続・君につづく道

びぅむ

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第30部 キケンな歓迎会

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最近理はまた事件に追われて、ろくに寝てもないし、夜は遅い。だから朝も私が先に出てくるから、ろくに話をしていない。

でも、夜寝てる時に理が帰ってくると、気がつくと裸で私を抱きしめている。そのままエッチしたり、途中で眠ってしまったり。事件で疲れている時は、理はいつもこんな感じだ。事件が解決するまでは、余裕がなくなる。

いつもなら何回もエッチする人が、あまりしなくなると、なんだか妙に心配する。でも、もしかしたらこのまま徐々に減っていくものなのかも、と思うこともある。

でも、何を追求しているのか分からないけど、私たちにマンネリ化はない。いつも刺激的で、恥ずかしい言葉を言わせたりもする。ソファでするのも、好きなのかな。飽きさせることがないようにしてるのか、そうじゃないのかは、わからないけど…。

今夜は歓迎会です、とLINEを送ったら、OK!という文字のあるスタンプが帰ってきた。そしてその後にひとこと。

『ボトルはだめだぞ。ボトルは!』

そうして、18時半から歓迎会が開かれた。上野の駅前の居酒屋は週末ということもあって、混み合っていて賑やかだ。個室ではないけれど、宴会用の大部屋の半分がうちの会社のチームの飲み会。
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