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第34部 理でもわかるエッチ講座
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雪子はそんな俺の隣に座って、同じように正座をすると、真波さんと次郎さんはまた驚いて、今度は雪子を見た。俺も驚いて、そんな雪子の横顔を見つめると、雪子は俺の手をギュッと繋いで、
「私、この先もずっと、彼以外考えられない。結婚できるなんて思わなかった。だけど、彼は全部受け止めてくれたの。こんな人、ほか探してもどこにも居ないわ。私、幸せになる。今もものすごく幸せよ。だから、私たちのこと」
と必死に説得する様に言うと、真波さんは涙ぐんで微笑んでいた。
「馬鹿ね。反対なんかするわけないでしょう?もう籍も入れたなら、なんの問題もないわ。そうでしょ?次郎」
茫然と立ち尽くす次郎さんに真波さんが問いかけると、次郎さんの唇はワナワナと震えているが、ソファにドカッと腰を下ろして、
「一緒に住んで何年経ってると思ってるんだ!遅い!遅すぎるんだ、貴様は!」
と吐き捨てるように言うと、俺は驚いて顔を上げた。
「お前たちが一緒に暮らすことになってから、いつかこんな日がくることは予想してたさ。遅いから、頭に来たんだ!!しかも、妊娠って…なんできちんと計画しない?!」
「私、この先もずっと、彼以外考えられない。結婚できるなんて思わなかった。だけど、彼は全部受け止めてくれたの。こんな人、ほか探してもどこにも居ないわ。私、幸せになる。今もものすごく幸せよ。だから、私たちのこと」
と必死に説得する様に言うと、真波さんは涙ぐんで微笑んでいた。
「馬鹿ね。反対なんかするわけないでしょう?もう籍も入れたなら、なんの問題もないわ。そうでしょ?次郎」
茫然と立ち尽くす次郎さんに真波さんが問いかけると、次郎さんの唇はワナワナと震えているが、ソファにドカッと腰を下ろして、
「一緒に住んで何年経ってると思ってるんだ!遅い!遅すぎるんだ、貴様は!」
と吐き捨てるように言うと、俺は驚いて顔を上げた。
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