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第1部 高級クラブのお仕事
闇に消える彼女の輪郭
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それから───
涼平は少し記憶が飛んでいるのだが、気がつくとオフホワイトの壁に囲まれた無機質な部屋にいた。
美伽の名前を口にした後、もう一度感情の波に襲われ、泣き叫んだのだった。
それから、どうやってここに通されたのか覚えていない。
「少しは落ち着いたかい?」
さっきのベージュの若い刑事がコーヒーを差し出した。
部屋では萌未の部屋までやってきた刑事二人がスチールフレームだけのデスクを挟んで涼平に向き、隅に置かれた机にもう一人、机上のパソコンに向いていた。
「今から君にいろいろ聞きたいことがあるんやけど、強制ではないんでこのまま帰ってくれても結構です。でも、協力してくれたら、有難いんやけど…君もしんどい思うけど、助けてくれへんか?」
年配の刑事が、先程までの威圧感のある口調とは違った情で訴えるような柔らかい表情で聞いた。
何故……?
彼女が…………!?
涼平の頭の中は処理しきれない疑問に押し潰されそうになっていた。
「俺も刑事さんたちに聞きたいことがあります。教えてもらえる範囲でいいんで教えてもらえたら、俺も協力します」
「そうか、助かる」
「まず、君はきのうの夜12時から明け方5時までの間、どこで何をしてたか知りたいんやけど…」
(ん!?この質問は……!)
涼平は目を見開く。
「あの…もしかしてこれって、取り調べですか?」
「いや、答えたくないことは答えなくていいんやで。今回のこと、詳しく事情を調べるのに参考にするだけやから」
そう言う刑事の語尾に言い訳臭いものを感じたが、何も聞かれて都合の悪いことなどなかったので、昨夜いた救急病院での経緯を話した。
すると、刑事は部屋の壁面のガラス窓の方に目配せするような仕草をした。
「じゃあね、亡くなった藤原美伽さんとの関係を教えてくれるか?」
「中学、高校の同級生です。大学も同じです」
「そう…。じゃあ今回のことは悲しかったね。え~と、彼女と男女のお付き合いとかはしたことある?」
涼平は黙って首を振る。
「あの…俺も聞きたいんですが、何で萌未が死んだと思われたんですか?」
その涼平の質問は、刑事たちがこれからする問い掛けの流れに沿っていたようだ。
若い方の刑事が、机の隅に用意されていた袋の中から、ビニール袋に入ったいくつかの品物を出し、涼平の目の前に広げた。
「これはね、車の中に残されていた物のうち、亡くなった女性のシート近くに置かれていたこのバッグに入っていた物です」
刑事の持つ薄桃色のバッグには見覚えがあった。
萌未がよく持ち歩いていた物だ。
そして、広げられた物の中に、財布、携帯、それに学生証があった。
「財布に入っていた学生証は間違いなく、絹川さんの物です。だから、亡くなられたのが絹川さんやと判断したんです。他のバッグや携帯は絹川さんの物に間違いないですか?」
萌未の携帯には赤いプラスチックのストラップが付いていたはずだが、目の前のそれにはついていなかった。
「似ていますが、同じかどうかまでは分かりません。美伽が萌未のバッグを持っていたってことですか?」
「う~ん、そういうことになるねえ…」
刑事はそこで眉をひそめてため息をついた。
「もう一つ、これを見て欲しいんやけど…」
刑事の差し出した小さいジップロック付きビニール袋の中に、くしゃくしゃになった名刺のような紙切れが入っている。
印刷の文字は…
椎原涼平──?
スカウト用に作ってもらった名刺だ。
「これはね、男性の方のご遺体が握っていた物やねん。君の名刺やね。何故これが握られていたか、何か心当たりはありますか?」
(宮本さんの手に!?心当たりも何も、俺の方が理由を知りたいよ)
状況を聞けば聞く程訳が分からなくなる。
(そういえば!萌未の部屋で刑事たちに名刺を渡したとき、彼らは驚いたように顔を見合わせていたよな…俺、ひょっとして容疑者と思われてるんじゃ!?)
涼平はようやく、自分の置かれている状況を理解した。刑事たちは初めから、遺体確認と言ってここに連れてきて、彼に取り調べをしたかったのだ。
「お、俺には何が何だか全く意味が解りません!」
不安に駆られてそう叫んだとき、扉がノックされ、部屋の向こうから一枚の紙が若い刑事に手渡された。それが年配の刑事へと渡ると、彼はしばらくその紙に目を通し、そして涼平に、
「今、君が確かに救急病院にいたことが確認取れたよ」
と、笑顔で言った。
「いや、疑ってた訳やないんやけど、一応、ほら、しきたり的なもんやから…」
人権的なものに配慮して言っているのだろうが、疑われていたことには疑いの余地がない。刑事の白々しい言い訳に、全てが嘘臭く思える。
いや、嘘であって欲しい…
もう一つの疑問。
なぜ美伽と宮本さんが一緒にいたのか?
