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第3章 いびつなトライアングル
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昨夜雪子を抱いた時、あいつは全然冷静じゃなかった。
別人のようだった。
声を上げて俺を求めて、息を乱してしがみついてきた。やっと雪子を抱けることが、素直に嬉しかった。やっと雪子の中に入ることができる。
どうやって動いたらいい?
どうやって感じさせればいい?
どうしたら、一緒にイケる?
そんなことがずっと頭の中でリピートして、止まらなかった。そして、一度その中に入ったら、動かずにはいられなくて…。雪子の中にずっと入っていたくなる。
可愛くてたまらなかった。
名前を呼ぶたびに、締め付けて俺を離さない。俺は何度も頂点に昇り詰めて、一度治まっても、何度も何度もその中にいて突きたくなる。
こんな快楽は二十代、いや、十代でも味わったことがない。もちろん、彼女がいたこともあるし、セフレもいた。だけど、ここまでの快楽まではなかった。
俺の方がこんなに余裕がなくなって、終始焦ってしまうなんて…。
以前は、梶原萌梨のことが少し気になっていた。でも、そういう邪な目で見たことはない。彼女の壮絶な黒歴史を思うと、それこそ自分も梶原守留と同類に感じてしまうから。だけど、あの時は傷ついた萌梨を救いたかった。俺が何としてでも、助けてやりたかった。萌梨は笑顔を奪われて、苦しみばかり与えられて、熱を出して倒れるまで、必死に感情を押さえ込んでた。でも、幸い萌梨は1人じゃない。祐も滋も、いる。雪子も、一緒だ。みんなが同じ思いで、萌梨と美夜を守っていた。
昨夜雪子を抱いた時、あいつは全然冷静じゃなかった。
別人のようだった。
声を上げて俺を求めて、息を乱してしがみついてきた。やっと雪子を抱けることが、素直に嬉しかった。やっと雪子の中に入ることができる。
どうやって動いたらいい?
どうやって感じさせればいい?
どうしたら、一緒にイケる?
そんなことがずっと頭の中でリピートして、止まらなかった。そして、一度その中に入ったら、動かずにはいられなくて…。雪子の中にずっと入っていたくなる。
可愛くてたまらなかった。
名前を呼ぶたびに、締め付けて俺を離さない。俺は何度も頂点に昇り詰めて、一度治まっても、何度も何度もその中にいて突きたくなる。
こんな快楽は二十代、いや、十代でも味わったことがない。もちろん、彼女がいたこともあるし、セフレもいた。だけど、ここまでの快楽まではなかった。
俺の方がこんなに余裕がなくなって、終始焦ってしまうなんて…。
以前は、梶原萌梨のことが少し気になっていた。でも、そういう邪な目で見たことはない。彼女の壮絶な黒歴史を思うと、それこそ自分も梶原守留と同類に感じてしまうから。だけど、あの時は傷ついた萌梨を救いたかった。俺が何としてでも、助けてやりたかった。萌梨は笑顔を奪われて、苦しみばかり与えられて、熱を出して倒れるまで、必死に感情を押さえ込んでた。でも、幸い萌梨は1人じゃない。祐も滋も、いる。雪子も、一緒だ。みんなが同じ思いで、萌梨と美夜を守っていた。
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