48 / 114
Chapter_2:コーズ&エフェクト
Note_38
しおりを挟む
ローライトを点けて水中を探索する。早速分かれ道になっているが、右のトンネルは通行止めの標識がある。よって左側のトンネルを使う。
暗闇の中、所々切れているLED電灯を頼りに一本道を進む。ハンドルを握らずとも自然と前に動く。周囲の壁が機体の移動を補助している。
長い一本道、暗闇の中だが何もない。魚もいなければ他の機体もいない。まっすぐ向かう。
ようやく正面から光が見えてくる。出口までもうすぐのようだ。
「そろそろ、【アクアトンネル】が見えてくるはずだよ!」
「いよいよか……。」
レオは期待を膨らませていた。ライラは明確には見ておらず、同様に期待を寄せていた。
そして、機体は暗闇を抜ける…。
…光の先は、LED電灯で照らされた貯水が、青空の色を輝かせる。透き通る水、生態系の無い自分達だけの美しく広大な空間。まるで“楽園”のようであった。
「わぁ……綺麗……。」
「これは……すごいな。」
「アクアトンネルは……左上にあるね。」
一直線に伸びる透明な管が見える。本来はその経路が普通である。
しかし、ものすごい長さだ。サドは電池がちゃんと満たされているか心配する。ちゃんと充電されていて安心した。
「サド、腹減った。」
「待って。軽食をそっちにやるから。」
サドがチュロスを取り、袋を後ろに渡す。
「はい。」
「さんきゅ。」
「ありがとう!サド君!」
「どういたしまして。」
サドは気楽に対応する。レオも同様のチュロスを取り出す。ライラはパンを取る。
パンを口にする前に、ライラは姉弟に対して微笑みつつ尋ねる。
「……好きな物まで一緒なの?」
「べ、別にいいだろ!そんなの……」
「か、被ることだってありますから!」
「ふ~ん。」
ライラはニヤける。レオは言う。
「ていうかそれ、私のために買った奴だと思ってたんだけど……。」
「残ったら僕が食いたい分だから。パンならもう1つ買ってたはずだけど……。」
「お前だけ独り占めしようとしてたのか!?」
「そっちも独り占めしようとしたじゃん!」
「プックククク……」
ライラは笑いを抑える。レオは言う。
「……何笑ってんの?」
「いや……仲良しかな~って……。“ケンカするほど仲が良い”ってよく言うじゃない。」
「「………。///」」
唐突にお通夜みたいにどちらも話さなくなった。特にライラから顔を2人とも背ける。
「あれ……あれ?レオさ~ん?サドく~ん?もしかして図星ですか~?」
「……少し黙ってろ!」
「恥ずかしいです。」
2人から拒否された。マークⅢが話題を振る。
『まあ……はい。一緒に話しません?』
「あっ、はい!」
『サド君のシャワー事情につい……』
「もっと話すことあるでしょ!?」
「はだけると服が消えるから……」
「言うな!」
4人で話を楽しんだ。表よりも電灯と反射光で明るい分、会話がよく弾む。
_____
【ファーストステップ】駐機場にて、見張りの男性兵士2人が巡回していた。
「ふぅ……いや、大変なことになりましたね。まさか脱走した人を捕まえなくとも、もう1人以上逃してもクビですから。」
「安月給だし、パワハラばっかで、辞めたくなりますよ。女ったらしの上司も……何であいつだけ男なのに許されるんですかね。」
「何でだろ……そりゃ気になるな。
でもまあ、平和な場所にいるだけいいじゃないか。前線に駆られるよりかはマシだろ。」
綺麗な水場を見つめて、せめて心を癒やす。1人が水中からの気配を察した。
「……あれ?人来るっすね。」
「作業終わりだろうな。」
2人は機体の帰還に際して、誘導の準備をする。水面から機体が上がってきた。
機体の番号“28”。明らかにこちら側の機体ではなかった。その機体が2人に近づく。
「止まれ!止まるんだ!」
「畜生……何で戦いに巻き込まれなきゃなんねぇんだよ!」
天井から複数の小型機を呼び寄せる。姉弟だけが機体から降りる。
「……通してもらう。」
レオは剣を構え、小型機を分離させる。
敵の小型機は豆のような小さな弾丸を撃つ。連射力があり、毒のように相手を徐々に追い詰めるものだ。
そして敵兵の武装は、AI画像による補正付きの実弾ライフル。今の敵編成の中で一番火力がある武装である。
早速、自慢の武器でサドを狙おうとした。しかしそこにサドの姿は無く、狙いをつけられない。1発撃っても当たるはずもない。
サドはビームソードで斬り刻もうとする。
「ひぃぃぃっっっ!!」
