336 / 652
第21部 嵐の前の温泉旅行 後編
9
しおりを挟む
俺が言うと、また雪子は顔を真っ赤に染めて、
「なんか、やらしい」
と言って腰が引いている。
「今更何言ってんだか…」
日本酒、結構酔ったのか?何本飲んだっけ?いや、そういえば榊原さんもなんだかんだ注いでたな。もしかして、結構飲んだから、意外と酔ってんのか…。
榊原さん…、あいつ…わざとだな。
「や、やだ。私、後で」
「は?!何言ってんの」
「は、恥ずかしいっ。こんな明るくて広いお風呂…一緒なんて。やっぱ、無理」
何故か隅っこの扇風機にしがみついている。
俺はチッと舌打ちして真っ裸のまま雪子に歩み寄ると、雪子の肩を引き寄せて、帯の先端をつまみ、一気に腕を引いて解かせた。
「お、犯されるぅぅ!」
「なにおぉ?!」
「だって、理、マッパ!今、マッパ!!なんで?!ばか!」
何に動揺しているのか、もはや分からない。帯が解けて浴衣の前がはだけていくと、俺は浴衣を一気に脱がして腰を引き寄せて唇を重ねた。
「んんっ」
なんか、ほんとに犯してるみたいな気になってきた。
「お、理、まっ…」
まだ何か言おうとしてるので、さらに唇を塞いで舌で蓋をした。
「まったく。なんで急に照れるかな」
「ほんとに、だって、明るくて広くて…誰かに見られてたら、と思うと、もう……」
「なんか、やらしい」
と言って腰が引いている。
「今更何言ってんだか…」
日本酒、結構酔ったのか?何本飲んだっけ?いや、そういえば榊原さんもなんだかんだ注いでたな。もしかして、結構飲んだから、意外と酔ってんのか…。
榊原さん…、あいつ…わざとだな。
「や、やだ。私、後で」
「は?!何言ってんの」
「は、恥ずかしいっ。こんな明るくて広いお風呂…一緒なんて。やっぱ、無理」
何故か隅っこの扇風機にしがみついている。
俺はチッと舌打ちして真っ裸のまま雪子に歩み寄ると、雪子の肩を引き寄せて、帯の先端をつまみ、一気に腕を引いて解かせた。
「お、犯されるぅぅ!」
「なにおぉ?!」
「だって、理、マッパ!今、マッパ!!なんで?!ばか!」
何に動揺しているのか、もはや分からない。帯が解けて浴衣の前がはだけていくと、俺は浴衣を一気に脱がして腰を引き寄せて唇を重ねた。
「んんっ」
なんか、ほんとに犯してるみたいな気になってきた。
「お、理、まっ…」
まだ何か言おうとしてるので、さらに唇を塞いで舌で蓋をした。
「まったく。なんで急に照れるかな」
「ほんとに、だって、明るくて広くて…誰かに見られてたら、と思うと、もう……」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
7
1 / 3
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる