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第33部 初夜
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俺は雪子の肩を掴んで起き上がらせると、
「俺の上に乗ってみ」
と言って今度は俺が仰向けになって、雪子は俺の股の上に跨った。長い髪を耳にかけて、雪子は少し腰を浮かせて、
「このまま、入れるの?」
と聞いてくる。その聞き方が妙に艶かしい。俺は雪子の胸を弄りながら、雪子の中に入るのを待つ。雪子はゆっくりと、自分から俺のモノを上から押し込むようにして入れていく。
「うわ…っ」
自分から入れるのとはまた違う、快感。
「んっ…」
と雪子も声を漏らす。自分から腰を前後に動かしては、時々上下にも揺らすように動いていく。
「な、なんか、怖い…。理っ」
「怖い?じゃ」
俺は胸から手を離して、雪子の両手を繋いだ。
「捕まってて」
「ああっ。理。大好き」
俺も腰を動かすと、雪子はそれに合わせて一緒に腰を動かしていく。その度に、握っている手に力が入る。
「あぁ、気持ちいい…っ。最高っ」
「うん。私もっっ」
駄目だ。俺も声が出そう。
その時。
また電話が鳴った。俺と雪子は顔を見合わせると、
「もう無視」
と俺が言うと、雪子は腰を動かしながら、
「でも…今度こそ本当に大事な連絡かもよ。こんな時間にかけてくるんだもの」
「俺の上に乗ってみ」
と言って今度は俺が仰向けになって、雪子は俺の股の上に跨った。長い髪を耳にかけて、雪子は少し腰を浮かせて、
「このまま、入れるの?」
と聞いてくる。その聞き方が妙に艶かしい。俺は雪子の胸を弄りながら、雪子の中に入るのを待つ。雪子はゆっくりと、自分から俺のモノを上から押し込むようにして入れていく。
「うわ…っ」
自分から入れるのとはまた違う、快感。
「んっ…」
と雪子も声を漏らす。自分から腰を前後に動かしては、時々上下にも揺らすように動いていく。
「な、なんか、怖い…。理っ」
「怖い?じゃ」
俺は胸から手を離して、雪子の両手を繋いだ。
「捕まってて」
「ああっ。理。大好き」
俺も腰を動かすと、雪子はそれに合わせて一緒に腰を動かしていく。その度に、握っている手に力が入る。
「あぁ、気持ちいい…っ。最高っ」
「うん。私もっっ」
駄目だ。俺も声が出そう。
その時。
また電話が鳴った。俺と雪子は顔を見合わせると、
「もう無視」
と俺が言うと、雪子は腰を動かしながら、
「でも…今度こそ本当に大事な連絡かもよ。こんな時間にかけてくるんだもの」
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