しかし直前にエネルギーが切れてしまった。敵が怯む一瞬を狙い、持ち手で殴打して倒す。
対してレオは豪快に敵を吹き飛ばす。その隙を狙おうとした小型機を先に撃ち抜く。
残るは上に逃げる小型機だけ。なかなかすばしっこく、光線銃で1つずつはしんどい。
小型機の増援が来る。
「キリが無いな……サド、何とかできるか?」
「……マークⅢ!力を貸して!」
サドは微小なハニカム板に包まれる。双四角錐に包まれ、【P-bot_mk.Ⅲ】が中から現れる。
マークⅢのやることは、敵機を【プラズマネットワーク】に繋げ、負荷を上げて小型機の電源を落とす。
奥のカメラ、更に奥の制御室、乗ってきた機体さえも、その餌食となる。
マークⅢの仕事はひとまず終わり、サドの体に差し戻す。敵の気配は無い。
「もう、大丈夫ですよ!」
機体の中で隠れていたライラが、周囲を見渡してから降りようとする。サドが機体に近づき、ライラの降車を手伝う。
「ありがとう。」
「さてと、ここからは……」
「……レオに任せる。そういう話さ。向こうの扉にある階段を上がっていけば、そのまま【ファーストステップ】に行けるよ。」
「分かった。」
レオ達は扉の前まで歩く。そして階段を登っていく。
_____
今度はレオが先頭に立って扉を開ける。下町とは一転して、床や街並みからすごく綺麗で厳かなものであった。
街と呼ぶには静かで、住宅街のようなものだ。飛行する小型機の監視や、兵士の巡回が厄介である。
しかしサドの調べの通り、放射環状の通路で目指すべき場所が分かりやすい。【第1中央塔】まで目指す。
機体の監視を潜り抜けつつ、静かに歩く。時には兵士が張り込んでいることもあり、裏道を使いつつレオ達は塔へと進む。
兵士の前でライラが転けてバレそうになったものの、サドがすぐに反応して逃げる。遠回りだったが、なんとか安全に進むことができた。
レオ達は塔へと入る。庭園に人の気配は無い。百合の花園には目もくれず、塔の入り口へと入っていく。ここぞとばかりに、兵士が5人待ち構えていた。
「こりゃ……簡単には通してもらえないな。」
「ちょっと待って、私は戦わないから……」
兵士が回り込んで、ライラの腕を掴む。
「……逃がすと思うか?」
「離して!」
ライラが強引に引き剥がし、サドがすぐにライラの近くで守る。
「サド君……。」
「そうだな……例の機体を持って来い!」
奥からあの機体がやって来る。潜水救助機体【エギル・サーヴァント】が直々に電磁砲を担いでやってくる。
「あれは……ライラさん!」
サドの注意が機体に向く。そしてライラに光線銃を渡した。
「……えっ?」
「そっちまで手が回らないかも!」
「自分で決めて、こんなところに戻って来たんだ……戦うぐらいの覚悟は持ってんだろ?」
「はぁ!?」
「敵が来たらトリガーを押して撃つんだ!」
ライラは唐突に、戦闘に参加することになった。突然のことでライラは戸惑う。
「……ええええええええッッッ!!?!?」
暗闇の中、所々切れているLED電灯を頼りに一本道を進む。ハンドルを握らずとも自然と前に動く。周囲の壁が機体の移動を補助している。
長い一本道、暗闇の中だが何もない。魚もいなければ他の機体もいない。まっすぐ向かう。
ようやく正面から光が見えてくる。出口までもうすぐのようだ。
「そろそろ、【アクアトンネル】が見えてくるはずだよ!」
「いよいよか……。」
レオは期待を膨らませていた。ライラは明確には見ておらず、同様に期待を寄せていた。
そして、機体は暗闇を抜ける…。
…光の先は、LED電灯で照らされた貯水が、青空の色を輝かせる。透き通る水、生態系の無い自分達だけの美しく広大な空間。まるで“楽園”のようであった。
「わぁ……綺麗……。」
「これは……すごいな。」
「アクアトンネルは……左上にあるね。」
一直線に伸びる透明な管が見える。本来はその経路が普通である。
しかし、ものすごい長さだ。サドは電池がちゃんと満たされているか心配する。ちゃんと充電されていて安心した。
「サド、腹減った。」
「待って。軽食をそっちにやるから。」
サドがチュロスを取り、袋を後ろに渡す。
「はい。」
「さんきゅ。」
「ありがとう!サド君!」
「どういたしまして。」
サドは気楽に対応する。レオも同様のチュロスを取り出す。ライラはパンを取る。
パンを口にする前に、ライラは姉弟に対して微笑みつつ尋ねる。
「……好きな物まで一緒なの?」
「べ、別にいいだろ!そんなの……」
「か、被ることだってありますから!」
