476 / 652
第29部 優しいうたがきこえる
1
しおりを挟む
リビングのテーブルには、空になった赤ワインのボトル。
ひとかけら残っているカマンベール。
一口分だけ残っているウィンナー。
二人分のグラスも、赤い縁が残っている。
ソファーには私が着ていたパジャマが脱ぎ捨てられて、床にはショーツ。
映画でよく見るワンシーンみたいなこんな朝の景色。
コテージの二階の洋室で、私と理は裸で抱き合って眠っていた。グレイの色のシーツが、ふわりと軽く掛かっているだけ。
理、本当に40手前なの?
って思うくらい、体力有り過ぎて、びっくり。こんなに何度もして、身体中あちこち痛い。キスマークがまた増えたから、プールなんて行けないわ。
昨夜の話は、すごく嬉しかったんだ。
本気で誰も愛したことがなかった理が、私を愛してくれたこと。
私を選んで、愛してくれたこと。
私にとっても、理が唯一愛した人だわ。
だから、すごく感動して、凄く嬉しかったの。今までのどの告白より、最高。
そして、濃い夜だった…。
こんなに幸せで、怖いくらい。
でも、これだけは言える。この先もずっと、理しか愛せない。
これからも、ずっと…。
ひとかけら残っているカマンベール。
一口分だけ残っているウィンナー。
二人分のグラスも、赤い縁が残っている。
ソファーには私が着ていたパジャマが脱ぎ捨てられて、床にはショーツ。
映画でよく見るワンシーンみたいなこんな朝の景色。
コテージの二階の洋室で、私と理は裸で抱き合って眠っていた。グレイの色のシーツが、ふわりと軽く掛かっているだけ。
理、本当に40手前なの?
って思うくらい、体力有り過ぎて、びっくり。こんなに何度もして、身体中あちこち痛い。キスマークがまた増えたから、プールなんて行けないわ。
昨夜の話は、すごく嬉しかったんだ。
本気で誰も愛したことがなかった理が、私を愛してくれたこと。
私を選んで、愛してくれたこと。
私にとっても、理が唯一愛した人だわ。
だから、すごく感動して、凄く嬉しかったの。今までのどの告白より、最高。
そして、濃い夜だった…。
こんなに幸せで、怖いくらい。
でも、これだけは言える。この先もずっと、理しか愛せない。
これからも、ずっと…。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
7
1 / 3
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる