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日本で1番距離が長い渡し船?

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日本で1番長い距離の渡し船が愛知県に?


 渡し船をみなさま知ってますか?

 人が渡れる橋が近くにないため、船で今現在も住人の足となっているのが渡し船です。

 1番有名な渡し船といえば、千葉県から東京都に行く、歌にもなった「矢切の渡し」ですね。(有料で対岸まで150メートルほど)

 その渡し船で、現存している1番長い距離(島嶼部を除く)が何処なのかを調べたら、愛知県から岐阜県に行く渡る船が1番長いのではないかと思います。

 その距離、約800メートル!!

 その渡し船の名前を「中野の渡し」といいます。運賃は、愛知県と岐阜県が費用を折半しているので、無料です。正式名称は、愛知県営西中野渡船場あいちけんえいにしなかのとせんじょう

 この中野の渡しは、1586年から始まったそうで、今現在愛知県一宮市から対岸の岐阜県羽島市に向けて木曽川を船で人や自転車を乗せてくれる渡し船です。(以前は、木曽川にはたくさん渡し船がありましたが、今は中野の渡しのみ)

 渡し船は、距離が比較的短い対岸を結んでいることが多いですが(同じ愛知県には、牛川の渡しがありますが、距離70メートル)、ここは800メートルあるので、大きい船かと思う方がいらっしゃるかと思いますが、他の短い距離の渡し船と同様の船です。

 今は、エンジンついた船ですが、昔は手漕ぎだったでしょうから、800メートルも船頭さんが大変だったと思います。

 しかし、この歴史ある渡し船が2025年に廃止になるかもしれないのです!

 その理由が、この渡し船がある場所のすぐ近くに、新濃尾大橋しんのうびおおはしが2025年に完成するからです。

 なんとか残せないかと一宮市長が努力してますが、報道によると廃止が濃厚だそうで、非常に残念でなりません。

 最近は、サイクリングの方が利用されてきて利用者が増えてきたそうですが、船頭さんも高齢化して、跡を継いでくれる方もいないそうです。

 愛知県側に、船頭さんがいる小屋があって船に乗りたいときは、声をかけるとのることができ、岐阜県側は、旗をあげる機械があって、滑車を回すと、船が愛知県側から来てくれます。
(愛知県側と岐阜県側両方とも歩いていける距離にバス停があるので、比較的交通便も良いほう)

 岐阜県側には、昔の渡船場の雰囲気を感じられる江戸時代に作られた常夜燈じょうやとうがあります。
 

 今回は、日本で1番距離が長い渡し船が愛知県に?でした。
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