239 / 260
最終話 光のジャスミン
2
しおりを挟む
「理。寒くないの?」
「おぉ、雪子。さみぃさみぃ」
理は笑ってそう言うと、私は理に抱きついた。後ろでは、祐と滋もニヤニヤしながら私たちを見つめている。美夜も籠を抱えながら私たちを見て微笑んでいた。
それでも、私と理はきつくお互いを抱き合っていた。
それから。
私たちは慌ただしい毎日を過ごしていった。
私の両親にまず、挨拶。
結婚の報告だけならまだしも、妊娠した、って言ったらお父さんは激怒。予想通りだけど。心配してたから、範子おばさんにも来てもらった。じゃなきゃ、お父さんの激怒が治らないから。
何年経っても、何故かおばちゃんにだけは頭が上がらないのは、おそらくお母さんとお父さんとおばちゃんと、おばちゃんの亡くなった旦那さんという4人の青春時代があったからなんだろうけど。
幼馴染みはおばちゃんとお父さん。そこに愛はなかったのか、それは私は知らない。
理のご両親は岐阜にいて、一泊でご挨拶にも行った。
理には姉が一人と弟が一人いて、姉と物凄い毒舌な喧嘩をしているのが面白かった。お姉さんとは仲良くなって、アドレス交換して時々メールしてくれる。
弟さんは私のことを、
「お義姉さんと呼べばいいの?年下になるのに?!」
という疑問を投げつけてきて、笑った。
「おぉ、雪子。さみぃさみぃ」
理は笑ってそう言うと、私は理に抱きついた。後ろでは、祐と滋もニヤニヤしながら私たちを見つめている。美夜も籠を抱えながら私たちを見て微笑んでいた。
それでも、私と理はきつくお互いを抱き合っていた。
それから。
私たちは慌ただしい毎日を過ごしていった。
私の両親にまず、挨拶。
結婚の報告だけならまだしも、妊娠した、って言ったらお父さんは激怒。予想通りだけど。心配してたから、範子おばさんにも来てもらった。じゃなきゃ、お父さんの激怒が治らないから。
何年経っても、何故かおばちゃんにだけは頭が上がらないのは、おそらくお母さんとお父さんとおばちゃんと、おばちゃんの亡くなった旦那さんという4人の青春時代があったからなんだろうけど。
幼馴染みはおばちゃんとお父さん。そこに愛はなかったのか、それは私は知らない。
理のご両親は岐阜にいて、一泊でご挨拶にも行った。
理には姉が一人と弟が一人いて、姉と物凄い毒舌な喧嘩をしているのが面白かった。お姉さんとは仲良くなって、アドレス交換して時々メールしてくれる。
弟さんは私のことを、
「お義姉さんと呼べばいいの?年下になるのに?!」
という疑問を投げつけてきて、笑った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
27
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる