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日本に、ここだけ？3回転する橋？

日本でここだけ？3回転する橋？


　3回転する橋？どういうこと？と思っている方々、もちろん橋自体が回転してるわけではありません。
　
　　では、何が回転してるのかというと、橋の一部の道路が3回転しているのです。こういう橋を総称してループ橋と呼ぶそうですが、だいたいループ橋は、2回転が主流ですが、今回紹介する橋は3回転と大変珍しいと思います。（この橋がループ橋と比較するのは、ちょっと違うかもしれませんが）


　その3回転する橋の名前は、大阪府大阪市にある新木津川大橋しんきづがわおおはしといいます。

　この橋は、正式にはアーチ橋と呼ばれる部類に入ります。アーチ橋としては日本で2位の支間の長さ305メートルです。

　また、人や自転車も渡れる橋でもありますが、3回もループしていることもあってか橋の全長が2.4キロと長いので、橋の下に渡し船（木津川渡）があって無料で乗ることができます。
　
　では、なぜ3回転するほどのループ橋になったのか？疑問に思いますよね。

　その理由は、この橋がある付近は工業地帯で大型貨物船が川を通るために通常の橋より高くしないといけないのですが、橋を作る場所が手狭な土地しか取得出来なかったためループが3回しないと道路が大型貨物船が通る高さにならなかったからです。（橋の高さが水面から50メートル）

　私なりに、他に3回転する橋がないかを調べましたが、おそらくないのではないかと思われます。

　今回は、日本でここだけ？3回転する橋？でした。