続・君につづく道

びぅむ

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第21部 嵐の前の温泉旅行 後編

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俺はそう言って、今度は俺から雪子の唇を塞いで舌で雪子の口の中をすべて舐め回した。

「理っっっ」

腰が前後にも動いて、俺の指をさらに誘導する様に押しつけてくる。そうして、俺は雪子に絶頂を迎えさせると、今度は俺の番だ。俺は湯船の縁に座り雪子を上に乗せて、ゆっくりと雪子の腰を掴んでイッたばかりの雪子の中に入っていった。それだけでもたまらなく気持ちいい。

「動いてみて、雪子」

「で、でも…」

「大丈夫。少しだけでいいから。雪子がどんな感じで気持ち良くなるのか、見たいから」

優しい口調で言ってみた(泣かれちゃうから)。すると、雪子は俺の肩にしがみ付きながら、自分で腰を前後左右にゆっくり回して動いていった。

「理、気持ちいい?」

「うん。凄く」

「どんなのが、いいの?」

お、今度は雪子が聞いてきた。いいね。そういう積極的なとこ、俺は好きだ。

「じゃ、腰をさ、前に、下から掬うみたいに動かして」

「えっ…難し…こう?」

「うぉっ」

難しいとか言いながら、滑らかに腰が前後に動いて、思わず気持ち良すぎて声が出た。

「俺も、いきたくなった。スっごくイキたい。いい?」

「え。うん。いいよ」

俺は雪子のお尻を両手で支えるようにして掴んで、そのまま腰を前後に素早く動かしていった。
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