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第13部 雪子vsセフレ
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「それは認めますが、少なくとも芳沢さんよりは私の方が彼のこと、よーく知ってるつもりですけど」
「そーゆーとこがムカつくっつってんの!喘ぎ声一つも出さずイッちゃうような男よ!ほんとに感じてんのかね?!」
なんの話をしてんだ!お前は!芳沢。余計なこと言うな。雪子に言うな!
俺はムッとしたまま日本酒をチビチビと飲んでいる。
「え?聞いたことないんですか?喘ぎますよ。結構声出ますよ。色っぽいです」
「は?!何言ってんの?ありえないだろ」
「いや、まじで」
雪子!お前も売り言葉に買い言葉してるなよ!
「結構甘い声ですよ」
雪子は自分で言って、ポッと頬を赤らめている。
照れるなら言うなー!!
俺が恥ずかしいだろが!
「んくくくっ」
立原も声を殺して笑っている。
「もしかして、目を開けて、してる?」
「はい。もちろん。トロンととろける眼差しで」
「あー!聞きたくなーい!!うざーい!!」
自分で聞いてきといて、そう叫んで耳を塞ぐ。雪子はチラッと俺の方を見ると、俺は不思議に思って雪子を見つめ返した。雪子は「しっ」と言って人差し指を立てている。
終わりにするつもりか?
雪子はニコッと微笑んで、また芳沢の方に向き直った。
「そーゆーとこがムカつくっつってんの!喘ぎ声一つも出さずイッちゃうような男よ!ほんとに感じてんのかね?!」
なんの話をしてんだ!お前は!芳沢。余計なこと言うな。雪子に言うな!
俺はムッとしたまま日本酒をチビチビと飲んでいる。
「え?聞いたことないんですか?喘ぎますよ。結構声出ますよ。色っぽいです」
「は?!何言ってんの?ありえないだろ」
「いや、まじで」
雪子!お前も売り言葉に買い言葉してるなよ!
「結構甘い声ですよ」
雪子は自分で言って、ポッと頬を赤らめている。
照れるなら言うなー!!
俺が恥ずかしいだろが!
「んくくくっ」
立原も声を殺して笑っている。
「もしかして、目を開けて、してる?」
「はい。もちろん。トロンととろける眼差しで」
「あー!聞きたくなーい!!うざーい!!」
自分で聞いてきといて、そう叫んで耳を塞ぐ。雪子はチラッと俺の方を見ると、俺は不思議に思って雪子を見つめ返した。雪子は「しっ」と言って人差し指を立てている。
終わりにするつもりか?
雪子はニコッと微笑んで、また芳沢の方に向き直った。
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