続・君につづく道

びぅむ

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第37部 優しく叱って抱きしめて

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でも、確かに今日は具合があまり良くない。ここは、ちょっと大人しくしとこうかな。

「ごめん、ちょっとだけ、休ませて」

私はそう言って、デスクに置いてあるペットボトルでミネラルウォーターを飲んだ。そこに、引き出しに入れていた私のスマホがブルブルと振動があって、引き出しを開けてスマホを取り出した。美夜からだ。

『就職が決まりました。でね、フラワーコーディネーターの資格も取れて、ダブルお祝いをしてくれるって滋に言われて、昨日外に食事に行ったら、プロポーズしてくれたの!』

LINEで、美夜からそう報告してきた。私は嬉しくて微笑むと、

『おめでとう!3つ目のお祝いだね。プロポーズ、返事は?』

と返信した。すると、今スマホを見ているのだろう。すぐに既読になった。私も仕事中だけど、嬉しくてすぐに返信したくなった。

『その場でオッケーした。考えるなんて、ない。即答だよ。ただね。やっぱり、まだエッチしてないの。夕べもいい感じだったのに…、どうしても最後までしてくれなくて…。どうしてかな。私が原因なのかな』
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