「ふ~ん。」
ライラはニヤける。レオは言う。
「ていうかそれ、私のために買った奴だと思ってたんだけど……。」
「残ったら僕が食いたい分だから。パンならもう1つ買ってたはずだけど……。」
「お前だけ独り占めしようとしてたのか!?」
「そっちも独り占めしようとしたじゃん!」
「プックククク……」
ライラは笑いを抑える。レオは言う。
「……何笑ってんの?」
「いや……仲良しかな~って……。“ケンカするほど仲が良い”ってよく言うじゃない。」
「「………。///」」
唐突にお通夜みたいにどちらも話さなくなった。特にライラから顔を2人とも背ける。
「あれ……あれ?レオさ~ん?サドく~ん?もしかして図星ですか~?」
「……少し黙ってろ!」
「恥ずかしいです。」
2人から拒否された。マークⅢが話題を振る。
『まあ……はい。一緒に話しません?』
「あっ、はい!」
『サド君のシャワー事情につい……』
「もっと話すことあるでしょ!?」
「はだけると服が消えるから……」
「言うな!」
4人で話を楽しんだ。表よりも電灯と反射光で明るい分、会話がよく弾む。
_____
【ファーストステップ】駐機場にて、見張りの男性兵士2人が巡回していた。
「ふぅ……いや、大変なことになりましたね。まさか脱走した人を捕まえなくとも、もう1人以上逃してもクビですから。」
「安月給だし、パワハラばっかで、辞めたくなりますよ。女ったらしの上司も……何であいつだけ男なのに許されるんですかね。」
「何でだろ……そりゃ気になるな。
でもまあ、平和な場所にいるだけいいじゃないか。前線に駆られるよりかはマシだろ。」
綺麗な水場を見つめて、せめて心を癒やす。1人が水中からの気配を察した。
「……あれ?人来るっすね。」
「作業終わりだろうな。」
2人は機体の帰還に際して、誘導の準備をする。水面から機体が上がってきた。
機体の番号“28”。明らかにこちら側の機体ではなかった。その機体が2人に近づく。
「止まれ!止まるんだ!」
「畜生……何で戦いに巻き込まれなきゃなんねぇんだよ!」
天井から複数の小型機を呼び寄せる。姉弟だけが機体から降りる。
「……通してもらう。」
レオは剣を構え、小型機を分離させる。
敵の小型機は豆のような小さな弾丸を撃つ。連射力があり、毒のように相手を徐々に追い詰めるものだ。
そして敵兵の武装は、AI画像による補正付きの実弾ライフル。今の敵編成の中で一番火力がある武装である。
早速、自慢の武器でサドを狙おうとした。しかしそこにサドの姿は無く、狙いをつけられない。1発撃っても当たるはずもない。
サドはビームソードで斬り刻もうとする。
「ひぃぃぃっっっ!!」
しかし直前にエネルギーが切れてしまった。敵が怯む一瞬を狙い、持ち手で殴打して倒す。
対してレオは豪快に敵を吹き飛ばす。その隙を狙おうとした小型機を先に撃ち抜く。
残るは上に逃げる小型機だけ。なかなかすばしっこく、光線銃で1つずつはしんどい。
小型機の増援が来る。
「キリが無いな……サド、何とかできるか?」
「……マークⅢ!力を貸して!」
サドは微小なハニカム板に包まれる。双四角錐に包まれ、【P-bot_mk.Ⅲ】が中から現れる。
マークⅢのやることは、敵機を【プラズマネットワーク】に繋げ、負荷を上げて小型機の電源を落とす。
奥のカメラ、更に奥の制御室、乗ってきた機体さえも、その餌食となる。
マークⅢの仕事はひとまず終わり、サドの体に差し戻す。敵の気配は無い。
「もう、大丈夫ですよ!」
機体の中で隠れていたライラが、周囲を見渡してから降りようとする。サドが機体に近づき、ライラの降車を手伝う。
「ありがとう。」
「さてと、ここからは……」
「……レオに任せる。そういう話さ。向こうの扉にある階段を上がっていけば、そのまま【ファーストステップ】に行けるよ。」
「分かった。」
レオ達は扉の前まで歩く。そして階段を登っていく。
_____
今度はレオが先頭に立って扉を開ける。下町とは一転して、床や街並みからすごく綺麗で厳かなものであった。
街と呼ぶには静かで、住宅街のようなものだ。飛行する小型機の監視や、兵士の巡回が厄介である。
しかしサドの調べの通り、放射環状の通路で目指すべき場所が分かりやすい。【第1中央塔】まで目指す。
機体の監視を潜り抜けつつ、静かに歩く。時には兵士が張り込んでいることもあり、裏道を使いつつレオ達は塔へと進む。
兵士の前でライラが転けてバレそうになったものの、サドがすぐに反応して逃げる。遠回りだったが、なんとか安全に進むことができた。
レオ達は塔へと入る。庭園に人の気配は無い。百合の花園には目もくれず、塔の入り口へと入っていく。ここぞとばかりに、兵士が5人待ち構えていた。
「こりゃ……簡単には通してもらえないな。」
「ちょっと待って、私は戦わないから……」
兵士が回り込んで、ライラの腕を掴む。
「……逃がすと思うか?」
「離して!」
ライラが強引に引き剥がし、サドがすぐにライラの近くで守る。
「サド君……。」
「そうだな……例の機体を持って来い!」
奥からあの機体がやって来る。潜水救助機体【エギル・サーヴァント】が直々に電磁砲を担いでやってくる。
「あれは……ライラさん!」
サドの注意が機体に向く。そしてライラに光線銃を渡した。
「……えっ?」
「そっちまで手が回らないかも!」
「自分で決めて、こんなところに戻って来たんだ……戦うぐらいの覚悟は持ってんだろ?」
「はぁ!?」
「敵が来たらトリガーを押して撃つんだ!」
ライラは唐突に、戦闘に参加することになった。突然のことでライラは戸惑う。
「……ええええええええッッッ!!?!?」
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
銀河戦国記ノヴァルナ 第3章:銀河布武
潮崎 晶
SF
最大の宿敵であるスルガルム/トーミ宙域星大名、ギィゲルト・ジヴ=イマーガラを討ち果たしたノヴァルナ・ダン=ウォーダは、いよいよシグシーマ銀河系の覇権獲得へ動き出す。だがその先に待ち受けるは数々の敵対勢力。果たしてノヴァルナの運命は?
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
―異質― 激突の編/日本国の〝隊〟 その異世界を掻き回す重金奏――
EPIC
SF
日本国の戦闘団、護衛隊群、そして戦闘機と飛行場基地。続々異世界へ――
とある別の歴史を歩んだ世界。
その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。
第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる――
大規模な演習の最中に異常現象に巻き込まれ、未知なる世界へと飛ばされてしまった、日本国陸隊の有事官〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟と、各職種混成の約1個中隊。
そこは、剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する世界であった。
そんな世界で手探りでの調査に乗り出した日本国隊。時に異世界の人々と交流し、時に救い、時には脅威となる存在と苛烈な戦いを繰り広げ、潜り抜けて来た。
そんな彼らの元へ、陸隊の戦闘団。海隊の護衛艦船。航空隊の戦闘機から果ては航空基地までもが、続々と転移合流して来る。
そしてそれを狙い図ったかのように、異世界の各地で不穏な動きが見え始める。
果たして日本国隊は、そして異世界はいかなる道をたどるのか。
未知なる地で、日本国隊と、未知なる力が激突する――
注意事項(1 当お話は第2部となります。ですがここから読み始めても差して支障は無いかと思います、きっと、たぶん、メイビー。
注意事項(2 このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。
注意事項(3 部隊単位で続々転移して来る形式の転移物となります。
注意事項(4 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。かなりなんでも有りです。
注意事項(5 小説家になろう、カクヨムでも投稿しています。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
3024年宇宙のスズキ
神谷モロ
SF
俺の名はイチロー・スズキ。
もちろんベースボールとは無関係な一般人だ。
21世紀に生きていた普通の日本人。
ひょんな事故から冷凍睡眠されていたが1000年後の未来に蘇った現代の浦島太郎である。
今は福祉事業団体フリーボートの社員で、福祉船アマテラスの船長だ。
※この作品はカクヨムでも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる