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もっちゃん

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謎の王の墓が静岡県に!?

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謎の王の墓が静岡県で発見!?

 6月に静岡県のとある古墳が国の史跡に認定されました。

 その古墳は、高尾山古墳たかおさんこふんといい静岡県沼津市にあります。

 この古墳は、沼津市がバイパスを作ろうとして、工事をしている段階で発見されました。
(だいぶ前に市は古墳として認定はしていたが何も調査などはしなかった)

 この古墳が見つかった場所は、神社が二つ鎮座していたのですが、バイパスを作るため二つの神社は、他の場所に移動してもらったのです。

 しかし、昔からこの神社の下は古墳だと地域住民の言い伝えもあり市も古墳として認識はあったので、一応工事をやめて発掘したところ偉大な発見があったのです。

 なんと、この古墳が、卑弥呼が亡くなった3世紀半ばに作られた、東日本では、最古級で最大級だと判明したのです。


 ちょうどその頃は、古墳時代の始まりとされる時期で、奈良にある最古級の箸墓古墳はしはかこふん(卑弥呼の墓という説がある古墳)と同じ時期に作られたということになります。

 また、この古墳の大きさが全長62メートルと比較的規模の大きい古墳であることや古墳から2世紀頃に中国で作られた銅鏡などが発掘されたりしていることから、この地にヤマト王権とは、別の大きな勢力があったことになるのです。これからまた調査が継続されて、わかってくることもあるかもしれません。

 もちろん考古学協会は、歴史が変わるかもしれない偉大な発見ですから、古墳をこのまま残すように市側に忠告してますが、市側はバイパスがこの古墳がある場所以外は、もう完成しているので、いまさら変更はできないと主張して話は平行線を辿っていましたが、国の史跡に正式に登録されたので、この古墳を保存が決定しました。

 バイパスは、この古墳を跨ぐように、トンネルか橋を作る予定だそうです。
 
 この発見は、歴史の教科書に載る発見だと思いますが、みなさまご存知でしょうか?
 
 高尾山古墳、是非名前を覚えていたほうが、よいとわたしは思います。

 今回は、謎の王の墓が静岡県に!?でした。
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