弓削班の25歳。身長165cm。セミロングの髪を無造作にひっつめている。岩永課長と不倫の噂あり。
番場文雄…弓削班の64歳。身長160cm。完全白髪でおじいにゃんに見え、覇気がない。昇進試験を受けず、階級は巡査長。
岩永…K署の刑事課長。元々は浦安の部下で、岩ちゃん、まことさんと呼び合う仲だった。
忌野…禍津町派出所の巡査。40代で中肉中背。頭髪が薄い。
沖芝…警察庁から派遣された管理官。階級は警視。45歳。脂の乗った頬に吊り目が特徴の威厳のある女性。娘が一人いる。
袴田…警察庁刑事部捜査第一課・殺人犯捜査係の係長で禍津町の捜査ではK署強行犯係の須田班と行動を共にしている。階級は警部。42歳のキャリア組で痩せ型な体躯。
●公安調査庁
室町…公安調査庁特務調査室室長。42歳。銀縁眼鏡に仕立ての良いチャーコールグレーのスーツがトレードマーク。
朝霧…公安調査庁調査第一部特務捜査室調査官。36歳。髪色銀メッシュラメ入り紫スーツという地方のホスト風。鋭い狐目の甘いマスクをしている。
(左から、遠藤、速水、須田、橋爪、酒井田、朝霧、室町、沖芝、岩永)
●セフィロト…禍津町の北西部を拠点にしている生活共同体。マルクス主義の実現を目指し、農業中心の自給自足の生活を信条としている。1970年代に下火になった新左翼運動の一派が移り住んで作ったと言われている。元々ここの土地には神社があったが、戦災で焼けてしまってセフィロトが来る前には荒れ地になっていた。
●星宮久遠寺
遵奉…住職。親しみやすそうな二重顎のまん丸顔は布袋様に似ていて、体のどの部分を取っても丸みを帯びている。脂肪でシワが伸びているせいで年齢が読みにくい。
●七星妙見宮…禍津町西部の鬼墓山の登山口にある神社。宮司だった鮫島は二年前、妻と登場中学生だった娘とともに一家惨殺事件に遭って亡くなった。
●鷹田神社…禍津町の南端、K市の北部に位置する神社。清和源氏発祥の地とされ、K市の観光スポットの一つとなっている。
服部神主…細面に長い鼻の、厳格な雰囲気の神主。
●源の鳥居…駅名にもなっており、元々駅の東側に神社があったが、かなり前に土砂崩れで埋まってしまい、再建の目処は立っていない。現在は道祖神に囲まれた大きな鳥居だけが残っている。
●禍津町役場…山神駅に、公民館と並んである。
栗原健一…禍津町の現町長。40代半ばの人の良さそうな人物。父親から地盤を受け継ぎ町長となった。父の秀太郎は野心家だったが、健一には権力志向は感じられない。
●禍津町…本作の舞台となる町。H県の南部中程に位置し、近郊都市と言うには喉かな田園風景が広がっている。人口一万人弱。周囲を山に囲まれ、盆地となっている。南接するK市からローカル線が通っており、南から源の鳥居駅、宇根野駅、山神駅の三駅にまたがっている。
●メゾン・ド・ノワール…禍津町高間台にあるシェアハウス。高魔台の黒鐘の屋敷と呼ばれている。丘を下ると宇根野駅に行き着く。
青井草太…ノワールの管理人。身長173cm。挨拶の声が大きい。
一乗寺弾正…1号室住人。ノワールにて一乗寺探偵事務所を開業している探偵。その実、依頼のほとんどは何でも屋のような雑用案件。
28歳、身長180cm
二本松駿佑…2号室住人。ぽっちゃり気味の自称ウェブクリエイター。その仕事内容は細々としたイラストの依頼を受けたりコミケ用の同人誌を製作したりしている。24歳、身長168cm。
三国明彦…3号室住人。工場勤務の38歳、いつも微笑んだような優しい表情をしている。草太いわくノワールの常識人。身長175cm
四條畷傑…4合室住人。塾講師。ライフワークとして禍津町周辺の山の岩石を採取するというフィールドワークを続けている。30歳、身長175cm。
五月山天冥…5号室住人。占い師。大正のモガ風のクロッシェ帽を被り、帽子から出た黒いチュールで目元を隠し、黒いワンピースに黒いフェザーショールという出で立ちで辻󠄀占いをやっている。黒髪長髪で普段はポニーテールにしている。32歳、身長172cm。
六甲道朱美…6号室住人。バーku-onの店長。ロングボブの髪をブラウンアッシュに染めている。明るくさっぱりした性格でノワールのマドンナ的存在。25歳、身長170cm
ちなみにku-onのオーナーは星宮久遠寺の遵奉住職。
八尾紬…大家の孫で、聖蓮女子高校の二年生。学校が休みの間によく8号室に寝泊まりしている。ミディアムロングのブラウンの髪でドール人形のような精巧な顔立ちをしている。17歳、身長168cm
九郎原乃愛…9号室住人。YourTubeでクロノアチャンネルを運営する都市伝説系ユァチューバー。ブルーの長髪のウィッグにエルフのとんがり耳という出で立ちで、ダークエルフと名乗っている。ボクっ娘。21歳、163cm。
神坂善晴 …ノワールの大家。ホラー漫画家。ノワール横のモダンな家で、千草というお手伝いさんと一緒に暮らしている。
70歳くらいで白髪の好々爺。
●聖蓮女子高等学校関係
聖連女子高校…カトリック系のお嬢様学校。禍津町南西部の一珠ダムのある紫明湖の浮き島に位置し、設立は平成25年。元々紫明湖には妙法寺という寺ががあった。
小泉陽菜…二年。縁無し眼鏡。二つ結びの髪の先をふんわり広げている。都市伝説好きで心晴を親友と思っている。
佐倉心晴…二年。陽菜の友達。都市伝説好きで心晴とよく一緒にいるが、一学期後半になり、他のグループと積極的に交流するようになる。
池田渚…二年。派手な外見で、今年付き合った男性の数は十人以上に登る。K駅前の高級マンション・グランシャングリラK10階の1012号室に住んでいる。
伊藤唯…二年。渚の子分的存在で、いつも渚と行動を共にする。
水谷鈴…二年。渚と唯とよく三人でつるんでいる。
高瀬陽翔…渚の元カレで唯の彼氏。22歳、金髪。居酒屋でしょう油を直飲みし、それがSNSで拡散されて炎上。明彦と同じ工場で働いている。
新見逸生…渚の彼氏。居酒屋で陽翔がしょう油を直飲みしたのをSNSで拡散した。24歳、スカウトマン。
穂乃香…陽菜と心晴の捜索を一乗寺探偵事務所に依頼してきた謎の少女。
肩甲骨の当たりで内ハネしたミディアムロングの亜麻色の髪、あどけなさの残る顔立ち。
君嶋校長…敬虔なクリスチャンで、その言葉には聖職者らしい威厳がある。
倉田こより…陽菜や渚たちの担任。33歳。前髪を眉毛のすぐ上で綺麗に切り揃え、後ろ髪をポニーテールにまとめている。どこか陰気で頼りない感じのする女性。
●警察関係
浦安誠…H県警K署所属、刑事課強行犯係の係長。階級は警部補。57歳で昔ながらのきっちりした短髪。君枝という妻と二人暮らしで、一人息子はすでに成人して独立している。本作の視点人物の一人。
弓削史子…H県警K署所属、刑事課強行犯係の主任。階級は巡査部長。年齢は32歳。小柄で巨乳だが、所見で胸を見た者を軽蔑する。出世意欲が強い。本作の視点人物の一人。
須田…K署強行犯係の巡査部長。35歳。オタク気質で、K署ではIT担当。休日はアイドルのおっかけをしている。
速水…K署強行犯係の巡査部長。28歳。国立T大出のキャリア組だが、K署ではまだ若手。父親が銀行役員のお坊ちゃん。
遠藤…42歳。K署強行犯係の巡査部長。地域課での経験が長い苦労人。ひょうきんな性格が慕われている。
橋爪…強面の33歳。中途採用のキャリア組。冷静沈着なタイプで、弓削からはライバル視されているが、本人は気にかけていない。
酒井田真美…弓削班の25歳。身長165cm。セミロングの髪を無造作にひっつめている。岩永課長と不倫の噂あり。
番場文雄…弓削班の64歳。身長160cm。完全白髪でおじいにゃんに見え、覇気がない。昇進試験を受けず、階級は巡査長。
岩永…K署の刑事課長。元々は浦安の部下で、岩ちゃん、まことさんと呼び合う仲だった。
忌野…禍津町派出所の巡査。40代で中肉中背。頭髪が薄い。
沖芝…警察庁から派遣された管理官。階級は警視。45歳。脂の乗った頬に吊り目が特徴の威厳のある女性。娘が一人いる。
袴田…警察庁刑事部捜査第一課・殺人犯捜査係の係長で禍津町の捜査ではK署強行犯係の須田班と行動を共にしている。階級は警部。42歳のキャリア組で痩せ型な体躯。
●公安調査庁
室町…公安調査庁特務調査室室長。42歳。銀縁眼鏡に仕立ての良いチャーコールグレーのスーツがトレードマーク。
朝霧…公安調査庁調査第一部特務捜査室調査官。36歳。髪色銀メッシュラメ入り紫スーツという地方のホスト風。鋭い狐目の甘いマスクをしている。
(左から、遠藤、速水、須田、橋爪、酒井田、朝霧、室町、沖芝、岩永)
●セフィロト…禍津町の北西部を拠点にしている生活共同体。マルクス主義の実現を目指し、農業中心の自給自足の生活を信条としている。1970年代に下火になった新左翼運動の一派が移り住んで作ったと言われている。元々ここの土地には神社があったが、戦災で焼けてしまってセフィロトが来る前には荒れ地になっていた。
●星宮久遠寺
遵奉…住職。親しみやすそうな二重顎のまん丸顔は布袋様に似ていて、体のどの部分を取っても丸みを帯びている。脂肪でシワが伸びているせいで年齢が読みにくい。
●七星妙見宮…禍津町西部の鬼墓山の登山口にある神社。宮司だった鮫島は二年前、妻と登場中学生だった娘とともに一家惨殺事件に遭って亡くなった。
●鷹田神社…禍津町の南端、K市の北部に位置する神社。清和源氏発祥の地とされ、K市の観光スポットの一つとなっている。
服部神主…細面に長い鼻の、厳格な雰囲気の神主。
●源の鳥居…駅名にもなっており、元々駅の東側に神社があったが、かなり前に土砂崩れで埋まってしまい、再建の目処は立っていない。現在は道祖神に囲まれた大きな鳥居だけが残っている。
●禍津町役場…山神駅に、公民館と並んである。
栗原健一…禍津町の現町長。40代半ばの人の良さそうな人物。父親から地盤を受け継ぎ町長となった。父の秀太郎は野心家だったが、健一には権力志向は感じられない。
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