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最終話 光のジャスミン
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「ほんと?!」
「やったな、坂井さん!」
と祐と滋が交互に言うと、雪子はみんなに俺の携帯電話を開いて見せた。
「このメール読んで、釈明の余地があるなら、ね!」
「え?」
美夜は眉をひそめて携帯電話に表示しているメールを口に出して、読んだ。
『この前は楽しかったわ。またいつでも飲み来てくださいね!坂井さんならサービスするわ。それと、いつでも会いたい』
美夜が読み終えると、祐と滋は同時に目を細めて俺を見つめた。
「坂井さん…!」
「オッサン。…これは???」
俺はぎくりとして、頭を大きく横に振ると、
「お、俺は捜査を兼ねて飲みに行っただけだ!好き好んで行ったわけじゃ」
と言いかけると、祐は頭を横に振った。
「キャバ?スナック?」
「え…っと。ス、スナックに…」
「雪子がいない時に…?」
「え…あ…うん。だって、そ、捜査で!!」
「捜査ぁ…!」
何故かみんなが声を揃えて言うと、俺は悪くないのに悪いことをしたような気持ちになる。え?俺、悪いのか?!
「捜査?!」
みんなが口を揃える。すると、祐は凛の肩を抱き寄せて、
「坂井さんは、もう少しここに座ってた方がいいから、中に入ろうか」
と言うと、俺は祐を見上げた。
「やったな、坂井さん!」
と祐と滋が交互に言うと、雪子はみんなに俺の携帯電話を開いて見せた。
「このメール読んで、釈明の余地があるなら、ね!」
「え?」
美夜は眉をひそめて携帯電話に表示しているメールを口に出して、読んだ。
『この前は楽しかったわ。またいつでも飲み来てくださいね!坂井さんならサービスするわ。それと、いつでも会いたい』
美夜が読み終えると、祐と滋は同時に目を細めて俺を見つめた。
「坂井さん…!」
「オッサン。…これは???」
俺はぎくりとして、頭を大きく横に振ると、
「お、俺は捜査を兼ねて飲みに行っただけだ!好き好んで行ったわけじゃ」
と言いかけると、祐は頭を横に振った。
「キャバ?スナック?」
「え…っと。ス、スナックに…」
「雪子がいない時に…?」
「え…あ…うん。だって、そ、捜査で!!」
「捜査ぁ…!」
何故かみんなが声を揃えて言うと、俺は悪くないのに悪いことをしたような気持ちになる。え?俺、悪いのか?!
「捜査?!」
みんなが口を揃える。すると、祐は凛の肩を抱き寄せて、
「坂井さんは、もう少しここに座ってた方がいいから、中に入ろうか」
と言うと、俺は祐を見上げた。
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