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第13部 雪子vsセフレ
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「いやさ、土曜だし、いきなり泊まれる宿がなくて、ここ、高いからやめようとも思ったんだけど、素泊まりならまだいけるかなーと思ってね。だから食事は、ここで鍋囲んでたんだ」
松林さんがカラカラ笑いながら言うと、私と理は何も答えずに日本酒を飲んでいた。理は眉間にシワを寄せて、
「お前ら、どんだけ飲んだんだ?」
と茫然として言うと、立原さんはワインをグラスで飲んでいて、
「んー。みんな飲むのが違うからな。俺は最初ビール。で次からはワイン、ボトルで。マツとハカマは、ビール飲んでから焼酎。ハイボールも飲んでたかな?芳沢は泡盛と焼酎。ボトルで。最初は割って飲んでたのに、気付いたらストレートで飲んでたんだ。あいつはワインはあまり飲み慣れてないみたいでさ」
と答えると、さすがの理も呆れて言葉も出ない。芳沢さんは私の腕を掴んでテーブルの端に来ると、無理やり肩を押して座らされた。
「痛い。なんですか、乱暴な」
「いつも冷静なのね。ユキコちゃん。さっきはどうも。よくも言ってくれたわよね。私が本気なら、正面から張り合ってもいいって?じゃあ、勝負しましょうよ」
「え?」
私は眉根を寄せて、芳沢さんを睨みつけた。
松林さんがカラカラ笑いながら言うと、私と理は何も答えずに日本酒を飲んでいた。理は眉間にシワを寄せて、
「お前ら、どんだけ飲んだんだ?」
と茫然として言うと、立原さんはワインをグラスで飲んでいて、
「んー。みんな飲むのが違うからな。俺は最初ビール。で次からはワイン、ボトルで。マツとハカマは、ビール飲んでから焼酎。ハイボールも飲んでたかな?芳沢は泡盛と焼酎。ボトルで。最初は割って飲んでたのに、気付いたらストレートで飲んでたんだ。あいつはワインはあまり飲み慣れてないみたいでさ」
と答えると、さすがの理も呆れて言葉も出ない。芳沢さんは私の腕を掴んでテーブルの端に来ると、無理やり肩を押して座らされた。
「痛い。なんですか、乱暴な」
「いつも冷静なのね。ユキコちゃん。さっきはどうも。よくも言ってくれたわよね。私が本気なら、正面から張り合ってもいいって?じゃあ、勝負しましょうよ」
「え?」
私は眉根を寄せて、芳沢さんを睨みつけた。
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