「あの、宮本さんの方も、確認させてもらえますか?」
もう一度遺体安置室に行くことを願い出る。実はここは警察ではなく何かの撮影スタジオで、さっきの部屋に行くと二人は起き上がり、実はドッキリでした、何てことにならないだろうか…
「いや、宮本さんの方はすでにご遺族に来ていただいて、確認済みです。藤原さんの方も先程ご家族が到着し、確認してもらいました。今君をもう一度あそこへ連れて行くことは出来ません」
涼平の考えを打ち消すように、刑事はきっぱりとした口調でそう言った。
肉親の方たちの悲しみは、相当なものだろう。
あの部屋はきっと今頃、泣き叫ぶ人たちの悲痛な声に充満している。
確かに、そんなところへ、自分がのこのこ行く訳にはいかない…
頷いた涼平に、刑事は次に衝撃的なことを言った。その言葉に、涼平はまた愕然とする。
「宮本拓也さんと藤原美伽さんは、婚約なさってたみたいですね」
この事件で、涼平は今まで自分が何も知らなかったことを幾度となく思い知らされることとなる。
これが、その最初の衝撃だった。
「こ、婚約…ですか!?」
(ねえ、ねえ、聞いて、聞いて。宮本さんねぇ、もうすぐ結婚するんよ~)
宮本さんと同伴してきたときの由奈の言葉…
(私ね、フィアンセがいるの)
二十歳の誕生日、美伽に告白したときの彼女の言葉…
(あたしのこと本当に好きなら、彼を殺してよ)
お初天神での、萌未の言葉…
今、それらが「宮本拓也」というひとりの人間で繋がろうとしている。
(君は、何にも知らないんだね)
そう言ったときの宮本の顔が浮かぶ。
「疲れてるやろうけど、もう一つ、聞かせてもろていいかな?絹川さんと宮本さん、そして藤原さんとはどういった関係やったの?」
刑事の言葉にまた、涼平はハッとする。
(フジケンさんとこの?)
あのとき、貴代ママはそう言っていた。
「あの…その前に教えて下さい!美伽のお父さんってフジケン興業の社長ですか!?」
年配の刑事が書類に目を落とす。
「藤原健吾さん…そうやね、フジケン興業の社長さんやね」
てことは…!?
(萌未と美伽は俺を介してではなく、もっと別のところで繋がっていた…!?
俺の初恋の相手と、俺が今大切に想っている女性は同じ男性を取り合っていたのだ!)
次に涼平の頭を過ったのは、交差点で萌未と美伽にすれ違った光景だった。
──あのとき、俺は見間違えてなどいなかった!
俺はあのとき、生きている美伽を最後に目撃していたのだ──
(事故とはまだ断定出来ません。心中、あるいは無理心中の可能性も状況から高いですね。もしくは…)
萌未のお姉さんの部屋での若い刑事の言葉の続き…それは……
殺人!!
この事件の背後には萌未がいる…それは状況的に誰でも推察できる…
そして…もしかしたら…
「萌未と美伽は大学は同じですが、知り合いだったとは思えません。萌未と宮本さんは新地のバイト先のホステスとお客さんの関係です。それ以上は俺には分かりません」
とにかく、早くこの場から解放され、取り敢えず一人になって状況を整理したい……そんな欲求に駆られ、当たり障りのないことを端的に言った。
「そうですか…では、最後にもう一つ。萌未さんが現在いると思われる場所に心当たりはありませんか?」
この刑事の質問は、彼らにも萌未が現在連絡を取れない状況にあるということを教えてくれる。涼平にしても、今すぐにでも萌未に会って確かめたいところだが、彼女の携帯も一緒に水没し、今、目の前に置かれている。
唯一の連絡手段が断たれているのだ。
「あの…萌未の実家には連絡入れないんですか?」
そう聞くと、刑事たちは顔を見合わせた。
「こちらの記録には、萌未さんの実家というのは、君のいたあのマンション以外は無いことになってるんやけど…その場所はわかる?」
「え?いえ…て、俺はあそこはお姉さんの部屋だって彼女から聞いてたんですけど、お姉さんとは連絡取れないんですか?アメリカにいるっていう…」
知れば知るほど闇の中に迷い込んでしまいそうになる萌未の輪郭を、涼平は何とか手繰り寄せたくてそう聞いた。
しかし、次の刑事の言葉は完全に涼平を暗闇に放り込んでしまうものだった。
「お姉さん…というのは萌未さんがあのマンションで一緒に住んでた女性のことかな?だとしたら、すでに亡くなられているよ」
涼平は少し記憶が飛んでいるのだが、気がつくとオフホワイトの壁に囲まれた無機質な部屋にいた。
美伽の名前を口にした後、もう一度感情の波に襲われ、泣き叫んだのだった。
それから、どうやってここに通されたのか覚えていない。
「少しは落ち着いたかい?」
さっきのベージュの若い刑事がコーヒーを差し出した。
部屋では萌未の部屋までやってきた刑事二人がスチールフレームだけのデスクを挟んで涼平に向き、隅に置かれた机にもう一人、机上のパソコンに向いていた。
「今から君にいろいろ聞きたいことがあるんやけど、強制ではないんでこのまま帰ってくれても結構です。でも、協力してくれたら、有難いんやけど…君もしんどい思うけど、助けてくれへんか?」
年配の刑事が、先程までの威圧感のある口調とは違った情で訴えるような柔らかい表情で聞いた。
何故……?
