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第35部 サプライズを計画しよう
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「結婚!妊娠?!」
上司に時間を頂き、応接室で私は結婚したことと、現在妊娠が4か月目ということを報告した。
「そうか。おめでとうございます。あの歓迎会の時の彼?年上だって言う刑事の…」
私の所属している部署の責任者、井川課長は50代半ばの穏やかな雰囲気のおじさんだ。
「あ、はい。そうなんです。体調は…安定期はまだですけど、だいぶ落ち着いてきて早めに安定期に入りそうなので、後はギリギリまで働ければと思っています。あまりギリギリだとみなさんにご迷惑をおかけすると思うので、その辺はまたシュ…主人と話し合って決めたいと思いますが、その時は産休を頂ければと」
主人って言っちゃった。
自分で言って、一人で照れて肩をすぼめた。
「そうだね。体調がよくないようなら、時短出勤もできるし、相談してください。無理だけはしないように」
「はい。ありがたいです。ありがとうございます。あ、名前は旧姓のままでいいですか?」
「え?みんなに報告は?」
「私、みんなに冷やかされるの苦手なので、今のままで。聞かれたら正直に答えますが、あえて公表は控えさせてください」
理に言ったらキレるだろうけど。
『なんでみんなにいわねぇんだ!言い寄ってくるだろうが!』
「結婚!妊娠?!」
上司に時間を頂き、応接室で私は結婚したことと、現在妊娠が4か月目ということを報告した。
「そうか。おめでとうございます。あの歓迎会の時の彼?年上だって言う刑事の…」
私の所属している部署の責任者、井川課長は50代半ばの穏やかな雰囲気のおじさんだ。
「あ、はい。そうなんです。体調は…安定期はまだですけど、だいぶ落ち着いてきて早めに安定期に入りそうなので、後はギリギリまで働ければと思っています。あまりギリギリだとみなさんにご迷惑をおかけすると思うので、その辺はまたシュ…主人と話し合って決めたいと思いますが、その時は産休を頂ければと」
主人って言っちゃった。
自分で言って、一人で照れて肩をすぼめた。
「そうだね。体調がよくないようなら、時短出勤もできるし、相談してください。無理だけはしないように」
「はい。ありがたいです。ありがとうございます。あ、名前は旧姓のままでいいですか?」
「え?みんなに報告は?」
「私、みんなに冷やかされるの苦手なので、今のままで。聞かれたら正直に答えますが、あえて公表は控えさせてください」
理に言ったらキレるだろうけど。
『なんでみんなにいわねぇんだ!言い寄ってくるだろうが!』
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