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第1部 高級クラブのお仕事
チロリン村の円環
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───あいつ、どうするつもりなんかなあと思ってな。まあ、涼平が知らんのやったら、また直接連絡してみるわ」
気落ちした涼平をよそに、黒田は話を続けていた。そんな黒田に、ガバっと顔を上げて聞く。
「あの!萌未が提案したんですよね?それで、俺も呼ぶって……」
急に声を上げた涼平に黒田は怪訝な表情をし、気圧されたように説明する。
「あ、ああ、そうやで。ていっても、ほとんど俺に丸投げやけどな。当日は宮本にまず若名に婚約者と一緒に来てもらって、それからミナミへ繰り出そうと思ってる」
そこで涼平はふと、黒田の言葉に違和感を覚えた。
「あれ?黒田さん、宮本さんのこと呼び捨てに……」
最初は萌未のことに気を取られて気づかなかったが、客である宮本に黒田が敬称なしで呼ぶのは明らかにおかしかった。すると黒田は眉を上げ、
「あ、涼平には言ってなかったなあ。あいつと俺はな、実は幼馴染なんや」
と言う。
「え…そうなんですか!?」
確かに黒田と宮本は年が同じくらいだ。
「それだけやないで。涼平は夏美とも親しいんやろ?夏美も俺らの幼馴染の一人で、当日も参加することになってる」
「え、夏美さんも!?」
宮本、黒田、夏美が幼馴染……一瞬そのことに驚いたが、よく考えたらそれは偶然でも何でもなく、いつかシャレードでマスターと隆二と夏美と萌未が繋がったことに感慨深く思ったように、黒田がクラブ若名に夏美を呼び、夏美が萌未を呼べば、その円環は達成される。後はなぜ宮本が萌未口座なのかということだが、そこにもある程度無理のない予測を立てることはでき、それも北新地がチロリン村と呼ばれる一環なのだと納得した。
目を白黒させ、考えを巡らせている涼平に黒田は、わははと笑い、
「まあ、内輪の飲み会の延長みたいなもんやから、涼平も気楽に参加してくれ。きっと萌未も宮本と婚約者に当てられるのが嫌で君を呼ぶんやろ。俺の見た所、萌未は涼平のことかなり好きみたいやからなあ」
と言ってまた涼平を揶揄するように笑う。
「え、萌未が、ですか?」
黒田は一つ頷き、ポンポン、と涼平の肩を叩く。その黒田の態度で、涼平の胸の支えも少し和らぐ気がした。
「分かりました。俺も参加させて下さい」
「お、そうか。まあ俺も店で配置任されてるからな、そんなに早く店を出るわけにもいかん。たぶん12時半くらいになるやろうから、当日電話を入れるわ」
そこで黒田の携帯が鳴り、すまん、と手で示して電話に出た。
(婚約者も呼んでパーティーやなんて、ひょっとして萌未はもう吹っ切れてる?それとも萌未の心には別の男がいて、今もその男と一緒にいる?)
涼平が思案にくれている間、黒田は携帯で誰かと話していたが、やがて、すまん、行かないといけなくなった、と言って財布から多目の札を出すと、
「これで好きなもんを食べてってくれ。イブに必ず連絡入れるから」
と、また肩をポンと叩き、携帯の相手としゃべりながら店を出て行った。
(忙しいんやなあ…)
一人になり、残っているビールを飲みながら、携帯を見つめた。
(俺の見た所、萌未は涼平のことかなり好きみたいやからなあ)
萌未の窓口である黒田がそんなことを言うってことは、旗から見てもそんな風に感じられる親密さが萌未から発されているのか…?
そんなことを考えていると、どうしても、萌未に会いたくなった。
クリスマスまでに遊園地に行こうと言っていたが、イブの日に飲み明かすとなればもう行ける日は明日しかない。そこで涼平は次のようなメールを打った。
『明日は祝日ですね。萌未は何してる?
クリスマス前に遊園地に行こうって言ってたけど、行けるとしたらもう明日しかないね。
もし予定なくて、体がきつくなければ、行こうよ。
連絡待ってます』
一体萌未はどこでこのメールを見るのだろう?
