夏休み、隣の席の可愛いオバケと恋をしました。

みっちゃん

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夏休み

8月20日 夏休み、隣の席の女の子が隣にいます。

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この前の登校日は一緒に登校しなかった俺達だが、今回は一緒に学校に登校をした。

「なんだか、変な気分だな。いつも1人で登校してたから、隣に誰かがいるなんて。」
「そうだね~。私も誰かとこうやって過ごすなんて夢にも思わなかったよ。」

隣の席同士でそんな会話をしていると、先生が教室にやって来る。

「はーい、着席しろよ~。お前ら夏休みは元気に過ごしてるか?楽しすぎて、宿題をやっていないとかならないようにな。夏休みも残り10日ぐらいなんだし、計画的に進めていけよ~。」

ふと思えば、和奏と過ごせるのもあと約10日ほどになってしまった。
時の速さに少し恐ろしさを覚えながらも、和奏との別れを止められる訳もない。

和奏の方を見れば先生のその言葉に少し悲しそうな顔をしていた。
最近彼女のそんな顔が増えている気がする。

和奏には夏休みの間に様々な経験をさせてもらったので、せめて最後は笑顔で別れたいと思っていた。

「それじゃあ、連絡に入るぞ~。お前らも知ってる通り、そこの山にある安和神社が移動するから無くなってしまうんだ。それで、ウチの学校で31日の午前中に清掃のお手伝いをすることになった。忘れないようにな~。」

俺はこれだ!と思った。
和奏を笑顔で見送るために...。

それからは、連絡事項や配布物をいくつか貰って登校日は終わりを告げた。

「大地~。和奏ちゃん来てる?」

解散となり早速俺に話しかけてきたのは栞だった。

「ああ、そこの席に座ってるぞ。」
「そこって、和奏ちゃんの席だったの?」
「知らない。ま~、ずっと空いてるからいいんじゃないの?」
「そっか。」
「それで、用事は?」
「あ、そうそう。和奏ちゃんがうちに泊まりに来るって話、明日と明後日ってどう?」

俺はその言葉を聞き和奏の方を見ると、彼女は満面よの笑みで頷いていた。

「それでいいぞ。和奏もとっても嬉しそうだ。」
「そう?それなら、良かった。詳細は後で和奏ちゃんにメッセージで送っとくから。」
「分かった。」

そうして、栞は急いでどこかに行ってしまった。

「良かったな、和奏。」

そうして、俺達も帰路に着いたのだった。

帰り道、和奏が栞の家に泊まるということは家で1人で過ごさないと行けないことに気が付き少し寂しい気持ちを早くから感じる俺だった。

――――――――――――


残り11日。
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