235 / 652
第15部 合コン大作戦 前編
10
しおりを挟む
「当たり前だろ。雪子使ってこんな飲み会企画しやがって。でもな。今日は、お前を助けるつもりで来たんだぜ」
小声で坂井が言うと、邑田は眉根を寄せて坂井を睨んだ。
「は?助ける?」
「まぁ、後で分かるよ。一応メンツのために、俺と雪子は付き合ってない設定で宜しく。雪子には話してないから、びっくりするだろうけど」
「は?!話しておけよ。どうなると思ってんだよ」
「大丈夫。雪子、空気読める女だから。さあ。乞うご期待」
坂井はニッコリと微笑み、邑田の肩をぐっと抱いた。邑田は舌打ちして、
「まぁ、いいさ。酔わせて、俺の方が断然いいって思ってくれれば、坂井さんが目の前にいようと関係ない」
と笑みを浮かべて言うと、坂井はうんうんと頷いた。仕方なく、邑田と坂井たちは店の中に入っていった。
女性軍は先に入っていると言う。狭い通路をくねくねと進み、奥の個室に案内されると、女子軍と対面することとなった。
小声で坂井が言うと、邑田は眉根を寄せて坂井を睨んだ。
「は?助ける?」
「まぁ、後で分かるよ。一応メンツのために、俺と雪子は付き合ってない設定で宜しく。雪子には話してないから、びっくりするだろうけど」
「は?!話しておけよ。どうなると思ってんだよ」
「大丈夫。雪子、空気読める女だから。さあ。乞うご期待」
坂井はニッコリと微笑み、邑田の肩をぐっと抱いた。邑田は舌打ちして、
「まぁ、いいさ。酔わせて、俺の方が断然いいって思ってくれれば、坂井さんが目の前にいようと関係ない」
と笑みを浮かべて言うと、坂井はうんうんと頷いた。仕方なく、邑田と坂井たちは店の中に入っていった。
女性軍は先に入っていると言う。狭い通路をくねくねと進み、奥の個室に案内されると、女子軍と対面することとなった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
7
1 / 3
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる