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第37部 優しく叱って抱きしめて
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「ここでレンタカーを乗り捨ててからの足取りが、プッツリ切れてますね。監視カメラにも映ってないし」
「だな。…大体なんで名古屋なんだろ。足をつきたくないから?出身地でもないし。芦田はどこにいくつもりなんだ?」
俺はため息をついて、タバコをくわえて火をつけた。
「顔も分かってるんだ。まだまだ探せる。もう奴は3人殺して、最後の1人は助かったけど、もう危険かもしれない。これ以上被害を出すわけにはいかない」
「そうっすね!
松林は缶コーヒーをクイッと飲み干して、ドリンクホルダーに空き缶を置いた。
「行きますか!」
「そうだな」
俺はタバコの煙を吐き出して、携帯灰皿に吸い殻を入れると、ポケットにしまって助手席に回り乗り込んだ。
日が暮れてきた頃、第三上野署から電話がかかって来た。
「名古屋に行ったのは、ある人に会いに行ったからだ。昔芦田の自宅で家政婦をしていた女性が、そこにいるんだ。おそらく、肉体関係があったんだろう。今回の事件のきっかけにもなる。彼女の情報をメールする。その辺近辺をあたれ。すぐに!」
「だな。…大体なんで名古屋なんだろ。足をつきたくないから?出身地でもないし。芦田はどこにいくつもりなんだ?」
俺はため息をついて、タバコをくわえて火をつけた。
「顔も分かってるんだ。まだまだ探せる。もう奴は3人殺して、最後の1人は助かったけど、もう危険かもしれない。これ以上被害を出すわけにはいかない」
「そうっすね!
松林は缶コーヒーをクイッと飲み干して、ドリンクホルダーに空き缶を置いた。
「行きますか!」
「そうだな」
俺はタバコの煙を吐き出して、携帯灰皿に吸い殻を入れると、ポケットにしまって助手席に回り乗り込んだ。
日が暮れてきた頃、第三上野署から電話がかかって来た。
「名古屋に行ったのは、ある人に会いに行ったからだ。昔芦田の自宅で家政婦をしていた女性が、そこにいるんだ。おそらく、肉体関係があったんだろう。今回の事件のきっかけにもなる。彼女の情報をメールする。その辺近辺をあたれ。すぐに!」
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