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第3部 他殺か心中か
獅子と虎と竜と
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大塚が亡くなってから、洋子は酒に溺れるようになった。芳山は洋子を気にかけ、大塚の娘の志保と連絡を取って彼女の様子を定期的に聞いていたが、いよいよ若年性アルツハイマーの兆候が出始めると、自分が責任者となっている老人介護施設へ入所することを促した。洋子には大塚の連れ子の志保の他にもう一人、大塚との間に萌未という子をもうけていて、当時ようやく義務教育を終えようとしていた。志保は二人の生活費を稼ぐために昼夜働き、とても洋子の面倒を見るゆとりがあるとは思えない。萌未はというと、彼女は少しエキセントリックな子で、芳山には大人しく洋子の面倒を見るタイプには見えなかった。芳山は志保に、洋子を施設に預けて自分たちは自分たちの生活を楽しみなさいと提案した。それは芳山自身の彼女たちに対する罪滅ぼしの一環でもあった。
志保はその話に乗ったのだったが、彼女には別の思惑があった。洋子は施設に入所し、志保と萌未は一緒に暮らし始めた。芳山は洋子の施設での費用を出来るだけ安く設定し、二人の娘が自分たちの幸せを攫んでくれるようにと願った。だが、志保が夜の仕事を始めたのは実は生活費の為だけではなかった。志保は自殺と断定された大塚の死因を疑っており、その真相を調べようとしていたのだ。そして何らかの情報を掴み、さらに真相に近づくために北新地へと足を踏み入れた。結果、そこでついに核心に迫り、自らも命を落とした───。
芳山は大塚の時と同じく、志保の死因も睡眠薬の過剰摂取による自殺と聞いた。だがその裏には、大力がいると直感した。真相に迫った志保は、大力が率いる組織に消されたのだ。
もちろん確たる証拠があるわけではない。だが池橋市での大力のやり口をずっと見てきた芳山に取って、志保一人を消すことくらい造作もないことに思えたし、大力はそれをするだけの冷酷さを兼ね備えているのも知っていた。
大力は日本最大の広域指定暴力団、神代組の五代目組長と兄弟の盃を交わし、神代組の中でも屈指の実力を発揮してきた。主に池橋市の都市開発事業に参入し、バブル景気も相まって莫大な利益を得て神代組の懐を潤すのに一役買ってきた。池橋市の地上げには大力会の若頭である篠原が陣頭指揮を取っていたが、篠原には大力会の組員の他に、大力のための暗殺部隊を錬成するという役割もあった。
大力の暗殺部隊……それは闇に紛れ、それなりに裏の社会に通じている芳山の情報収集能力をもってしてもその全容は捉えられない。だがそれは間違いなく実在していたし、そこに大力の子どもたちが関わっていることも掴んでいた。
大力はあちこちに子種を作り、一体何人に彼の血を分け与えているのか、それすらも把握仕切れていないのだが、一人、世間には隠せても裏に通ずる人間には隠しきれない存在がある。名を田岡志四雄といい、彼は獅子王を名乗り、破竹の勢いでWBAの世界チャンピオンにまで上り詰めた。そして引退後、彼が大力会の顧問的な存在になっているのはその筋の記事を扱っている週刊誌を読めば誰でも知ることが出来るのだが、実は彼が大力の落し種であるというのは裏社会では公然の事実として通っている。
さらに芳山は、田岡が所属している京極ジムこそが大力の暗殺部隊の根城だと思っている。京極ジムの責任者は篠原であり、彼はそこで裏の部隊に相応しい人間を見極め、育てると同時に、大力の子を預かって大力の手駒になるべく教育してきた。その一人が志四雄だったわけだが、彼は裏の存在として隠し切るには思いの外強く、プロの世界で栄光を勝ち取ると同時に大力を支える裏の部隊にもその光を差し込ませることとなったのだ。
大塚が死に、その死因に迫った志保も死んだ。そこには必ず、大力の暗殺部隊が関わっている。彼らは人を葬り去る術に長けており、彼らの手にかかれば法の網を掻い潜り、人知れず消されてしまう。大塚も志保も、彼らの手にかかったのだと、芳山は信じて疑わない。
だが、と首を振り、芳山はまた目の前の真奈美を見る。今度ばかりは大力のいいようにはさせない、と目力を強める。この目の前の娘や、彼女を支えてくれた友人たちのためにも…………つと、真奈美が自分のうどんの器を芳山の前に滑らせた。
「ん?何や?」
「おじいちゃん、うどん欲しかったんでしょ?でも真奈美、もう全部食べちゃったから、せめて汁だけでも飲んで?」
「いや違うわ、うどんが食べたかったんと違う」
カクッと力が抜け、そんな芳山に真奈美がにっこりと口角を上げる。
「じゃあじゃあ、替え玉頼んでいい?」
「ああ、替え玉でもお代わりでも、好きなだけ食べたらええ」
「やったー!おばちゃんお代わり!」
喜々として丼を差し出す真奈美に、芳山も頬が緩んだ。
子どもの頃イジメられていた真奈美は、中学に上がる頃には友達に囲まれ、次第に性格も明るくなっていった。はみ出し者同士がツルンでいたので相変わらず学校では浮いているようだったが、仲間たちは真奈美に生きる気力を与えてくれた。真奈美を引っ張ってくれたのは小学校の同級生だった小南彩香だ。だが彩香もまた、大力の餌食になった一人だった。
詳しいことは分からないが、彩香は神代組直径野崎組と半グレ集団虎舞羅との抗争に巻き込まれて死んだとニュースでやっていた。そこには一見、大力は絡んでいないように見えるが、虎舞羅といえばそのトップは神崎一虎で、彼もまた大力の血を分けた子の一人だ。一虎の稼いだ金は、大力会の資金源にもなっている。彩香は中学を卒業して一虎が経営する風俗店の事務員になったのたったが、おそらくそこで何か一虎に取ってまずいことを知ってしまったのだろう。ただそれで消されたと見るには手際が悪すぎるようにも思えた。消そうと思えば彩香一人くらい、暗殺部隊を使って人知れず存在を消し去るくらいお手の物のはずだ。
もう一人、虎舞羅と敵対したと報じられた野崎組には一虎の弟である神崎隆二が在籍している。どんな経緯で兄弟が争うことになっているのか分からないが、その二人の諍いが彩香の死にも関係しているように思える。
そしてさらに、真奈美の友人の中には洋子の娘の萌未もいた。真奈美と、洋子の娘…奇しくもこの二人がツルむようになったのは、偶然なのかそれとも………萌未は彩香と接触し、彩香は命を落とした……芳山にはそこに何か目に見えない因果の糸が彼らを、彼女らを、動かしているように見えて仕方がない。
洋子は二年前、施設に芳山を呼び寄せ、萌未を守って欲しいと頼んだ。その頃には洋子の幼児退行が進み、日常会話もままならなくなっていたのだが、志保の訃報をどこからか知り、もう一人の娘の危険を察知したのだろう。芳山に萌未のことを託した洋子は、しっかりとした母の眼差しだった。
洋子の依頼を受けた芳山は、まず志保の死の真相から知ろうと努めた。芳山の息のかかった警察官の話では、志保の死因は睡眠薬の過剰摂取で、当日には不審人物の出入りもなく、その判定は間違いないということだった。だが大力の暗殺部隊の巧妙さを知っている芳山には、警察の通り一遍の捜索など当てにならないと思えた。芳山が志保の死因を不審に思ったように、萌未も同じく姉の自殺を信じていないようだった。そして間もなく、萌未は志保が勤めていたのと同じ北新地のクラブに入店した。志保のように、真相を突き止めようとしているのだと思った。だとしたら危険だ。芳山は洋子と同じ老人介護施設で働かせ、特に洋子の面倒を見させていた真奈美に施設での仕事を休ませ、北新地の花屋に送り込んで萌未の偵察をさせた。本当は萌未と同じ店に潜り込ませたかったが、真奈美の器量ではそれは難しかった。こんなことを本人には言えないが……。
果たして萌未は志保の死の真相を探っていた。そしてついに、高嶋弓枝の存在にまで行き着いた。弓枝は萌未の勤めるクラブで綺羅と名乗り、芳山が新地で遊ぶ際の口座だった。
芳山は池橋市だけでなく、全国の同和事業に関わるようになっていったのだが、弓枝は泉南地域の同和地区の出身だった。少しでも彼女の売上に貢献出来ればと、芳山は彼女を口座としてよく飲みに行った。そんな弓枝は何か面白い情報はないかと芳山によく迫った。彼女はまるで黒革の手帖という小説の中の主人公のように、客の弱みを握ってはそれをネタに売上を伸ばしているようだった。
洋子に贖罪を感じていた芳山は、特別なルートで藤原健吾の弱みを入手していた。それはフジケン興業の不正献金の証拠だったのだが、同じ穴のムジナである芳山はそれを公表しようとは思えなかった。ただ真綿で首を絞めるように、チクチクとフジケン興業を弱らせてやれればと思っていた。なので、それが弓枝の実入りになるなら一石二鳥だと、彼女にその情報を提供した。そのことをどこからか知った志保が、弓枝のいるクラブ若名に足を踏み入れるきっかけになったわけだが………。