彼女が…………!?
涼平の頭の中は処理しきれない疑問に押し潰されそうになっていた。
「俺も刑事さんたちに聞きたいことがあります。教えてもらえる範囲でいいんで教えてもらえたら、俺も協力します」
「そうか、助かる」
「まず、君はきのうの夜12時から明け方5時までの間、どこで何をしてたか知りたいんやけど…」
(ん!?この質問は……!)
涼平は目を見開く。
「あの…もしかしてこれって、取り調べですか?」
「いや、答えたくないことは答えなくていいんやで。今回のこと、詳しく事情を調べるのに参考にするだけやから」
そう言う刑事の語尾に言い訳臭いものを感じたが、何も聞かれて都合の悪いことなどなかったので、昨夜いた救急病院での経緯を話した。
すると、刑事は部屋の壁面のガラス窓の方に目配せするような仕草をした。
「じゃあね、亡くなった藤原美伽さんとの関係を教えてくれるか?」
「中学、高校の同級生です。大学も同じです」
「そう…。じゃあ今回のことは悲しかったね。え~と、彼女と男女のお付き合いとかはしたことある?」
涼平は黙って首を振る。
「あの…俺も聞きたいんですが、何で萌未が死んだと思われたんですか?」
その涼平の質問は、刑事たちがこれからする問い掛けの流れに沿っていたようだ。
若い方の刑事が、机の隅に用意されていた袋の中から、ビニール袋に入ったいくつかの品物を出し、涼平の目の前に広げた。
「これはね、車の中に残されていた物のうち、亡くなった女性のシート近くに置かれていたこのバッグに入っていた物です」
刑事の持つ薄桃色のバッグには見覚えがあった。
萌未がよく持ち歩いていた物だ。
そして、広げられた物の中に、財布、携帯、それに学生証があった。
「財布に入っていた学生証は間違いなく、絹川さんの物です。だから、亡くなられたのが絹川さんやと判断したんです。他のバッグや携帯は絹川さんの物に間違いないですか?」
萌未の携帯には赤いプラスチックのストラップが付いていたはずだが、目の前のそれにはついていなかった。
「似ていますが、同じかどうかまでは分かりません。美伽が萌未のバッグを持っていたってことですか?」
「う~ん、そういうことになるねえ…」
刑事はそこで眉をひそめてため息をついた。
「もう一つ、これを見て欲しいんやけど…」
刑事の差し出した小さいジップロック付きビニール袋の中に、くしゃくしゃになった名刺のような紙切れが入っている。
印刷の文字は…
椎原涼平──?
スカウト用に作ってもらった名刺だ。
「これはね、男性の方のご遺体が握っていた物やねん。君の名刺やね。何故これが握られていたか、何か心当たりはありますか?」
(宮本さんの手に!?心当たりも何も、俺の方が理由を知りたいよ)
状況を聞けば聞く程訳が分からなくなる。
(そういえば!萌未の部屋で刑事たちに名刺を渡したとき、彼らは驚いたように顔を見合わせていたよな…俺、ひょっとして容疑者と思われてるんじゃ!?)
涼平はようやく、自分の置かれている状況を理解した。刑事たちは初めから、遺体確認と言ってここに連れてきて、彼に取り調べをしたかったのだ。
「お、俺には何が何だか全く意味が解りません!」
不安に駆られてそう叫んだとき、扉がノックされ、部屋の向こうから一枚の紙が若い刑事に手渡された。それが年配の刑事へと渡ると、彼はしばらくその紙に目を通し、そして涼平に、
「今、君が確かに救急病院にいたことが確認取れたよ」
と、笑顔で言った。
「いや、疑ってた訳やないんやけど、一応、ほら、しきたり的なもんやから…」
人権的なものに配慮して言っているのだろうが、疑われていたことには疑いの余地がない。刑事の白々しい言い訳に、全てが嘘臭く思える。
いや、嘘であって欲しい…
もう一つの疑問。
なぜ美伽と宮本さんが一緒にいたのか?
