続・君につづく道

びぅむ

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第21部 嵐の前の温泉旅行 後編

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俺が言うと、雪子は俺を見つめて少し照れたようにはにかむと、そろりと舌を出した。

「もっと」

俺が言うと、さらに舌を伸ばしてくる。俺はその舌を思い切り唇で挟んで口の中で舌を絡めた。雪子の体を抱きしめたまま、体を入れ替えて雪子を下にすると、唇を離さずに右手を雪子の下に伸ばして、さっき溢れた蜜を人差し指で掬い上げて、さらに浅いところを強く擦ってスピードを早めた。

「い、イくっ…!理っ…!」

と喘ぎながら、雪子は膝を曲げて、トロトロに溢れさせながら絶頂を迎えた。俺の右手首からかなりびっしょりだ。

「すんげぇ、濡れてる。この上なく興奮したな」

「はぁ…はぁ…も、やだ。恥ずかしいっ」

雪子は顔を横に向けると、俺はそんな雪子の顎をつまんで上に向かせて、再び唇を重ね合わせた。そして、雪子の両足の膝を持ち上げてその中に入っていくと、既にたっぷり湿っていて、あっという間に奥まで到達した。

あれ?今日は締め付けてこない?変わりに、ずっとトロトロだ。何回トロトロ、トロトロ言ってる?俺。

そう思いながらも、やっぱり楽しくなってくる。
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