宮本と一緒にいないのならば、第三の人物が自ずと浮かび上がる。
(好きな人?いるわよ、いーぱい)
初めて夜を過ごした日の女豹のような萌未の顔が涼平の頭の中で妖しく微笑んでいた。
涼平は沈んだ気持ちのまま帰る気にもなれず、かといって休日前で混雑していると予想されるシャレードに向かう気にもなれなかったので、黒田が去った居酒屋で熱燗を頼んで飲み続けていた。
由奈からの着信が数回あったが、飲んで盛り上げられるテンションでもなく、スルーしていた。
そんな何回目かの着信に萌未の名前を見たとき、涼平は慌てて二つ折りの携帯を開いたのだった。
『周り、騒がしいね。どこにいるの?』
トーン低めの声が周りの雑音にかき消されそうになる。携帯を耳にピタリと当てた。
「え?どこにいるって?そういう萌未こそ、どこにいるん?」
酒の力で、言いにくかったことがサラッと言えた。
『酔ってるの?』
「酔ってないよ」
『酔ってる人は、酔ってないって言うのよ』
「じゃあ、酔ってるよ」
『酔ってるんなら、切るわよ』
「いやいや、掛け合い漫才ちゃうねんから…。俺さ、知ってるねん。萌未、宮本さんと別れたんやろ?」
どんどん言いにくいことが言える。
酒の力は素晴らしいな、と、このときの涼平は思っていた。
『どうして知ってるの?』
しばらくの沈黙の後、萌未はそう聞いた。
「この前宮本さんと二人で飲んで、本人がそう言ってた」
『そう…彼、他に何か言ってた?』
「俺が何にも知らないって…そんで、萌未のこと、よろしくお願いしますって言われたよ」
『うそ………』
次の言葉を待ったが、萌未はなかなか口を開かず、ときどき鼻をすする音が聞こえた。
「泣いてるの?」
『泣いてないわよ』
「泣いてる人は泣いてないって言うんやで」
『じゃあ、泣いてる』
そう言って萌未はクスッと笑った。
『ホントに泣いてないよ。不覚にも風邪ひいちゃって、寝込んでるの』
「ふーん、どこで寝てるの?」
『どこって何よ。自分の家に決まってるやない』
「そうなんや…何で?ミナミの部屋に来てくれへんの?」
『だって、今忙しい時期やから、涼平に風邪うつしたらあかんでしょ?』
「それはお気遣いありがとうございます。でも俺、萌未の顔が見たい。萌未に会いたいよ。もし明日出かけるのが無理なら、そっちにお見舞いに行ったらあかん?」
またしばらく沈黙する。
『涼平…あたしも、会いたいよ。でも…病気の顔なんか見られたくないの。ドルチェの黒服さんは、女心が分からないのね』
(なるほど…そう来るか…)
そう言われては、明日会うのは諦めざるを得ない。
しかし、ここで引き下がるには、萌未の声を聞くのは久し振り過ぎた。
「そしたら、さ、今度の土曜に行こう。それやったら風邪も治ってるやろ?」
『うん…いいわよ。じゃあ次の土曜日に…ね』
話が終わりそうな感じだったので、涼平は慌てて、
「あ!まだ切らんといて。萌未の声、もっと聞きたいねん」
と言うと、
『いいわよ。あたしも、涼平の声聞いていたい…』
と、萌未は鼻声で返した。
そこへ、四人やけどいけるか~と、どこかの店の黒服と思われる男がホステスを引き連れて店に入ってくる。
店が終わって流れてくる人間たちで賑わい出した店内には、空いている席が少なくなってきていた。
「かけ直すから、絶対出てな」
『分かった』
一度電話を切ってから会計を済ませ、出来るだけ静かな方向へと足を進めながら、携帯の着信履歴のページを開く。
急いで一番上の萌未の名前を押したつもりが、タッチの差でかかってきた由奈と繋がった。
『あんた!何してんのよ。まだ店終わらへんの!?』
由奈の声の大きさと、バックの雑音から、ホストクラブからかけてきたのがわかる。
「あ、え~と、今日はちょっと無理やわ」
『何でよ!約束したやんか』
(あ~あ、いっつもこれや。由奈って自分の要求を相手が聞いた時点で約束成立になるんやな…)
