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第13部 雪子vsセフレ
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雪子は俺にしがみついていたけれど、俺の声に反応して景色を眺めて目を丸くした。
「あ、雪が降ってる…。この中でお風呂って、素敵。お湯も熱くて気持ちいい」
雪子は俺から離れて、山と夜景を眺めながら、お湯をパシャパシャと弾いた。急に子供みたいになった。いや、まだ酒が残ってるのかもしれない。俺は肘をついてそんな雪子を見つめていると、雪子は振り向いて俺を見て、すーっとお湯の中で近寄ってきた。
「そういえば、雪子って3月生まれなのに雪ってつく名前って、やっぱりその日雪が降ったから?」
ふと思い立って言うと、雪子は微笑んだ。
「そうよ。その年は冬に全然雪が降らなかったんだって。暖冬だったみたい。それが、私が生まれた日だけもの凄い大雪になって、それで雪子って付けたって聞いた。だから、私、雪大好き」
「なるほど。そりゃ確かにすげぇな」
俺はそう言って微笑んで降り積もる雪を眺めた。
「ねぇ、ほんとに二回も、したの?」
雪子が首を傾げて言うと、俺は笑って雪子の頬を左手で覆った。
「お前のそこは、何か入ってきたような感覚、本当は残ってんじゃないのか?」
そう言って雪子の足の付け根を指でなぞると、雪子は肩を竦めながらも俺にしがみついた。
「あ、雪が降ってる…。この中でお風呂って、素敵。お湯も熱くて気持ちいい」
雪子は俺から離れて、山と夜景を眺めながら、お湯をパシャパシャと弾いた。急に子供みたいになった。いや、まだ酒が残ってるのかもしれない。俺は肘をついてそんな雪子を見つめていると、雪子は振り向いて俺を見て、すーっとお湯の中で近寄ってきた。
「そういえば、雪子って3月生まれなのに雪ってつく名前って、やっぱりその日雪が降ったから?」
ふと思い立って言うと、雪子は微笑んだ。
「そうよ。その年は冬に全然雪が降らなかったんだって。暖冬だったみたい。それが、私が生まれた日だけもの凄い大雪になって、それで雪子って付けたって聞いた。だから、私、雪大好き」
「なるほど。そりゃ確かにすげぇな」
俺はそう言って微笑んで降り積もる雪を眺めた。
「ねぇ、ほんとに二回も、したの?」
雪子が首を傾げて言うと、俺は笑って雪子の頬を左手で覆った。
「お前のそこは、何か入ってきたような感覚、本当は残ってんじゃないのか?」
そう言って雪子の足の付け根を指でなぞると、雪子は肩を竦めながらも俺にしがみついた。
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