続・君につづく道

第11部 旅行先では溜めときましょう

5

裸になった理は、私を下にしてまた押し倒して唇を重ねていくと、そのまま私の中に入ってきた。

「理…っ」

「はっ…し、シまる…っ。きつ…」

「理…。好き…！」

あまりに気持ち良くて、また腰が前後に揺れてしまう。理は眉をしかめて、

「うっ…や、ば…」

と吐き出すように言うと、私はクラクラしてきて、理をきつく抱きしめた。

「あまり、持たないかも…」

「いいよ。イッていいよ…」

私は理の耳の裏に舌を這わすと、理はビクリと腰を動かした。

「耳は…っ…！馬鹿…」

耳、気持ちいいんだよね？知ってる。

私はそう思うと、何だか嬉しくて笑ってしまう。

「うわ…っ。濡れた…っ」

「やだ。それ、言わないで…っ」

「だって、急にトロトロ…」

「やだ。もうっ…」

「俺、もう無理。一回イカせて」

そう言って、理は私の膝を掴んでさらに激しく腰を動かしてきた。それは小刻みで、激しくて、私はあまりの快感に気を失いそうになった。

「最高…！」

理も激しく私の中を突き上げながら、とうとう絶頂を迎えてしまった。私もそんな理に抱きついて息を乱して、汗ばんだ理は再び私の瞳を見つめてくると、舌を出した。私もその舌に舌を絡めていくと、それだけで何度も感じ合った。