400 / 652
第25部 理の反撃
1
しおりを挟む
やっと眠りについたのは、外が明るくなってきた早朝4時頃。
俺は雪子の少し乱れた前髪を撫でて、眠る雪子の頬を撫でて寝顔を見つめていた。
ちょっと久々に頑張りすぎた。この歳になって、無茶苦茶に腰を動かして、少し筋肉痛かも。
それでも、まだまだ足りない。まだ、雪子の中に入っていたかったくらいだ。
色々と波乱続きの今年の夏。
雪子とまた別れることになるかと思った…。だけど、雪子は俺のことを信頼してくれた。俺は雪子の愛情を信じることにして、そのことに賭けたんだ。滋が危うくライバルになるのかとヒヤリとしたもんだが、滋は雪子とはなんでもないと言い切ってくれた。これも、俺を信頼してくれている証拠だ。素直に、うれしいと思う。
平田のこともあったけど、なんとか俺のことは諦めてくれることになって、なんだかんだで一ノ瀬とくっついた。
なんだったんだろうな。が、それは後で一ノ瀬から詳しい話を聞いた。
雪子と滋が来たあの日。
2人は別々に帰っていったけど、雪子が平田と一ノ瀬と鉢合わせした時、雪子がキッパリと平田に「俺のことは諦めろ」というような事を言ったらしい。上半身裸の俺と平田が抱き合う姿を見て、疑って泣いてたというのに。
俺が「信じろ」と言ったあの言葉で、雪子の中でも何かが変わったのか、どうやら自信がついたらしい。それでいいんだ。
俺は雪子の少し乱れた前髪を撫でて、眠る雪子の頬を撫でて寝顔を見つめていた。
ちょっと久々に頑張りすぎた。この歳になって、無茶苦茶に腰を動かして、少し筋肉痛かも。
それでも、まだまだ足りない。まだ、雪子の中に入っていたかったくらいだ。
色々と波乱続きの今年の夏。
雪子とまた別れることになるかと思った…。だけど、雪子は俺のことを信頼してくれた。俺は雪子の愛情を信じることにして、そのことに賭けたんだ。滋が危うくライバルになるのかとヒヤリとしたもんだが、滋は雪子とはなんでもないと言い切ってくれた。これも、俺を信頼してくれている証拠だ。素直に、うれしいと思う。
平田のこともあったけど、なんとか俺のことは諦めてくれることになって、なんだかんだで一ノ瀬とくっついた。
なんだったんだろうな。が、それは後で一ノ瀬から詳しい話を聞いた。
雪子と滋が来たあの日。
2人は別々に帰っていったけど、雪子が平田と一ノ瀬と鉢合わせした時、雪子がキッパリと平田に「俺のことは諦めろ」というような事を言ったらしい。上半身裸の俺と平田が抱き合う姿を見て、疑って泣いてたというのに。
俺が「信じろ」と言ったあの言葉で、雪子の中でも何かが変わったのか、どうやら自信がついたらしい。それでいいんだ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
7
1 / 3
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる