続・君につづく道

びぅむ

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第37部 優しく叱って抱きしめて

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腰が前後に動いて、どんどん深くへと入ってくると、思わず声が漏れてしまう。

「ゆっくり、するからな。痛かったら言えよ」

「うん。やだ。優しい」

「何が、や、なんだよ」

「大好き」

「俺の名前が『大好き』みたいになってきたな」

「ふふっ」

私たちは笑い合いながら、同時に腰を動かしていって、理は私の背中から腰へ、そしてお尻の辺りを両手で掴むように抱きしめて支えてくれた。理は前ほど強く突いたりはせず、優しく、そして早く腰を動かしていくと、やっぱり気持ち良くて、理の唇を塞いだ。理は応えてくれるように舌を入れてきて、激しくキスをくり返す。

「やば…。気持ちいいっ」

「わたし…もっ…!」

「ゆきっ……」

「や、…いく……っっ」

腰の動きが早くて、漏れる声も早くなる。もう絶頂を迎えそうで、何も考えられなくなってきた。すると、理はまた私を押し倒して、体の上には乗らないように気をつけながら、私の両手をきつく握りしめてくれた。

「俺も…!!」

理が絶頂を迎えると、そのすぐ後に私もイッてしまった。
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