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第13部 雪子vsセフレ
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聞いてないけど。
聞いてませんけど!?
部屋で食事をした後、理が突然言葉を濁しながら、旅館の2階にある居酒屋に行くと言い出した。なんかおかしいとは思ったけど、まさか松林さん、袴田さん、立原さん、それに芳沢さんが飲んでいたなんて…。すでにみんなはここで早い時間から飲んでいたらしくて、かなり管を巻いている。
「おっそーい!!部屋でナニしてたんだ!」
「ここはラブホじゃないぞ」
「ワインありますかー?」
「泡盛くださーい」
周りにも飲んでいるお客さんはいるが、奥の座敷で4人が鍋を囲んで飲んで大騒ぎしている。
怖い。
この人たち、怖いんですけど。
「つい、言い忘れてたけど、男湯でマツたちに会ったから、ご飯食べたら一緒に飲もうって言ったんだ。芳沢も来てることはその時知らなかったんだ…」
と理が食事の時、思い出したように言った。
まぁ、楽しく静かに飲めるならいいけど、これは…地獄絵図ですが。私が立ち尽くしていると、理もさすがにドン引きしていて、
「へ、部屋戻るか」
と言うと、私は頷いて、
「うん。それがいいと思う」
と答えて2人でみんなに背中を向けた。
聞いてませんけど!?
部屋で食事をした後、理が突然言葉を濁しながら、旅館の2階にある居酒屋に行くと言い出した。なんかおかしいとは思ったけど、まさか松林さん、袴田さん、立原さん、それに芳沢さんが飲んでいたなんて…。すでにみんなはここで早い時間から飲んでいたらしくて、かなり管を巻いている。
「おっそーい!!部屋でナニしてたんだ!」
「ここはラブホじゃないぞ」
「ワインありますかー?」
「泡盛くださーい」
周りにも飲んでいるお客さんはいるが、奥の座敷で4人が鍋を囲んで飲んで大騒ぎしている。
怖い。
この人たち、怖いんですけど。
「つい、言い忘れてたけど、男湯でマツたちに会ったから、ご飯食べたら一緒に飲もうって言ったんだ。芳沢も来てることはその時知らなかったんだ…」
と理が食事の時、思い出したように言った。
まぁ、楽しく静かに飲めるならいいけど、これは…地獄絵図ですが。私が立ち尽くしていると、理もさすがにドン引きしていて、
「へ、部屋戻るか」
と言うと、私は頷いて、
「うん。それがいいと思う」
と答えて2人でみんなに背中を向けた。
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