夏休み、隣の席の可愛いオバケと恋をしました。

『俺の隣の席はいつも空いている。』

俺、九重大地の左隣の席は本格的に夏休みが始まる今日この日まで埋まることは無かった。

しかしある日、授業中に居眠りして目を覚ますと隣の席に女の子が座っていた。

「私、、オバケだもん!」

出会って直ぐにそんなことを言っている彼女の勢いに乗せられて友達となってしまった俺の夏休みは色濃いものとなっていく。

信じること、友達の大切さ、昔の事で出来なかったことが彼女の影響で出来るようになるのか。

ちょっぴり早い夏の思い出を一緒に作っていく。
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