「ごめん!今、萌未と大事な話してるから!」
『萌未って若名の?由奈とどっ…』
プチッ
おそらく、携帯を初めて手にしてから最速記録と思われるスピードで、萌未の番号を押した。
『はい』
(よかった、出てくれた…)
気落ちした涼平をよそに、黒田は話を続けていた。そんな黒田に、ガバっと顔を上げて聞く。
「あの!萌未が提案したんですよね?それで、俺も呼ぶって……」
急に声を上げた涼平に黒田は怪訝な表情をし、気圧されたように説明する。
「あ、ああ、そうやで。ていっても、ほとんど俺に丸投げやけどな。当日は宮本にまず若名に婚約者と一緒に来てもらって、それからミナミへ繰り出そうと思ってる」
そこで涼平はふと、黒田の言葉に違和感を覚えた。
「あれ?黒田さん、宮本さんのこと呼び捨てに……」
最初は萌未のことに気を取られて気づかなかったが、客である宮本に黒田が敬称なしで呼ぶのは明らかにおかしかった。すると黒田は眉を上げ、
「あ、涼平には言ってなかったなあ。あいつと俺はな、実は幼馴染なんや」
と言う。
「え…そうなんですか!?」
確かに黒田と宮本は年が同じくらいだ。
「それだけやないで。涼平は夏美とも親しいんやろ?夏美も俺らの幼馴染の一人で、当日も参加することになってる」
「え、夏美さんも!?」
宮本、黒田、夏美が幼馴染……一瞬そのことに驚いたが、よく考えたらそれは偶然でも何でもなく、いつかシャレードでマスターと隆二と夏美と萌未が繋がったことに感慨深く思ったように、黒田がクラブ若名に夏美を呼び、夏美が萌未を呼べば、その円環は達成される。後はなぜ宮本が萌未口座なのかということだが、そこにもある程度無理のない予測を立てることはでき、それも北新地がチロリン村と呼ばれる一環なのだと納得した。
目を白黒させ、考えを巡らせている涼平に黒田は、わははと笑い、
「まあ、内輪の飲み会の延長みたいなもんやから、涼平も気楽に参加してくれ。きっと萌未も宮本と婚約者に当てられるのが嫌で君を呼ぶんやろ。俺の見た所、萌未は涼平のことかなり好きみたいやからなあ」
と言ってまた涼平を揶揄するように笑う。
「え、萌未が、ですか?」
黒田は一つ頷き、ポンポン、と涼平の肩を叩く。その黒田の態度で、涼平の胸の支えも少し和らぐ気がした。
「分かりました。俺も参加させて下さい」
「お、そうか。まあ俺も店で配置任されてるからな、そんなに早く店を出るわけにもいかん。たぶん12時半くらいになるやろうから、当日電話を入れるわ」
そこで黒田の携帯が鳴り、すまん、と手で示して電話に出た。
(婚約者も呼んでパーティーやなんて、ひょっとして萌未はもう吹っ切れてる?それとも萌未の心には別の男がいて、今もその男と一緒にいる?)
涼平が思案にくれている間、黒田は携帯で誰かと話していたが、やがて、すまん、行かないといけなくなった、と言って財布から多目の札を出すと、
「これで好きなもんを食べてってくれ。イブに必ず連絡入れるから」
と、また肩をポンと叩き、携帯の相手としゃべりながら店を出て行った。
(忙しいんやなあ…)
一人になり、残っているビールを飲みながら、携帯を見つめた。
(俺の見た所、萌未は涼平のことかなり好きみたいやからなあ)
萌未の窓口である黒田がそんなことを言うってことは、旗から見てもそんな風に感じられる親密さが萌未から発されているのか…?
そんなことを考えていると、どうしても、萌未に会いたくなった。
クリスマスまでに遊園地に行こうと言っていたが、イブの日に飲み明かすとなればもう行ける日は明日しかない。そこで涼平は次のようなメールを打った。
『明日は祝日ですね。萌未は何してる?
クリスマス前に遊園地に行こうって言ってたけど、行けるとしたらもう明日しかないね。
もし予定なくて、体がきつくなければ、行こうよ。
連絡待ってます』
一体萌未はどこでこのメールを見るのだろう?
