日本語教師日誌2

10月5日(月)

10月5日(月)

今日の授業は３つ。
計2時間半。
一つは30分だけだったため、特別時間が長かったという訳ではなかった。
疲れているのは3コマ目の問題である。
先に1コマ目と2コマ目のことを述べると、1コマ目は会話だけ、あまり盛り上がることもなかったが、おそらく話題が良くなかった。
学生の方から話し始めた話題のため、悪かったとは言いたくないのだが、例えば「好きな本のジャンル」みたいな大きなテーマになると、好みではないことに口が回らないことがある。
逆にハマればかなり満足のいく結果を得られる場合が多いのだが、今度はある程度予定を立てていかなければならないと実感した。
そもそものところで、いつも話題を持っていくのだが、前回の内容が良かったため、それを怠った私に落ち度がある。
2コマ目はN4の文法であり、大抵学生が質問を持ってくる。
こちらに関しては私も用意していき、いつもと同じように済ませた。
問題もなかったと思う。
その問題というのは3コマ目である。
まず、学生が10分遅れて来た。
直前に10分待つように言ってきたため、問題はない。
さらに途中10分トイレに抜けた。
まぁ学生が買った時間であるためこれについてもあまり言うべきではないのかもしれない。
しかし、まぁ待つだけの時間というのは残念でしかない。
楽は楽だし、実際何もしていなかった訳ではない。
SNSを見たり、なんだかんだしていればすぐに終わる。
しかし授業をしに来て、それで待たなければならないのも考えものである。
そして、授業は学生主導で進む。
学生は自分が何をしたらいいか分からないのに、基本的に私の指示を聞かない。
だからストレスが溜まる。
やりたいことがあって自由にしている学生は何人もいる。
以前に夜に教えていた学生も、「マンガを読みたい」と言って、わからないところが出てくるまで私を放置したり、他にも教科書を黙々と読んで、練習問題の正誤を聞いてくるような学生もいた。
しかし学生が満足しているならいいのだ。
目に見えて成長が見えるなら構わないのだ。
しかし今回のはおそらく、というかほぼ確実に違う。
多分オンライン向きの学生じゃないのだ。
私の方針に合わないため、正直今後は断りたいと思っている。
なんかがっかりだ。
事前に５つ分買われてしまっているため、あと２つ分の授業はしなければならない。
それが終わってから考えよう。
なんだか疲れたよ。