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#0235 呼び鈴
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その少女に駆け寄ったのは、幽閉されていると思ったから。
少女の盆の窪には穴が穿たれ、天井から垂れたリボンの先が無造作に押し込まれている。
外してやろうとリボンに触れた途端、少女は虚ろな瞳で歌い出した。扉に『呼び鈴』と書かれていたのを思い出す。
歌が止んだ。
突然の寒気と被視感。
少女の盆の窪には穴が穿たれ、天井から垂れたリボンの先が無造作に押し込まれている。
外してやろうとリボンに触れた途端、少女は虚ろな瞳で歌い出した。扉に『呼び鈴』と書かれていたのを思い出す。
歌が止んだ。
突然の寒気と被視感。
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