なので志保の死因も、そして彩香が死んだのも、さらには弓枝が投身自殺を図ったのも、全ては裏で大力と繋がっていることは、芳山に取っては明白だった。
そして、その実行部隊として大力の子どもたちが裏で蠢いている───
「獅子と、虎と、竜か………まずは全員の尻尾を掴まんとな」
芳山が呟くのを聞き、真奈美が嬉しそうに顔を上げる。
「動物園行っちゃう?今から行こうよ!デートしよ、デート!」
プッと、吹き出し、また空気が弛緩する。
「いや動物園に竜はおらんやろ」
志保はその話に乗ったのだったが、彼女には別の思惑があった。洋子は施設に入所し、志保と萌未は一緒に暮らし始めた。芳山は洋子の施設での費用を出来るだけ安く設定し、二人の娘が自分たちの幸せを攫んでくれるようにと願った。だが、志保が夜の仕事を始めたのは実は生活費の為だけではなかった。志保は自殺と断定された大塚の死因を疑っており、その真相を調べようとしていたのだ。そして何らかの情報を掴み、さらに真相に近づくために北新地へと足を踏み入れた。結果、そこでついに核心に迫り、自らも命を落とした───。
芳山は大塚の時と同じく、志保の死因も睡眠薬の過剰摂取による自殺と聞いた。だがその裏には、大力がいると直感した。真相に迫った志保は、大力が率いる組織に消されたのだ。
もちろん確たる証拠があるわけではない。だが池橋市での大力のやり口をずっと見てきた芳山に取って、志保一人を消すことくらい造作もないことに思えたし、大力はそれをするだけの冷酷さを兼ね備えているのも知っていた。
大力は日本最大の広域指定暴力団、神代組の五代目組長と兄弟の盃を交わし、神代組の中でも屈指の実力を発揮してきた。主に池橋市の都市開発事業に参入し、バブル景気も相まって莫大な利益を得て神代組の懐を潤すのに一役買ってきた。池橋市の地上げには大力会の若頭である篠原が陣頭指揮を取っていたが、篠原には大力会の組員の他に、大力のための暗殺部隊を錬成するという役割もあった。
大力の暗殺部隊……それは闇に紛れ、それなりに裏の社会に通じている芳山の情報収集能力をもってしてもその全容は捉えられない。だがそれは間違いなく実在していたし、そこに大力の子どもたちが関わっていることも掴んでいた。
大力はあちこちに子種を作り、一体何人に彼の血を分け与えているのか、それすらも把握仕切れていないのだが、一人、世間には隠せても裏に通ずる人間には隠しきれない存在がある。名を田岡志四雄といい、彼は獅子王を名乗り、破竹の勢いでWBAの世界チャンピオンにまで上り詰めた。そして引退後、彼が大力会の顧問的な存在になっているのはその筋の記事を扱っている週刊誌を読めば誰でも知ることが出来るのだが、実は彼が大力の落し種であるというのは裏社会では公然の事実として通っている。
さらに芳山は、田岡が所属している京極ジムこそが大力の暗殺部隊の根城だと思っている。京極ジムの責任者は篠原であり、彼はそこで裏の部隊に相応しい人間を見極め、育てると同時に、大力の子を預かって大力の手駒になるべく教育してきた。その一人が志四雄だったわけだが、彼は裏の存在として隠し切るには思いの外強く、プロの世界で栄光を勝ち取ると同時に大力を支える裏の部隊にもその光を差し込ませることとなったのだ。
大塚が死に、その死因に迫った志保も死んだ。そこには必ず、大力の暗殺部隊が関わっている。彼らは人を葬り去る術に長けており、彼らの手にかかれば法の網を掻い潜り、人知れず消されてしまう。大塚も志保も、彼らの手にかかったのだと、芳山は信じて疑わない。
だが、と首を振り、芳山はまた目の前の真奈美を見る。今度ばかりは大力のいいようにはさせない、と目力を強める。この目の前の娘や、彼女を支えてくれた友人たちのためにも…………つと、真奈美が自分のうどんの器を芳山の前に滑らせた。
「ん?何や?」
「おじいちゃん、うどん欲しかったんでしょ?でも真奈美、もう全部食べちゃったから、せめて汁だけでも飲んで?」
「いや違うわ、うどんが食べたかったんと違う」
カクッと力が抜け、そんな芳山に真奈美がにっこりと口角を上げる。
「じゃあじゃあ、替え玉頼んでいい?」
「ああ、替え玉でもお代わりでも、好きなだけ食べたらええ」
「やったー!おばちゃんお代わり!」
喜々として丼を差し出す真奈美に、芳山も頬が緩んだ。
子どもの頃イジメられていた真奈美は、中学に上がる頃には友達に囲まれ、次第に性格も明るくなっていった。はみ出し者同士がツルンでいたので相変わらず学校では浮いているようだったが、仲間たちは真奈美に生きる気力を与えてくれた。真奈美を引っ張ってくれたのは小学校の同級生だった小南彩香だ。だが彩香もまた、大力の餌食になった一人だった。
詳しいことは分からないが、彩香は神代組直径野崎組と半グレ集団虎舞羅との抗争に巻き込まれて死んだとニュースでやっていた。そこには一見、大力は絡んでいないように見えるが、虎舞羅といえばそのトップは神崎一虎で、彼もまた大力の血を分けた子の一人だ。一虎の稼いだ金は、大力会の資金源にもなっている。彩香は中学を卒業して一虎が経営する風俗店の事務員になったのたったが、おそらくそこで何か一虎に取ってまずいことを知ってしまったのだろう。ただそれで消されたと見るには手際が悪すぎるようにも思えた。消そうと思えば彩香一人くらい、暗殺部隊を使って人知れず存在を消し去るくらいお手の物のはずだ。
もう一人、虎舞羅と敵対したと報じられた野崎組には一虎の弟である神崎隆二が在籍している。どんな経緯で兄弟が争うことになっているのか分からないが、その二人の諍いが彩香の死にも関係しているように思える。
そしてさらに、真奈美の友人の中には洋子の娘の萌未もいた。真奈美と、洋子の娘…奇しくもこの二人がツルむようになったのは、偶然なのかそれとも………萌未は彩香と接触し、彩香は命を落とした……芳山にはそこに何か目に見えない因果の糸が彼らを、彼女らを、動かしているように見えて仕方がない。
洋子は二年前、施設に芳山を呼び寄せ、萌未を守って欲しいと頼んだ。その頃には洋子の幼児退行が進み、日常会話もままならなくなっていたのだが、志保の訃報をどこからか知り、もう一人の娘の危険を察知したのだろう。芳山に萌未のことを託した洋子は、しっかりとした母の眼差しだった。
洋子の依頼を受けた芳山は、まず志保の死の真相から知ろうと努めた。芳山の息のかかった警察官の話では、志保の死因は睡眠薬の過剰摂取で、当日には不審人物の出入りもなく、その判定は間違いないということだった。だが大力の暗殺部隊の巧妙さを知っている芳山には、警察の通り一遍の捜索など当てにならないと思えた。芳山が志保の死因を不審に思ったように、萌未も同じく姉の自殺を信じていないようだった。そして間もなく、萌未は志保が勤めていたのと同じ北新地のクラブに入店した。志保のように、真相を突き止めようとしているのだと思った。だとしたら危険だ。芳山は洋子と同じ老人介護施設で働かせ、特に洋子の面倒を見させていた真奈美に施設での仕事を休ませ、北新地の花屋に送り込んで萌未の偵察をさせた。本当は萌未と同じ店に潜り込ませたかったが、真奈美の器量ではそれは難しかった。こんなことを本人には言えないが……。
果たして萌未は志保の死の真相を探っていた。そしてついに、高嶋弓枝の存在にまで行き着いた。弓枝は萌未の勤めるクラブで綺羅と名乗り、芳山が新地で遊ぶ際の口座だった。
芳山は池橋市だけでなく、全国の同和事業に関わるようになっていったのだが、弓枝は泉南地域の同和地区の出身だった。少しでも彼女の売上に貢献出来ればと、芳山は彼女を口座としてよく飲みに行った。そんな弓枝は何か面白い情報はないかと芳山によく迫った。彼女はまるで黒革の手帖という小説の中の主人公のように、客の弱みを握ってはそれをネタに売上を伸ばしているようだった。
洋子に贖罪を感じていた芳山は、特別なルートで藤原健吾の弱みを入手していた。それはフジケン興業の不正献金の証拠だったのだが、同じ穴のムジナである芳山はそれを公表しようとは思えなかった。ただ真綿で首を絞めるように、チクチクとフジケン興業を弱らせてやれればと思っていた。なので、それが弓枝の実入りになるなら一石二鳥だと、彼女にその情報を提供した。そのことをどこからか知った志保が、弓枝のいるクラブ若名に足を踏み入れるきっかけになったわけだが………。
なので志保の死因も、そして彩香が死んだのも、さらには弓枝が投身自殺を図ったのも、全ては裏で大力と繋がっていることは、芳山に取っては明白だった。
そして、その実行部隊として大力の子どもたちが裏で蠢いている───
「獅子と、虎と、竜か………まずは全員の尻尾を掴まんとな」
芳山が呟くのを聞き、真奈美が嬉しそうに顔を上げる。
「動物園行っちゃう?今から行こうよ!デートしよ、デート!」
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「いや動物園に竜はおらんやろ」
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