宮本と一緒にいないのならば、第三の人物が自ずと浮かび上がる。
(好きな人?いるわよ、いーぱい)
初めて夜を過ごした日の女豹のような萌未の顔が涼平の頭の中で妖しく微笑んでいた。
涼平は沈んだ気持ちのまま帰る気にもなれず、かといって休日前で混雑していると予想されるシャレードに向かう気にもなれなかったので、黒田が去った居酒屋で熱燗を頼んで飲み続けていた。
由奈からの着信が数回あったが、飲んで盛り上げられるテンションでもなく、スルーしていた。
そんな何回目かの着信に萌未の名前を見たとき、涼平は慌てて二つ折りの携帯を開いたのだった。
『周り、騒がしいね。どこにいるの?』
トーン低めの声が周りの雑音にかき消されそうになる。携帯を耳にピタリと当てた。
「え?どこにいるって?そういう萌未こそ、どこにいるん?」
酒の力で、言いにくかったことがサラッと言えた。
『酔ってるの?』
「酔ってないよ」
『酔ってる人は、酔ってないって言うのよ』
「じゃあ、酔ってるよ」
『酔ってるんなら、切るわよ』
「いやいや、掛け合い漫才ちゃうねんから…。俺さ、知ってるねん。萌未、宮本さんと別れたんやろ?」
どんどん言いにくいことが言える。
酒の力は素晴らしいな、と、このときの涼平は思っていた。
『どうして知ってるの?』
しばらくの沈黙の後、萌未はそう聞いた。
「この前宮本さんと二人で飲んで、本人がそう言ってた」
『そう…彼、他に何か言ってた?』
「俺が何にも知らないって…そんで、萌未のこと、よろしくお願いしますって言われたよ」
『うそ………』
次の言葉を待ったが、萌未はなかなか口を開かず、ときどき鼻をすする音が聞こえた。
「泣いてるの?」
『泣いてないわよ』
「泣いてる人は泣いてないって言うんやで」
『じゃあ、泣いてる』
そう言って萌未はクスッと笑った。
『ホントに泣いてないよ。不覚にも風邪ひいちゃって、寝込んでるの』
「ふーん、どこで寝てるの?」
『どこって何よ。自分の家に決まってるやない』
「そうなんや…何で?ミナミの部屋に来てくれへんの?」
『だって、今忙しい時期やから、涼平に風邪うつしたらあかんでしょ?』
「それはお気遣いありがとうございます。でも俺、萌未の顔が見たい。萌未に会いたいよ。もし明日出かけるのが無理なら、そっちにお見舞いに行ったらあかん?」
またしばらく沈黙する。
『涼平…あたしも、会いたいよ。でも…病気の顔なんか見られたくないの。ドルチェの黒服さんは、女心が分からないのね』
(なるほど…そう来るか…)
そう言われては、明日会うのは諦めざるを得ない。
しかし、ここで引き下がるには、萌未の声を聞くのは久し振り過ぎた。
「そしたら、さ、今度の土曜に行こう。それやったら風邪も治ってるやろ?」
『うん…いいわよ。じゃあ次の土曜日に…ね』
話が終わりそうな感じだったので、涼平は慌てて、
「あ!まだ切らんといて。萌未の声、もっと聞きたいねん」
と言うと、
『いいわよ。あたしも、涼平の声聞いていたい…』
と、萌未は鼻声で返した。
そこへ、四人やけどいけるか~と、どこかの店の黒服と思われる男がホステスを引き連れて店に入ってくる。
店が終わって流れてくる人間たちで賑わい出した店内には、空いている席が少なくなってきていた。
「かけ直すから、絶対出てな」
『分かった』
一度電話を切ってから会計を済ませ、出来るだけ静かな方向へと足を進めながら、携帯の着信履歴のページを開く。
急いで一番上の萌未の名前を押したつもりが、タッチの差でかかってきた由奈と繋がった。
『あんた!何してんのよ。まだ店終わらへんの!?』
由奈の声の大きさと、バックの雑音から、ホストクラブからかけてきたのがわかる。
「あ、え~と、今日はちょっと無理やわ」
『何でよ!約束したやんか』
(あ~あ、いっつもこれや。由奈って自分の要求を相手が聞いた時点で約束成立になるんやな…)
「ごめん!今、萌未と大事な話してるから!」
『萌未って若名の?由奈とどっ…』
プチッ
おそらく、携帯を初めて手にしてから最速記録と思われるスピードで、萌未の番号を押した。
『はい』
(よかった、出てくれた…)
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