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第26部 スパは癒し処です
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そこに、南崎さんがやってくると、私をみてニッコリと微笑んだ。私はドキッとして南崎さんを見つめると、
「あのとき、私の話を聞いてたから、相席誘ったんでしょ?坂井のこと話してたもんね」
と南崎さんが話しかけてきた。
「はい。すみません」
「いいのよ。楽しかったから。でも、あなたと一度話してみたかったの。嬉しいわ」
南崎さんが言うと、私は俯いて微笑んだ。
「坂井と付き合って、どう?楽しいの?」
南崎さんがストレートに訊ねると、私は頷いた。
「楽しいですよ。毎日新鮮です。これからも、まだまだ新しい彼を発見できそうで楽しみなんですよ」
私がはっきりと言うと、南崎さんは驚いていたけれど、不意に微笑んで私の肩を軽く叩いた。
「そうなんだ。あいつ、あなたと付き合ってから、デレデレよ。榊原さんの奥さんから、あなたの写メゲットして、何処にいてもあなたの画像見て、一人でニヤニヤなの。あんな坂井の顔、全然知らない」
「南崎さん…」
「またよかったらランチでもしましょう。あ、芳沢さんともたまに飲むのよ。今度3人で飲まない?」
南崎さんが笑いながら言うと、私はなんだか嫌な予感しかしない。苦笑いになって、
「そ、そうですね…。ほどほどに、なら」
と答えると、南崎さんも頷いて笑っていた。
「あのとき、私の話を聞いてたから、相席誘ったんでしょ?坂井のこと話してたもんね」
と南崎さんが話しかけてきた。
「はい。すみません」
「いいのよ。楽しかったから。でも、あなたと一度話してみたかったの。嬉しいわ」
南崎さんが言うと、私は俯いて微笑んだ。
「坂井と付き合って、どう?楽しいの?」
南崎さんがストレートに訊ねると、私は頷いた。
「楽しいですよ。毎日新鮮です。これからも、まだまだ新しい彼を発見できそうで楽しみなんですよ」
私がはっきりと言うと、南崎さんは驚いていたけれど、不意に微笑んで私の肩を軽く叩いた。
「そうなんだ。あいつ、あなたと付き合ってから、デレデレよ。榊原さんの奥さんから、あなたの写メゲットして、何処にいてもあなたの画像見て、一人でニヤニヤなの。あんな坂井の顔、全然知らない」
「南崎さん…」
「またよかったらランチでもしましょう。あ、芳沢さんともたまに飲むのよ。今度3人で飲まない?」
南崎さんが笑いながら言うと、私はなんだか嫌な予感しかしない。苦笑いになって、
「そ、そうですね…。ほどほどに、なら」
と答えると、南崎さんも頷いて笑っていた。
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