呟怖千夜一夜

だんぞう

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#0348 雨足さん

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「なんか歩いているみたい」
「雨足さんだね」
極めて局所的な二本の土砂降りが歩くみたいに移動する様を雨足さんと呼ぶのはうちの地域だけってことを当時は知らなくて、彼女を止めるのが一瞬遅れた。
雨足さんを見上げちゃいけないなんて子どもでも知っているから、まさか傘を傾けるだなんて。
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