「あの、宮本さんの方も、確認させてもらえますか?」
もう一度遺体安置室に行くことを願い出る。実はここは警察ではなく何かの撮影スタジオで、さっきの部屋に行くと二人は起き上がり、実はドッキリでした、何てことにならないだろうか…
「いや、宮本さんの方はすでにご遺族に来ていただいて、確認済みです。藤原さんの方も先程ご家族が到着し、確認してもらいました。今君をもう一度あそこへ連れて行くことは出来ません」
涼平の考えを打ち消すように、刑事はきっぱりとした口調でそう言った。
肉親の方たちの悲しみは、相当なものだろう。
あの部屋はきっと今頃、泣き叫ぶ人たちの悲痛な声に充満している。
確かに、そんなところへ、自分がのこのこ行く訳にはいかない…
頷いた涼平に、刑事は次に衝撃的なことを言った。その言葉に、涼平はまた愕然とする。
「宮本拓也さんと藤原美伽さんは、婚約なさってたみたいですね」
この事件で、涼平は今まで自分が何も知らなかったことを幾度となく思い知らされることとなる。
これが、その最初の衝撃だった。
「こ、婚約…ですか!?」
(ねえ、ねえ、聞いて、聞いて。宮本さんねぇ、もうすぐ結婚するんよ~)
宮本さんと同伴してきたときの由奈の言葉…
(私ね、フィアンセがいるの)
二十歳の誕生日、美伽に告白したときの彼女の言葉…
(あたしのこと本当に好きなら、彼を殺してよ)
お初天神での、萌未の言葉…
今、それらが「宮本拓也」というひとりの人間で繋がろうとしている。
(君は、何にも知らないんだね)
そう言ったときの宮本の顔が浮かぶ。
「疲れてるやろうけど、もう一つ、聞かせてもろていいかな?絹川さんと宮本さん、そして藤原さんとはどういった関係やったの?」
刑事の言葉にまた、涼平はハッとする。
(フジケンさんとこの?)
あのとき、貴代ママはそう言っていた。
「あの…その前に教えて下さい!美伽のお父さんってフジケン興業の社長ですか!?」
年配の刑事が書類に目を落とす。
「藤原健吾さん…そうやね、フジケン興業の社長さんやね」
てことは…!?
(萌未と美伽は俺を介してではなく、もっと別のところで繋がっていた…!?
俺の初恋の相手と、俺が今大切に想っている女性は同じ男性を取り合っていたのだ!)
次に涼平の頭を過ったのは、交差点で萌未と美伽にすれ違った光景だった。
──あのとき、俺は見間違えてなどいなかった!
俺はあのとき、生きている美伽を最後に目撃していたのだ──
(事故とはまだ断定出来ません。心中、あるいは無理心中の可能性も状況から高いですね。もしくは…)
萌未のお姉さんの部屋での若い刑事の言葉の続き…それは……
殺人!!
この事件の背後には萌未がいる…それは状況的に誰でも推察できる…
そして…もしかしたら…
「萌未と美伽は大学は同じですが、知り合いだったとは思えません。萌未と宮本さんは新地のバイト先のホステスとお客さんの関係です。それ以上は俺には分かりません」
とにかく、早くこの場から解放され、取り敢えず一人になって状況を整理したい……そんな欲求に駆られ、当たり障りのないことを端的に言った。
「そうですか…では、最後にもう一つ。萌未さんが現在いると思われる場所に心当たりはありませんか?」
この刑事の質問は、彼らにも萌未が現在連絡を取れない状況にあるということを教えてくれる。涼平にしても、今すぐにでも萌未に会って確かめたいところだが、彼女の携帯も一緒に水没し、今、目の前に置かれている。
唯一の連絡手段が断たれているのだ。
「あの…萌未の実家には連絡入れないんですか?」
そう聞くと、刑事たちは顔を見合わせた。
「こちらの記録には、萌未さんの実家というのは、君のいたあのマンション以外は無いことになってるんやけど…その場所はわかる?」
「え?いえ…て、俺はあそこはお姉さんの部屋だって彼女から聞いてたんですけど、お姉さんとは連絡取れないんですか?アメリカにいるっていう…」
知れば知るほど闇の中に迷い込んでしまいそうになる萌未の輪郭を、涼平は何とか手繰り寄せたくてそう聞いた。
しかし、次の刑事の言葉は完全に涼平を暗闇に放り込んでしまうものだった。
「お姉さん…というのは萌未さんがあのマンションで一緒に住んでた女性のことかな?だとしたら、すでに亡くなられているよ」
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