続・君につづく道

第21部 嵐の前の温泉旅行 後編

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俺まで興奮して、耐えきれずに声が漏れる。ここがラブホならマットとかあるのに、ここにはないから、正常位とかは膝が痛いかな。と、いろんなことを考えて、騎乗位で雪子の中ですでに、イク寸前。

そんなことを考えながら、次の瞬間にはもうなにも考えられなかった。

俺は雪子のバレッタを外すと、長い髪が濡れてサラリと揺れて、腰を振るたびに夜景に妖艶な姿が溶け込んでいる。甘い喘ぎ声が俺の耳元で鳴いて、温泉の水音と混ざって、なぜかそれもまた興奮する。

もう、我慢なんて出来ない。

今夜の雪子は、いつにも増して妖艶で、綺麗すぎて、いつまでも見ていたかった。このままずっと朝までここで、一つに繋がっていたいくらいに。

二人で一緒に絶頂まで昇り詰めた後は、まだ雪子は俺を離してくれなくて、一つに繋がったまま湯船に入り、温泉に浸かりながらも俺たちは腰が自然に動いていた。

前からも、後ろからも、横からも、いろんな位置から雪子を攻めて、何度も何度も抱き合っていた。

1時間なんて足りない。

どうせなら丸一日、貸し切りにしてほしいくらいだよ。←ケダモノ。

そうして、裸の雪子の肩を抱きしめながら、俺たちは何も着ないで、布団の上で眠りについた。さすがに少し、肩が冷えるか。