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第11章 お仕置きです!
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そこには、雪子の部屋にあった鏡台があり、ミニコンポもある。チェスボードもあって、小さなローテーブルに、アクセサリー用の透明なケースもある。
「え?」
雪子は驚いて、茫然と立ち尽くしていた。窓には雪子が好きそうなカーテンと、スリッパもある。雪子は振り向いて俺を見つめてくると、俺はニッと笑って見せた。雪子は今度はウォークインクローゼットのドアを見つけて、急いで引き戸を開けると、俺の服よりも3倍ほど多い雪子の洋服が掛けられてあった。冬のコート、スプリングコート、ワンピースがズラリと並んでいる。帽子やスカーフなども、クローゼットの上の棚に置いてある。
「?!」
今度は洗面台へ。
先日来たときにはなかった、もう一つのピンクの歯ブラシとコップ。歯ブラシは、電動歯ブラシ。雪子が自宅で使っているものだ。
「!!?」
雪子は驚いて、今度は玄関に駆け出した。シューズラックには俺の靴ばかりだけど、広いシューズボックスの扉を開けると、ほとんど雪子のものばかりだ。ロングブーツは、右側の縦長のブーツ用のスペースにある。縦長のスペースって、ブーツ用だったんだな。
雪子は驚いて、ふらふらとリビングに戻ってくると、俺はそんな雪子の真後ろをついて行き、雪子の手を繋いで引き寄せた。雪子は俺の腕の中で俺を見上げると、その瞳は涙でウルウルと潤んでいた。
「ど、どういうこと?」
「え?」
雪子は驚いて、茫然と立ち尽くしていた。窓には雪子が好きそうなカーテンと、スリッパもある。雪子は振り向いて俺を見つめてくると、俺はニッと笑って見せた。雪子は今度はウォークインクローゼットのドアを見つけて、急いで引き戸を開けると、俺の服よりも3倍ほど多い雪子の洋服が掛けられてあった。冬のコート、スプリングコート、ワンピースがズラリと並んでいる。帽子やスカーフなども、クローゼットの上の棚に置いてある。
「?!」
今度は洗面台へ。
先日来たときにはなかった、もう一つのピンクの歯ブラシとコップ。歯ブラシは、電動歯ブラシ。雪子が自宅で使っているものだ。
「!!?」
雪子は驚いて、今度は玄関に駆け出した。シューズラックには俺の靴ばかりだけど、広いシューズボックスの扉を開けると、ほとんど雪子のものばかりだ。ロングブーツは、右側の縦長のブーツ用のスペースにある。縦長のスペースって、ブーツ用だったんだな。
雪子は驚いて、ふらふらとリビングに戻ってくると、俺はそんな雪子の真後ろをついて行き、雪子の手を繋いで引き寄せた。雪子は俺の腕の中で俺を見上げると、その瞳は涙でウルウルと潤んでいた。
「ど、どういうこと?」
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