381 / 602
#0381 深夜の来訪者
しおりを挟む
深夜、窓の外にヤモリを見つけた。
窓を開けたが、網戸に張り付いたそいつは逃げ出さない。
つついてみたら猫そっくりの声で鳴いた。
家の中へ入れると膝の上に座る。撫でるとゴロゴロ喉を鳴らす。スマホに手を伸ばすと、その上にふんぞり返る。
「お前、ミケか?」
ヤモリは窓の外へと逃げた。
窓を開けたが、網戸に張り付いたそいつは逃げ出さない。
つついてみたら猫そっくりの声で鳴いた。
家の中へ入れると膝の上に座る。撫でるとゴロゴロ喉を鳴らす。スマホに手を伸ばすと、その上にふんぞり返る。
「お前、ミケか?」
ヤモリは窓の外へと逃げた。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説

【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。

怪奇蒐集帳(短編集)
naomikoryo
ホラー
【★◆毎朝6時30分更新◆★】この世には、知ってはいけない話がある。
怪談、都市伝説、語り継がれる呪い——
どれもがただの作り話かもしれない。
だが、それでも時々、**「本物」**が紛れ込むことがある。
本書は、そんな“見つけてしまった”怪異を集めた一冊である。
最後のページを閉じるとき、あなたは“何か”に気づくことになるだろう——。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる