君につづく道〜禁断の13〜

びぅむ

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第7章 結婚と同棲

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「え?」

私は理さんの耳元に手を当てて、

「お父さんの弱点は、範子おばちゃんだから」

とヒソヒソ声で言うと、理さんはプッと吹き出して

「なるほど!!」

と笑って言うと、腕枕していない方の腕でガッツポーズをした。

私はそんな子供みたいな理さんのことが、やっぱり好きだ。こんな時に改めて実感しちゃう。

私は理さんの頬を両手で引き寄せて、軽くキスをした。すると、理さんは唇を重ねながら私の腰を引き寄せて体を密着させた。

「やばいなぁ。したくなっちゃったなぁ」

理さんは唇が離れると私の耳元でそう言って、私の頬に、そして首筋に口付けると、パジャマの裾に手を入れてきた。理さんの指がお腹から胸元へと移動してくると、

「私も、したい。最近会えてなかったから。寂しかったわ」

と言うと、理さんは私の顔を覗き込んできた。

「なんだ」

呟くように言って、少し笑っている。私はそんな理さんの顔を見つめた。

「え?なに?」

「おんなじ気持ちだったか。なんだよ。寂しいって思ってるの、俺だけかと思ってた」

理さんはそう言って嬉しそうに微笑むと、その笑顔に私の胸がキュンと締め付けられてしまった。私は自分からパジャマの上を脱ぎ捨てて、理さんの上に跨った。理さんはそんな私の裸を見つめて左の胸をそっと掴むと、ニヤリと笑っている。
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