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#0420 さよなら汽車
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学生の頃、町で一番高い煙突からは、町の外へと続く線路が一望できた。
好きだったあの子が乗った汽車を、僕はあそこから見送った。
どこまでも、どこまでも昇ってゆく汽車を。
見上げた空の青さが涙で滲んで手を離しそうになったとき祖父の声が聞こえた
「今からじゃ同じ汽車には乗れんよ」と。
好きだったあの子が乗った汽車を、僕はあそこから見送った。
どこまでも、どこまでも昇ってゆく汽車を。
見上げた空の青さが涙で滲んで手を離しそうになったとき祖父の声が聞こえた
「今からじゃ同じ汽車には乗れんよ」と。
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