117 / 652
第9部 イケメン刑事はエキストラ
5
しおりを挟む
私と千春さんは渡された名刺を見ると、彼の隣にいるもう1人の青年が、
「これ以上彼女に関わると、また坂井さんが暴れるぞ」
と小声で言うと、私と千春さんにもその言葉が聞こえて2人を見つめた。
「坂井さんと同じ所轄なんですか?部署とかも同じ?」
と千春さんが問いかけると、邑田大輝という彼はニッコリと笑って、
「あいつと同じなんて、虫唾が走る」
と答えた。笑顔と言葉が裏腹なんだけど。分かってやってるのかな、この人。
「昨日、仮眠室での、聞いちゃった」
邑田さんが微笑んで言うと、私は思わず頬を真っ赤に染めて、また正面を向いた。千春さんは後ろと私を交互に見ている。
「え?仮眠室?!仮眠室って警察署の?何かしたの?ナニしてたの?!!」
千春さんが物凄く食いついてきた。邑田さんは私の耳元に唇を寄せると、
「すげえ可愛い声だったから、まだ耳に残ってる」
と囁くと、私はさらに赤面してもう邑田さんの顔を見られない。
すると、気がつくと列は1番前に進んでいて、
「4人席ですが、相席でもよろしいですか?」
と店員が出てきて言うと、私は眉をしかめて、
「いやです」と私が、「もちろんです!」
と邑田さんと千春さんが、声を揃えた。
とりあえず混雑時なので、仕方なく相席に合意した。
「これ以上彼女に関わると、また坂井さんが暴れるぞ」
と小声で言うと、私と千春さんにもその言葉が聞こえて2人を見つめた。
「坂井さんと同じ所轄なんですか?部署とかも同じ?」
と千春さんが問いかけると、邑田大輝という彼はニッコリと笑って、
「あいつと同じなんて、虫唾が走る」
と答えた。笑顔と言葉が裏腹なんだけど。分かってやってるのかな、この人。
「昨日、仮眠室での、聞いちゃった」
邑田さんが微笑んで言うと、私は思わず頬を真っ赤に染めて、また正面を向いた。千春さんは後ろと私を交互に見ている。
「え?仮眠室?!仮眠室って警察署の?何かしたの?ナニしてたの?!!」
千春さんが物凄く食いついてきた。邑田さんは私の耳元に唇を寄せると、
「すげえ可愛い声だったから、まだ耳に残ってる」
と囁くと、私はさらに赤面してもう邑田さんの顔を見られない。
すると、気がつくと列は1番前に進んでいて、
「4人席ですが、相席でもよろしいですか?」
と店員が出てきて言うと、私は眉をしかめて、
「いやです」と私が、「もちろんです!」
と邑田さんと千春さんが、声を揃えた。
とりあえず混雑時なので、仕方なく相席に合意した。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
7
1 / 3
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる