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信長の妻が眠る寺が公園に！

信長の妻が眠る寺が公園に！


　皆様は、信長の妻の名前を知ってますか？


信長の妻は、濃姫が有名ですが、今回の信長の妻は、生駒吉乃いこまきつの（名前については諸説あり、今回は、便宜上、吉乃と書く）です。

　吉乃は、信長の息子の信雄を産んだ方なのですが、そのお墓がある愛知県江南市あいちけんこうなんしにある久昌寺《きゅうしょうじ》が2022年に解体されてしまったのです。


　このお寺を管理しているのは、吉乃が亡くなって以降、吉乃の生まれた生駒家が代々してましたが、本堂など老朽化や資金不足から維持ができず、また住職も長年いないため、解体されることになってしまったのです。（信長が寺の住職の地位を上げてしまったので、この寺の住職になることは、容易ではない）

　今は、市がこのお寺の跡地を買い取って、公園にしています。本堂にあった仏像などを安置する小さいお堂を作る予定だそうです。


　吉乃や生駒家の当主が眠る墓は、市の史跡となっており、この公園内の端にひっそりと佇んでいます。

　本堂は、1925年に建築されたとされていましたが、解体中に、本堂の一部に、天正時代（1573年から92年）の古材が使われているのではないかと専門家の意見が出て、一時は、解体作業が止まりましたが、結局は解体となりました。（その古材は、市の資料館に展示）

　信長もまさか妻の眠る寺が、将来こんな事になるとは、思ってみないことでしょうね。

　わたしもこの解体されるというニュースを聞いた時は、なんとかならなかったのかなぁ～という気持ちになりました。

　
　今回は、信長の妻が眠る寺が公園に！でした。